更新日:2020-10-28 06:00
投稿日:2020-10-28 06:00
「さっき、お知らせがきてびっくりしちゃってさ……」
今日もそんなことをおっしゃりながら、ご来店なさるお客様がいらっしゃいます。猫店長「さぶ」率いる我がお店のような地域密着型のお花屋さんでは、季節の変わり目になると突然やってくる悲しい種類のお仕事で一日が始まる日があるのでございます。
「えーっ! あの方?! 亡くなっちゃったの?!」とか「えーっ! だってまだお若いですよねぇ?」とか「この前お会いしたばかりですけどー!」など……。
多い時は一日の中で何人もの方、あるいは人だけでなくペットまでもが亡くなったとのご報告を伺いながらお作りするお悔やみのお花で一日中忙しいのも、ちょうど今頃のような季節の変わり目なのでございます。特に今年はコロナ禍で、今まで経験したことがないことばかりの年。冠婚葬祭と言われるものの在り方が、すっかり様変わりしてしまいました。
人が密になる状況を作ってしまう可能性のあるものはことごとく見送られ、代わりに「リモート」が大きなキーワードになってしまいました。結婚式やお葬式は縮小かリモート、御法事に至っては縮小か中止……。
そんな中でもやはり親しかった人や生き物が「亡くなってしまった」と聞けば、こんなご時世でも、何か今の自分にしてあげられることはないのか? と模索するのが、人の優しさというものでございます。
お客様から最近よくご相談を受ける、現在のお葬式の在り方での「今の自分にできること」について、ご遺族を見守る立場である花屋のワタクシが思うことはなんなのか……。今週の「笑う花には福来たる」は、「リアルに勝るものはナシ! 枕花」の解説でございます。
ライフスタイル 新着一覧
あなたの周りには、小さなことですぐキレる「沸点が低い人」はいますか? 普通の人がなんとも思わない出来事も、彼らにとって...
【連載第60回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場!
「しっぽ...
ねこまき(ミューズワーク)
2023-11-10 17:19 ライフスタイル
ミュージシャンのASKA(65)がSNSで最近、意味深な投稿を続けている。10月24日にはX(旧ツイッター)を更新し、...
みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?
私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
ふと見上げたら、切り取られた街が隙間からのぞいていた。
これもチラリズムなのか。全体を見せられるよりも刺激され...
Koji Takano
2023-10-27 06:00 ライフスタイル
海外駐在ママというと、どこか華やかで羨ましいイメージがありますよね。でも、中には、現地でのママ友との面倒くさい関係に疲...
人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。
相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。
「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
Koji Takano
2023-10-23 06:00 ライフスタイル
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...