彼にとってタイプ圏外でも…距離を縮める“好み寄せ”のコツ

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2020-11-16 06:00
投稿日:2020-11-16 06:00
 気になる彼の好みのタイプが自分とかけ離れているという時、あなたならどうしますか? 男性にとって、見た目や性格のフィーリングは重要です。やはり好みからずれていたら、恋は上手くいかないものなのでしょうか。
 だからといって簡単には諦めたくない。そんな人のために「彼の好みを凌駕して彼氏をゲットした」女性たちに、そのコツを聞いてみました。

顔の好みは服と髪型で寄せられる

「2年前から付き合っている彼氏は、私が好きでがんばって落とした彼氏です。私は身長が149cmしかなくて、知り合う人すべてに小動物キャラ扱いをされますが、彼の好みのタイプは大人っぽい女性。当初は『かわいい系のあざとい女は無理』と言われて、とても凹みました。

 でも、結局男性の顔の好みなんてざっくり判定なんですよね。彼の好みに合わせて、じっくりと外見をリブランディングしました。今まで着ていた若見え服を封印して、モノトーンベースのシックな服を着るように。髪型も前髪アリのショートボブから、前髪を流したストレートヘアに伸ばしてみると、だいぶ印象も変わりました。結果、半年後に彼を落とすことに成功しました」(29歳・公務員)

「男性のいう外見の好みはざっくり判定」、そのとおりです。女性ほど細かい要素を見ていないので、雰囲気さえつかめば彼の好みのタイプに寄せることが可能です。「カワイイ系か、キレイ系か」と言ったざっくりした好みは、服や髪型、メイクで寄せちゃいましょう。

性格の好みは彼の趣味をトレースして学べ

「学生時代に落とした彼は、私のことが苦手だったそうです。誰とでも仲良くできておちゃらけている私と、物静かで落ち着いた彼。最初は全然仲良くなれなかったので、彼の趣味を周りから聞き出して、完璧にトレースしていきました。

 読んでいる漫画、聞く音楽、好きなお笑い芸人など……。とにかく彼と話す時に『それ、俺も好き』と言わせるべく頑張りました。すると、彼も話が合うと思ってくれたのか、徐々に心を開いてくれるように。彼の口からタイプを聞き出してからは、おかしくない範囲で彼のタイプに近い振る舞いを装いつつ、趣味の場にデートに行っていたら、付き合うことができました」(24歳・広告関係)

 内面の好みは、情報さえ分かれば寄せていくことが可能ですね。趣味からトレースするのは有効な方法です。共通言語が多いと会話も弾みますし、仲良くなるきっかけになります。

 あとは彼の口から好みを聞き出していきましょう。その代わり、寄せて付き合ったのなら、付き合ったあとも彼に寄せた振る舞いをしていかないと、すぐにケンカが起きる可能性もあります。やるなら完璧にやりましょう。

体型は努力で寄せると好感触

「今付き合っている彼は私と付き合う前、『ぽっちゃりしている女性のことが生理的に受け付けない』と言っていました。しかし、その時の私は身長160㎝、体重62kg。彼の歯牙にもかからないことは分かっていました。

 とにもかくにも、そこからはダイエットを決意。食事制限と運動で、10kg痩せることに成功しました。正直、痩せ始めてからは彼の私を見る目が変わったことに自覚があります。恋のためにダイエットって、本当に意味があるんだなと感動」(28歳・物流関係)

 外見の好みにスタイルのいい女性をあげる男性は多いですね。特に痩せ型にこだわる男性はハードルが高いため、努力が必要でしょう。しかし、逆の「健康的体型・ぽっちゃり体型」を望む男性は、そこまでハードルを高く設定してこない傾向です。

 身体を絞ることは自分にとってもメリットがあることですから、努力してみるのもいいかも。

寄せたなら…寄せきるべきよ、乙女たち

 外見、内面……。相手の好みさえ分かっていれば、あとから寄せても恋が実る可能性はありそうです。ただし、「自分に寄せてきた」ということを嫌がる男性もいるでしょう。こだわりの強い男性、人心掌握がうまい男性にはバレてしまうかもしれませんが、ぬるっと恋愛している多くの男性には効果的かも。

 しかし、一度好みに寄せてアピールしてしまったなら、男性もその時のあなたのことを好きになるでしょう。付き合ってから急に「本当の私を受け入れて」……というわけにはいきません。好みに寄せて落とすなら、落とした後も彼の前では彼の好みに寄せたあなたでいなくてはいけない……そこまでの覚悟があるなら、レッツ好み寄せ。

ミクニシオリ
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フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
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