満月と女性の関係とは?
女性には生理周期があり、その平均周期は「28日前後」と言われています。実は、月の満ち欠けにも周期があり、それは生理周期とほとんど同じ「29.5日」。そのため、古くから、月の満ち欠けは女性の体に密接な関係があると考えられてきました。また、「満月の夜には出産が多い」とも、よく言われますよね。
月と女性の体との関係については諸説あり、未だにはっきりと解明されてはいません。ただ、人の体の60%は水分でできていて、海の満ち引きは月の引力に関係していることから考えても、何らかの影響を受けていると考えるのが自然なのかもしれませんね。
満月が女性の「体」に与える3つの影響
続いては、満月が女性の体にどのような影響を与えるのかをチェックしてみましょう!
1. 体がむくみやすくなる
満月の日は、「膨らむ」や「蓄える」といった方向への影響が高まると言われています。また、月の引力により、体内の水分も上のほうに引き寄せられるとも言われていて、体がむくみがちになるようです。
2. 食べ過ぎてしまう
満月には、「吸収力が上がる」という説もありました。水分や栄養を溜め込みやすくなる影響で、人の体の細胞も活性化すると言われているようです。そのため、満月の夜には食欲が旺盛になったり、脂肪分や糖分を摂りたくなったりするかもしれません。
3. 眠りにつきにくい
満月の夜には、眠りにつきにくくなる人も多いと言われています。スイスにあるバーゼル大学の行った研究では、「満月の夜は脳が興奮状態になりやすく、眠りにつきにくくなる」という結果があるそうです。
また、人類はその昔、明るい満月の夜に狩猟や採集、農業の収穫などを夜通しして過ごしていたため、その歴史の名残という説もありました。
満月が女性の「恋愛」に与える2つの影響
続いては、満月が女性の恋愛や精神に与える影響をチェックしてみましょう
1. 情緒不安定になる
満月の夜には、エネルギーが高まると言われています。また、ポジティブな感情だけでなく、恐れや寂しさ、不安などのネガティブな感情も高まるのだそうです。そのため、満月の夜の恋愛には注意が必要かもしれません。
特に、男性にとって満月の夜は、身体的欲求が大きくなると言われています。寂しい気持ちから、知らない男性に求められるがまま……なんてことにならないように、注意してくださいね。
2. 性欲が高まる
満月には、性欲が高まるとも言われています。諸説ありますが、一説には満月の夜は「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニンの分泌が減って、甲状腺刺激ホルモンの分泌が増えるため、興奮しやすくなったり、性欲が高まったりするのだそうです。心当たりのある人はいるでしょうか?
新月や満月など「月の満ち欠け」に合ったおすすめの過ごし方
月が女性の体に与える影響を知るためには、満月も含めた月のリズムの特徴を掴んでおくと過ごしやすくなります。
月のリズムは大きく分けて4つ
月には、大きく分けて4つのリズムがあります。それは、「新月」「満ちていく期間」「満月」「欠けていく期間」です。特に、満月や新月など、月が完全に満ちたり欠けたりしたタイミングでは、「心身の緊張感や生命力が高まる」と言われています。
また、月が満ちたり欠けたりする途中の半月・上弦の月、下弦の月などの期間には「心身が緩んだり、生命力が弱まる」そうです。
満ちていく期間の過ごし方
新月から満月になるまでの「満ちていく期間」には、吸収力が高まります。取り込む力が強くなるので補給、摂取、休養などを意識した過ごし方がおすすめです。読書や勉強をしても良いですし、しっかり体を休める時間にするのも良いですね。
また、ビタミンやミネラルの吸収力が増すと言われているので、栄養バランスにも注目してみましょう。ただし、太りやすくむくみやすい傾向もある時期なので、食べ過ぎには注意してくださいね。
欠けていく期間の過ごし方
満月から新月に「欠けていく期間」には、解毒力が高まると言われています。取り込む力が弱くなるので、掃除、発汗、発散、解毒など「排出する行動」を意識して過ごすと良いでしょう。
大掃除をする期間にしたり、運動して汗をかいてデトックスするのもおすすめですよ。また、食べ過ぎても太りにくい時期なので、ダイエットにも向いているでしょう。
満月カレンダーをチェックして自然のリズムで過ごそう!
満月と女性の体には、科学的根拠はなくてもなんらかの影響があるということがわかりましたね。巷では、「満月カレンダー」といって、月の満ち欠けが記載されたカレンダーも人気です。ぜひ、月のリズムにも着目しながら、自然な過ごし方をしてみるのも良いですね。
ラブ 新着一覧