「妻を他の男に抱かせたい…」エリート商社マンの告白 #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-11-13 06:00
投稿日:2020-11-13 06:00
 ネトラレとは「自分の妻や恋人の女性を他人に抱かせる(奪われる)ことで興奮する」性癖を意味します。
 妻を自分以外の男性に抱かせることで、夫婦のセックスレスの解消を試みたエリート商社マンのMさん(43)は、妻U子さん(34)の許可を得て、出張ホストを呼ぶことにしました。
 シティホテルに現れた長身美形の出張ホストYさん(24)に抱かれる妻U子さんを見ながら、Mさんは激しく勃起してしまったのです。
官能作家の筆者が徹底インタビューした待望の第三話

一話目はコチラ
二話目はコチラ

愛撫を受ける妻の姿に…

妻が目の前で違う男と…(写真:iStock)
妻が目の前で違う男と… (写真:iStock)

――ついに、ホストYさんの手がU子さんのパンティにかかりました。その先をお話しください。

「キスと乳房への愛撫に、すっかりU子の肌は朱に染まって興奮しているのが十分にわかりました。そして、僕自身も嫉妬と欲情が入り乱れ、かつてないほどペニスが激しく勃起していました。

 妻は戸惑いながらも、パンティを脱がそうとする手に従うように、軽く尻を浮かせて――。ショーツを太ももまで引きおろされると、顔をのぞかせた陰毛が興奮のせいか逆立っているのが、ひどくエロティックでね。

 夫の前ですから、必死に声を押し殺しているのですが、「ああ、恥ずかしい……」と消え入りそうな声をあげていました。

――続けてください。

「Yくんはパンティを妻の足元から取り去ると、女体を愛でるように腰から太ももをいくども撫でまわしていました。

 耳もとで『U子さん、とても色っぽくて美しいですよ』『敏感な体ですね』などと称賛の言葉を告げながらね。その際、手のひらだけではなく、手の甲や指先も使いながら、緩急や強弱をつけて愛撫しているんです。

 ただし、肝心なにヴァギナには決して触れない。

 それが、見ている僕でももどかしいほどでしたから、愛撫を受けているU子は焦らしぬかれて、さらにもどかしかったのでしょうね。次第に腰の震えが激しくなり、触れてほしいと心の中で訴えているのが分かりました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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