ぽっこりお腹をなんとかしたい!おもな原因&解消方法4つ♡

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-12-06 06:00
投稿日:2020-12-06 06:00
 ある日突然、「あれ? 私のお腹ってこんなにぽっこりしてたっけ!?」って気づくことがありますよね。特に暴飲暴食をした訳でもないのに、どうしてお腹が出てしまうのでしょうか? この記事では、ぽっこりお腹の原因と解消方法をお届けします。

お腹がぽっこりするのはなぜ? おもな4つの原因はコレ!

 女性は自分の体が太く見える時、脂肪のせいだと思ってしまいがち。でも、実はそれだけではなく、ぽっこりお腹にはほかの原因が隠れている可能性もあるんです。まずは、見ていきましょう。

1. 骨盤の位置が歪んで脂肪がついている

 意外かもしれませんが「骨盤の位置の歪み」は、ぽっこりお腹の原因のひとつ。骨盤の位置が歪むことで、下腹部の変な位置に脂肪が付きやすくなってしまうのです。特に、一日中デスクワークの方や出産後の方は、骨盤の位置が歪みやすいため、注意が必要。

 まずは、ストレッチで骨盤の位置を正しい位置に戻しつつ、食事の見直しと運動をするのが大切でしょう。

2. 体幹の筋肉が落ちて内臓が下がっている

 体幹部の筋肉不足も、ぽっこりお腹に繋がります。たとえば、朝はウエストがすっきりしているのに夜になるとぽっこりして見える場合は、重力で内臓が下がっている可能性があるかもしれません。

 この場合は体幹部の筋力低下が原因なので、日常の姿勢に気をつけつつ、お腹と背中の筋トレを取り入れるようにしましょう。

3. むくんで水分が溜まっている

 夜になると体がひとまわり大きくなる、お腹周りが一層プニッとするように感じる場合は、むくんで水分が溜まっていることが考えられます。

 脚の筋肉は体の中のめぐりを良くするためのポンプのような役割を担っているため、運動によって収縮させることで体の中の代謝が良くなります。有酸素運動などを行い、脚の筋肉をしっかり使うことを意識しましょう。

4. 一時的に便秘になっている

 普段は気にならないのに一時的にぽっこりお腹になっている場合は、便秘になっていたり、ガスがお腹に溜まっていたりするのが原因かもしれません。

 このようなケースでは、原因がきちんと改善されることでぽっこりお腹は解消されるでしょう。あまりにも繰り返すようであれば、食事内容を見直してみるのがおすすめ。食物繊維や、乳酸菌を積極的に摂り入れるのが大切です。

原因別に対応しよう! 試したい解消方法4つ

 ぽっこりお腹は、原因別に対応することが重要! 基本的にはどれも生活習慣に直結しているため、見直すことで改善が見込めるはずです♡

1. 骨盤の位置を矯正するストレッチをしよう!

 まずは、骨盤の位置を矯正するところからはじめましょう。おすすめなのは「コブラのポーズ」です。

【コブラのポーズのやり方】
1. うつ伏せに寝て、足を軽く開いた状態にします
2. 胸の横の位置で、両手を床につけます
3. そのまま上半身を起こし、お腹を伸ばします
4. さらに天井を見ながら、胸や首を伸ばします

 コブラのポーズには、骨盤を後傾させる効果があります。日常生活の中で知らず知らずのうちに歪んでしまった位置を、元に戻すことができますよ。

2. 筋トレで体幹部の筋肉を鍛えよう!

 内臓が下がってしまうのを防ぐため、体幹部の筋肉を鍛えるのもおすすめ。女性でも取り入れやすい腹筋が、「レッグレイズ」です。

【レッグレイズ(足上げ腹筋)のやり方】
1. 仰向けに横になり、足を揃えます
2. 息を吐きながら、お腹に力を入れて足を上げます
3. 45度以上持ち上げたら、床スレスレまで下げます
4. 床に足を付けずに、再び上げます
5. 2〜4を10回繰り返します

 レッグレイズは腹直筋を鍛え、ぽっこりお腹を解消するのにとても有効です。

3. むくみを取るには適度な運動と食事管理が大事

 体のむくみを取るには、足の筋肉を動かす習慣をつけるのがおすすめ。デスクワークなどで足をほとんど使わない生活をしていると、筋肉が落ちてしまい、どうしてもむくみやすくなってしまいます。そこで、筋肉を鍛えるためにも、少し汗をかくような有酸素運動(ジョギングやエアバイク)を日常の中に取り入れましょう。

 また、むくみがひどい時には食事を見直すのも大切。特に塩分の摂りすぎはむくみを招くので控え目にしつつ、カリウムを含む食品を取り入れましょう。

4. 便秘には乳酸菌がGOOD

 便秘やガスでぽっこりお腹になっている時は、乳酸菌を摂って腸内環境を整えるようにしましょう。乳酸菌を含む食品の代表と言えばヨーグルトや牛乳をイメージする人も多いですが、現在ではお菓子や発酵食品に乳酸菌が含まれていることもあるので、比較的摂り入れやすいですよ。

 また、腸内環境を良くするためには、摂る乳酸菌のバリエーションを増やすと良いという考え方もあります。普段食べている乳製品のブランドを、日によって変えてみると良いかもしれません。

番外編:脂肪が気になる場合は食事管理も必要

 ここまでトライしてみてもなかなかお腹周りがすっきりしない時は、余分に脂肪がついている可能性があります。今一度、食事と運動のバランスを見直してみましょう。

 カロリーを減らすように配慮することはもちろん、各種ビタミンがバランスよく食事に含まれているかも振り返ってみましょう。特にビタミンB群は、代謝のサポートに欠かせない栄養素なので、意識して取り入れるとGOODです。

多方面からアプローチすればお腹やせできちゃう♡

 ついつい「脂肪」が原因が1つだけと思ってしまいがちな、ぽっこりお腹。でも、この記事でご紹介したように原因はさまざまなんです。自分の体と上手に向き合いながら上手に対応し、すっきりしたお腹を手に入れられると良いですね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


ブルドッグ顔におさらば! 3秒でできる若見え“メイク”テクニック。コンシーラー1本で激変するコツ【美容家解説】
 夏の疲れが、顔に出ていませんか? 鏡を見て、「なんだか不機嫌そう…」と感じるなら要注意! 年齢を重ねると、どうしても顔...
37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...
汗が止まらない→頭痛や倦怠感の原因に。実はリスクだらけの多汗、自宅でできるセルフケア【医療従事者監修】
「服の汗染みが恥ずかしい」「毎日タオルが手放せない」こんな滝汗に悩んでいませんか? 汗はからだの正常な働きですが、多すぎ...
日焼け止めも日傘もめんどくさい! ズボラ女に捧ぐ夏の「美肌キープ」対策。高級コスメより大切なことって?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
そのダイエット、骨格タイプに合ってないかもよ。診断別に“理想の痩せ方”がある? ナチュラルは全身運動が◎【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
女性は“脱水リスク”が高い理由。猛暑で「喉が渇いた」時にはもう遅いって知ってた?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
髪の日焼け、忘れてない? 夏の紫外線対策とヘアケア方法をおさらいしましょ
 夏の強い紫外線が、肌だけでなく髪の毛にもダメージを与えるのをご存じですか? 毎日しっかりスキンケアしていても、髪がパサ...
ギリギリ…恥ずかしい“歯ぎしり”どうすればいいの~!? 睡眠不足や肩凝り、4つのリスクと対処法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実は損する? 2wayコスメは「のっぺり顔」の危険アリ。かしこい買い方を美容家が教えます
 美容でも、節約を心がけたい! けれど、もしもその節約術が「間違いだらけ」だったとしたら…?  時短美容家の並木まきが...
「腸活」で“幸福感”が上がるってホント? 嬉しい4つの効果と手軽に始められる3つの方法【医療従事者監修】
 最近注目されている「腸活」は、腸内環境を整えることで免疫力や代謝、メンタルまでサポートしてくれる健康習慣です。  実...
粉薬×ジュースは“相性”があるってホント? 飲みにくい粉薬はこう対処するのが正解【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日焼け止め、重ねたら「効果もアップ」するの? 下地を塗る順番も聞いてみた/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
あっつ…夏の不眠、どうにかできない? 熱帯夜に「ぐっすり眠る」ための4つの方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
去年の「日焼け止め」使っていい? 意外と知らない買い替え時期、あの場所での保管は極力避けて!/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...