ダイエット中の空腹感を制する!我慢するデメリット&対処法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-06-26 06:00
投稿日:2020-06-26 06:00
 今までに、ダイエット経験がある女性は多いでしょう。ダイエットと言えば空腹との戦いですが、今までのダイエットでは食欲を我慢したり、時には我慢できずに暴飲暴食してしまったという方も多いはず。
 そこで今回は、ダイエット時の空腹を我慢するデメリットや空腹時の対処方法、やりがちな注意点についてご紹介します。

ダイエット中の空腹には注意! 我慢する3つのデメリット

 ダイエット中は食事制限やつらい運動がつきもの。そして、空腹感を覚えても「痩せるため!」と無理に我慢する人がほとんどでしょう。しかし、ダイエット中の空腹を我慢すると、逆効果になってしまうこともあるんですよ。

1. 基礎代謝が落ちてしまう

 ダイエット中には、「少しでも、カロリーの摂取量を抑えたい」と思い、空腹を感じても何も摂らずに我慢してしまう人も多いです。しかし、空腹の状態が続いてしまうと、体は危機感を感じて筋肉を分解。エネルギーを補おうと働きかけ、その結果、筋肉量が減り、基礎代謝が落ちて痩せにくい体になってしまいます。

2. 太りやすい状態に陥ってしまう

 空腹を感じているということは、低血糖の状態になっているということだとされています。体はエネルギー不足で脂質や糖質を吸収しようと働きかけ、通常以上に栄養を蓄積しようとするため、食べ物を摂取した時に太りやすくなってしまいます。

3. 便秘が引きおこり、痩せにくくなる

 ダイエットというと、無理な食事制限をしてしまう人が少なくありません。制限により、しっかりとした栄養を補えなくなってしまうと、胃や腸の働きは悪くなり、便秘になってしまうことも。このことで、肌荒れをはじめとしたマイナートラブルが起こってしまう可能性があります。

ダイエット中の空腹時にやりがちな3つのNG行動

 ダイエット中の空腹時には、なんとかして食欲を紛らわせたくなりますよね。しかし、以下3つの行動はNG! 覚えておきましょう。

1. 糖質の高いものから摂取

 空腹感を覚えやすいダイエット時には、「お腹を満たしたい」という思いから、はじめにおにぎりやパンを摂取してしまいがち。しかし、糖質の高いものから食べてしまうと、いつも以上に体が栄養を吸収してしまい、太りやすくなってしまいます。果物の果糖も同様のため、注意が必要です。

2. 激しい運動をして紛らわす

 空腹を感じた時に、運動で紛らわそうとする人も少なくないでしょう。でも、空腹時の激しい運動は、エネルギー不足で効率が良くありません。筋肉の分解が進んでしまうことになるため、激しい運動は逆効果になってしまうことがあります。

3. カフェインの摂取

 空腹を紛らわすため、低カロリーのコーヒーを飲む人もいるでしょう。「ブラックであれば、砂糖が入っていないから大丈夫」と思うこと自体は、間違いではありません。しかし、空腹時のカフェインは神経を刺激して、めまいなどの症状を起こしてしまうこともあるようです。どうしても飲みたい場合には、様子を見ながら無理なく摂取するようにしましょう。

ダイエット中の空腹はどうする? 5つの対処法

 ダイエット中の空腹を我慢するのは良くないとわかっても、いつも通りの食事、間食をしていてはダイエット効果を得ることができません。では、空腹時にはどのように対処したら良いのでしょうか?

1. 水分補給をする

 ダイエット中には、できるだけ「口に物を入れたくない」と思っている人が多いでしょう。中には水分補給さえ我慢してしまう人がいます。

 しかし、つらい空腹感は単にお腹が減っているというだけでなく、水分が足りない時にも感じるものです。水分補給だけで満たされることもありますし、脱水予防にもなるため、まずは水分を摂って様子を見てみましょう。

2. ガムで満腹中枢を刺激する

「少しでもカロリー摂取量を減らしたい」「間食は控えたい」という人は、空腹を感じたらガムを噛んでみましょう。“噛む”という行為は脳に刺激を与えて満腹中枢を刺激してくれるため、多少は空腹を紛らわすことができます。口寂しさを抑えることにもつながるでしょう。

3. 食事は野菜から摂る

 健康的に痩せるためには、ダイエット中でもバランスの良い食事を3食摂ることが基本。この時、食べる順番を工夫してみましょう。大切なのは、血糖を一気に上げないこと! 糖質の高いものから食べるのではなく、野菜や肉、魚のタンパク質から摂るようにしましょう。

4. 温かい飲み物でリラックス

 ダイエット中には食欲を抑えることで起こるイライラなど、とにかくストレスを感じがち。そんな時には、心もリラックスさせるために温かい飲み物を飲みましょう。お砂糖などが入っていない飲み物でも、お腹の中に温かい物が入ってくるとお腹が満たされますよ。

5. 歯磨きで口の中をすっきりさせる

 日頃から間食癖がある人は、食後も「何か食べたい」と思ってしまいます。口寂しさを感じる人も多いでしょう。そんな人は、食後すぐに歯磨きをすることがおすすめです。歯磨きをすれば、口の中がさっぱりとして気分が良いですし、「何か食べたい」という欲求が不思議と減りますよ。

ダイエット中の空腹を制することが成功のカギ!

 ダイエット時には空腹がつきもの。しかし、空腹をどう乗り越えるかで、効果の現れ方が変わってきます。より効率的に結果を出すためには、知識を身につけて挑むことが大切でしょう。

 ぜひ、この記事を参考にして、空腹を上手に紛らわせながら健康的なダイエットを目指してくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


肌がくすむ理由は「腸冷え」だった? 意外な改善ポイント4つ。“何となく不調”は気を付けて!【医療従事者監修】
「からだの重さが気になる」「下痢や便秘が続く」「肌の調子が悪い気がする」このような不調は、腸の冷えが原因かもしれません。...
放置厳禁!「ビニール肌」って知ってる? ツルツルなのに実はトラブルだらけ…原因とリスクを解説【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
キィー!生理のイライラ、前より酷くなってない? 40代の“不安定”を改善するセルフケア【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
大バズり中!KATEの「クラゲコンシーラー」は大人の肌にも合うのか? 40代の“最適解”な使い方を見つけた♡
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
話題の「はちみつ美容」でもちツヤ肌に♡ お風呂タイムに実践できる“保湿ケア”をスペシャリストが解説
 乾燥によってお肌の不調が気になる季節になりましたが、あの“はちみつ”に保湿&もちツヤ肌になれる素晴らしい美肌パワーがあ...
美容通が注目!ベストセラー『はちみつ本』著者に “美肌パワー”の効能を聞いた。揺らぎやすい秋冬肌の対策に♡
 とろりとした舌触りと、独特な甘みがおいしい「はちみつ」は、ビタミンやミネラルなど栄養素が豊富で、スーパーフードとしても...
7時間睡眠でも眠い…実は「中途覚醒」してるのかも。簡単セルフチェックで確認してみる?【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
どれを選べばいいの!?  サプリ迷子に捧ぐ“目的別・賢い選び方”。必ず確認したい2つのポイント【薬剤師監修】
「からだにいいことをしたい」と思ったら、食生活を整えるのが大事。とはいえ、毎日の食事に気を配るのは難しく、手軽なサプリメ...
売り切れ続出!「ババアの粉」は本当に若返るのか? 40代美容家が実践した“神ハイライト術”
 SNSで「#ババアの粉」「#BBAの粉」と呼ばれ、バズり続けている『セザンヌ トーンフィルターハイライト 01 フィル...
手足が寒くて眠れない…!「冷え不眠」に心当たりない? 悪化の要因とぽかぽか快眠テク【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
食欲の秋が到来!旬の味覚に秘められた“健康”パワー。サツマイモの美肌効果に注目【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
高市首相もメイクで激変! 強そうな女→柔らかな女に印象を変える“3つの鉄則”ポイント
 第104代首相に選ばれ、今やメディアで見ない日はない高市早苗さん。かつては黒々とした力強い眉が印象的でしたが、最近では...
「生理が終わったのにだるい…」その原因、加齢じゃなくて“鉄分不足”かも。食後のコーヒーは注意して【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
夏の紫外線+秋の乾燥でボロボロ…化粧水だけじゃない「うるおい対策」で肌を守ろう【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
急に泣きたくなる…30代以降は“情緒不安定”に注意。不安定な心を整える3つのセルフケア【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
今季のプチプラは大当たり! 大人も“盛れる”目元・口元・肌の新作コスメ3選。「キャンメイク」で老け感を一掃♡
 今季のプチプラが、ものすごく「当たり!」です。コスメの進化は著しく、もはやデパコス要らずの実力!? とざわついてしまう...