沈黙は金じゃない!圧の強い人との関係で大切にしたいこと

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2020-12-31 05:36
投稿日:2020-11-18 06:00
「雄弁は銀、沈黙は金」と言う名言があります。何を言うかではなく、何を言わないかが大事であるというのはどんな場面でも重要になる価値観だと思います。しかし、自分に自信がない人にとって、この言葉は心に重くのしかかってしまうことがないでしょうか。今夜のどろんぱでは、何か揉め事が起きたみたいです。

雄弁は時にプラチナ、たまにはブチ切れたっていい!

 スナックに限らず、居酒屋などお酒を提供するお店では酔っ払いのお客さんの対応に困ることが多々あります。自分の機嫌を取らせるために「客」という立場を利用してサービスを要求されることも少なくありません。そして、そのサービスで最も多いのがセクハラの類とお金に関連するものです。

 今回「どろんぱ」では、料金を安くしろとお客さんに言われましたが、ママは「俺は客だぞ!」と主張するヘビ森さんにブチ切れる対応をしました。毎回これでは接客業としてやっていけないと思いますが、たまには冷静に対応しなくてもいいと私は思うのです。

 どろんぱのモデルになったお店では、お客さんが同じように料金をマケろと言ってきた時、しばらく和やかに「勘弁してよ~」などと会話を続けた後、お客さんも引かなかったので「では、今日の料金は結構です。ですが、今後は御社とのお付き合いは一切致しません!」ときっぱり断言していました(この言葉のあとお客さんは冷静さを取り戻し、ことなきを得ました)。

 普段から自分の気持ちを押し殺して感情を表に出すのが苦手な人は、怒るのも苦手な人が多いのではないでしょうか。私も怒るのは疲れるし苦手です。でも、時にはちゃんと怒りの感情を見せることも大切です。いきなりブチ切れることはできないと思うので、自分の「嫌だった」という気持ちを伝えることから始めるのがいいかと思います。

登場人物紹介

モジョ子
自信がほしい主人公。揉め事を見るのが苦手。

コミ
モジョ子の先輩。酒グセの悪いお客さんを見て自分の酒グセを反省する。

ママ
どろんぱのママ。怒ったら火を吹くことが判明し“妖怪説”に拍車がかかる。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

ライフスタイル 新着一覧


薄毛ネタは反則ですよね…めんどくさっ!返信に困った「自虐LINE」3選
 自虐ネタはその場を和ませるトークテクの1つ。ですが、相手を困らせてしまうケースもあります。今回は、皆の“対応に困った自...
生きてるだけで偉い! ゆるい人生に胸を張る 2023.8.6(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
改めてリスキリングって何? 話題の理由&40代女性におすすめ分野
 AIの発達でどんどん人間の仕事が減っていく中、40代女性の間で「リスキリング」が話題になっています。とはいえ、まだリス...
新居の洗面台が1年でボロボロに…見積もり金額が!2023.8.5(土)
 昨年の夏に新居が完成した我が家、たった1年で洗面台の「ある部分」がボロボロになってしまいました。そして、その部分を交換...
人生が入り混じる乱反射の中の生活 2023.8.4(金)
 何のつながりもない人々が一瞬だけ交錯した瞬間。  エスカレーターは無情にも君を連れ去っていく。  追いかけ...
「女同士のイベント参加」は要注意 事前に確認すべき“相手の目的”
 夏も盛りになってきましたが、みなさん何か夏らしいイベントはやりましたか? いいですよね、浴衣を着たり、プールに行ったり...
親の常識を疑う「気になる子連れマナー」はどう対処するのがいい?
 日本人は、集団でのマナーやルールを重要視する文化がありますよね。だからこそ気になるのが「子連れマナー」です。子どもの行...
圧倒的な不公平感!「共働きでも家事は妻ばかり問題」解消メソッド5つ
 共働き夫婦の揉めゴトといえば、家事の分担。「夫が全然家事しない!」とストレスをためている奥さんも大勢います。  ...
人間界では廃止だけど…元気な“たまたま”たちの夏の登校日
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今年の日焼けはヤケドレベル? “常備薬”アロエの美肌効能でクールダウン
 ワタクシが幼少期に大きく影響を受けたのは、同居していた父方の祖母でございます。お花屋さんになったワタクシですが、実家は...
好きな作家と同じ時代を生きる心強さ 2023.8.2(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
すいかばかのレシピ~'23年<4>すいかが死ぬほど好きな男の一日に密着
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
【45歳からの歯科矯正】4カ月、目に見えて効果が…! 2023.8.1(火)
 総費用160万円かけてワイヤー矯正(表側)に踏み切った“40代半ば婦人”のほぼほぼリアタイ体験談。ワイヤー装着から4カ...
飛機場はペチャパイって…中国語のスラングが直接的すぎて涙が出てくる!
 全世界で約14億人の人々が話すという中国語。日本人である私たちの言語も「漢字」を使用することから、英語などのアルファベ...
2024-02-26 19:03 ライフスタイル
都会の真ん中の運河、聞こえてきたのは… 2023.7.31(月)
 都会の真ん中の運河、力強い生命力を振りまく。 「つつましやかになんてな、こっちの世界じゃ通用しないんだよ」 ...
ガラステーブル買っちゃう?  “たまたま”の夏を満喫できるよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...