妻と子供が溺れたら…夫は迷わず妻を助けるという衝撃の事実

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-11-21 06:00
投稿日:2020-11-21 06:00

夫と子供とどちらを助けるか?

「何かのトラブルがあって夫か子供かどちらかしか助けられない状況ならどちらを助けますか?」

 講演やカウンセリングなどで私がよくする質問です。

 ほぼ100%近くの女性が「子供です」と即座に答えています。迷う間もなく返答しているなんて男性からすれば寂しい話かもしれませんね。

 夫婦円満の秘訣として「もし何かあった時は迷わずあなたを助けるわ」という小話をさりげなく伝えていると、男性はとても喜びます。

 もちろん本心でなくてもかまいません!

妻と子供なら迷わず妻を助ける夫たち

「何かのトラブルがあって妻か子供しか助けられない状況ならどちらを助けますか?」

 この同じ質問を男性にしてみると、女性の回答とは全く逆でほとんどの男性が“妻を助ける”と答えたのでした。

 妻を助けないと言った男性たちは、総じて離婚を視野に入れて生活をしている超不仲なご夫婦のみだったのです。ここをベースに考えますと、結婚をして子供がいなくても仲良し夫婦は十分に成立すると言うことです。

 夫にとって妻はかけがえのない存在なのです。

浮気常習犯の男たちも妻が大切

 妻との間に子供がいない自営業のAさん(45)。

 仕事が順調な男性が、正妻以外に愛人を作るというのはよくある話ですが、一軒家を購入し自分より10歳も若い彼女との間に子供まで生ませていました。

 Aさんのスマホのフォルダには子供の写真しかないほどの子煩悩。

 それなら妻と離婚して、子供を産んだ彼女と一緒になるという選択肢について聞いてみたところ「子供は確かに可愛いですが、ボクは妻が大好きなんで離婚はしません」という、女性には理解できない答えでした。

 53歳の自営業のBさんのケースは、社会人になって独立したふたりの娘さんの父親です。

 最近23歳の若い彼女ができて楽しそうな様子ですが、「嫁バレ」したくないのでデートは月に3回までと決めていると言います。

 そのお二人にも、嫁さんと子供のどっちを助けるという究極の質問をしてみました。

 3歳の子供さん持つAさん。成人した二人の娘さん持つBさん。揃って「嫁さんを助けます」と答えたのでした。

 Aさんは「こんな言い方はひどいかもしれませんが、子供はまた作れるかもしれません。でも妻はこの世にひとりしかいません」

 Bさんは「子供たちはもういい大人なんだから自力でなんとかしてもらう」と淡々と話してくれました。

 お二人とも浮気をしているのに奥さんが大切なのです。

まとめ

 女性の子供への愛情と男性の子供への思いには歴然と差があるということです。

 離婚して子供と離れて会えない暮らしをしている父親は多いですが、そのことを悔やんで涙しながらお酒を飲んでいる男性を見たことがありません。

 その逆に子供を手放してしまった母親は、どれほど年月が経っていても後悔を引きずっているものです。

 それに引き換え、子供より妻が大事と言い切る男性たち。

 妻とは女性が思う以上に大切な存在なのです。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


本命の男が貴女から去る言動 能ある女性は爪を隠しています
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-28 06:00 ラブ
“結婚は考えてない”と言う彼 怒りを呑み込んだ35歳女性の例
「結婚は考えてない」。恋人にそんなことを言われてショックを受ける女性が最近増えているようです。このようなことを言われたら...
内藤みか 2022-04-28 06:00 ラブ
あれ? 彼氏が負担に感じる…前向きな対処法4つを試してみて
 恋愛中には、時に彼氏の存在を負担に感じてしまうことがありますよね。そう感じている時は、自分をごまかしてもつらくなるだけ...
恋バナ調査隊 2022-04-27 17:19 ラブ
恋愛モード復活! 彼氏欲しい…恋人ってどう作るんだっけ?
「学生時代はすぐに恋愛ができたけど、今は好きな人すら見つからない」と悩んでいる方も多いはず。彼氏がいない期間が長ければ長...
若林杏樹 2022-04-27 16:49 ラブ
W不倫に溺れ、別居した元妻から婚姻費月10万円を請求された
 ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻に2...
30代40代大人の恋愛「きっかけのハードル」を下げてみない?
 大人になって恋愛の経験値が上がっていくと、付き合いはじめる前に「この人とは合わなそう」「この人はやめておいたほうがいい...
恋バナ調査隊 2022-04-25 06:00 ラブ
「長い不倫」の終わらせ方 “無知”ほど怖いものはありません
 恋愛は自由なもの。しかし、相手が既婚者となれば話は変わってきます。「出会ったのが遅すぎただけ」なんてセリフは、ドラマで...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:34 ラブ
元夫と肉体関係にある42歳女性「私は彼女でも妻でもない」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-06-01 12:28 ラブ
罪悪感なく元妻を抱く男性「ソッチは嫌いじゃないですから」
「冷酷と激情のあいだvol.87〜女性編〜」では、元夫であるマサカズさん(仮名)と将来的な話が何もないままセフレ関係が続...
並木まき 2022-06-01 12:30 ラブ
夜の営みも“女優”であれ!離婚回避のために思考を切り替える
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。約8割のご夫婦が恋愛結婚ですが、離婚理由の男女とも第1位は「性格の不一致」。...
山崎世美子 2022-04-23 06:00 ラブ
男ウケのいい顔の特徴って?色気やフェロモンを感じる部位も
「男ウケのいい顔になりたい」と、思っている女性は多いはず。でも実際には、男性が感じる女性の「モテ顔」は女性が感じる感覚と...
恋バナ調査隊 2022-04-22 06:00 ラブ
「本命の女にはしないよ」一流男性が明かすシビアな検査項目
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-29 15:00 ラブ
急増する“貝男子”の生態 激戦を制しアプリでやり取りすると…
 コロナ禍以降、マッチングアプリで女性に話しかけられない、貝のように口を閉ざしている男性が増えています。  プロフィー...
内藤みか 2022-04-21 06:00 ラブ
性欲が強い男は“テカ顔”!?「夜の営み」改善は人相学にあり
 統計学のひとつに「人相学」というものがあります。顔立ちから“人となり”を判断するものですが、中には性欲の強い人に共通す...
恋バナ調査隊 2022-04-21 06:00 ラブ
ほっとけないよ! 男性が「何かやってあげたい」女子の特徴
 よく男性に食事を奢ってもらえたり、仕事を手伝ってもらったり、助けてもらえる女性っていますよね。自分自身も男性に、「やっ...
若林杏樹 2022-04-20 06:00 ラブ
30代40代独女の鬱憤 “結婚願望ゼロ彼氏”でも嫌いになれない
 これ以上婚期を逃したくない30代、40代の女性にとって、彼氏が「結婚する気がない」と知った時ほどつらいものはないでしょ...
恋バナ調査隊 2022-04-20 06:00 ラブ