人生最悪の運気かも…そんな時に出会う人には注意すべき理由

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-01-16 06:00
投稿日:2021-01-16 06:00

カラダが目的の男性と継続的に付き合うデメリット

 不倫関係であっても心が通いながら真剣に付き合う男女も存在しますが、「俺は一生誰とも結婚しない」とA子さんは言い聞かされ、恋人同士にならないようにストッパーをかけられていました。

 それでも毎回会うたびにエッチな関係は必ずあったそうです。しかもここではお伝え出来ないほど濃厚なプレイで、その後関係を持った男性とは満足出来なかったといいます。

 奥さんや本命彼女にできない夜の趣味やプレイを、遊びの彼女と楽しむ男性も多く、それが目的でコンスタントにデートを重ねたりします。

 性のはけ口として利用しているので、時々罪悪感から男性が優しくなります。

 A子さんが私は恋人かしら?と勘違いしてしまったのも仕方がないかもしれません。ひどい言い方ですがセックスでは無茶苦茶にされているわけなので、本当の“愛され方”がわからなくなった女性も多いのです。

 これは長期間にわたって遊ばれたデメリットです。幸せになれそうな相手を判断する物差しが狂ってしまう場合があるわけです。遊ばれた相手が言ってくれたことやしてくれた思い出は、プラスになることは少ないのでもう封印しましょう。

不幸な時こそ幸せになれそうな可能性にすがる

 知らない間に不倫関係になっていたとはいえ、A子さんは本気で向き合っていたのでかなり落ち込みました。

 孤独が怖くて、マッチングアプリで寂しい心を埋められる相手を探すことにしたそうです。そこで登場した押しの強い自称お金持ちのオトコ。

 口説き文句は、写真を見ての「一目惚れ」です。毎日毎日「一目惚れです。会う前からなんですが真剣に交際してください」。そんなやり取りを繰り返されると、凹んでいる心を埋めてくれるかもしれないと、一度ぐらいならと会ってみてもいいかという気になりますね。

 幸せになれそうな一筋の光にかすかな期待を込めてデートに挑みました。

 出会ってすぐに手を握られ「一目惚れです。僕と結婚してください」と言われて、タイプの男性ではなかったのですが嬉しかったそうです。

 二度目のデートで肉体関係を持ち一カ月で30万円を貸したのに返ってこないし連絡もままならないという、結婚詐欺師のような人物でした。

 それでも「私を救ってくれる運命の人かもしれない」とA子さんは一瞬で気持ちが傾いたそうです。

 プラスだったのは一つだけ。結婚詐欺まがいのような被害にあって、結果的に不倫だった彼のことはショック療法ですっかり忘れられたそうです。

おわりに

 A子さんが、ぽつりと言った言葉は「ただ幸せになりたかった」。

 誰かに愛されたいという思いを悪用する人は、エネルギーが落ちている人たちを狙っています。ですから「落ち込んでいる」「ショックなことがあった」「凹み中」などの言葉を、マッチングアプリなどで書き込んだり、出会った人に言葉として発してはいけません。

 マイナス波動をキャッチするマイナスな人が集まるからです。嘘でも「元気はつらつ。毎日楽しいです!」と発信することです。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


「子供は誰の子だ?」うたた寝の悲劇、妊娠中の不倫がまさかの夫バレ 35歳英会話講師の不倫欲 #2
 由奈さん(仮名・35歳フリーランス英会話講師/既婚・子供アリ)は、異業種交流会で出会った宗太郎さん(仮名・35歳不動産...
蒼井凜花 2024-11-08 15:05 ラブ
年の差婚ならではの浮気のリスク。一生お姫様扱いされる? ないない!
「年上のイケおじと結婚したい♡」「10個下の若い男を捕まえて結婚に漕ぎ着けてやる!」このように、上下関係なく「年の差婚」...
恋バナ調査隊 2024-10-11 06:00 ラブ
増殖中の「男装コンカフェ(男装のコンセプトカフェ)」は、想像以上に居心地の良い空間だった!
 近頃、メンズコンカフェならぬ「男装コンカフェ」が増殖中なのをご存知でしょうか。東京だけでもすでに20店舗以上。  一...
内藤みか 2024-10-10 06:00 ラブ
“リアル恋愛話”5選。年下男子が40代女性からの誘いに「即OK」するデート先とは?
 ひと昔前の時代と比べると、最近はドラマや漫画のストーリーで年下男子との恋愛が描かれることが増えました。でも、オトナにな...
「社交辞令でも嬉しい…」“全国TOP5”の女風セラピストとDMで、甘いやり取りを楽しむ
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ちよさを知っ...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:32 ラブ
俺の美学は高級店を「最低価格」で楽しむこと。自称“ひねくれ者”の57歳男の主張
「冷酷と激情のあいだvol.215〜女性編〜」では、高級志向なのにセコい振る舞いをする恋人トシオさん(57歳・仮名)との...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
直売所でも飲食店でも「最安価」しか選ばない。恋人のドケチっぷりに結婚前提交際をためらう47歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
不倫は悪なのか。作家・鈴木涼美氏が提起する日本の結婚制度の限界…それでもなぜ結婚する?
『不倫論――この生きづらい世界で愛について考えるために』(平凡社)を刊行した作家・鈴木涼美氏とともに、現代女性における「...
ミクニシオリ 2024-10-06 17:31 ラブ
作家・鈴木涼美氏と考える 現代女性の不倫リスク「不倫って気づいたら巻き込まれているもの」
 朝スマホを開くと「またか」と思うくらい、1年に何度も芸能人の不倫ニュースを見かける。いくら有名人とはいえ、特に当人と面...
ミクニシオリ 2024-10-05 06:00 ラブ
“冬季五輪夫婦”上村愛子&皆川賢太郎離婚の衝撃。「円満離婚」するカップルは揉めてないのは本当か?
 フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子(44)が2日、自身のインスタグラムを更新。アルペンスキー...
一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1
 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に...
蒼井凜花 2024-11-08 15:05 ラブ
【アラフィフ婚活】60男より58歳男がいいけど…オンラインデートでドン引き、老舗相談所にも疑心暗鬼
 アラフィフでの婚活は60代以上からの申し込みが多く、同世代とはなかなかマッチングしないとも言われています。  結婚相...
内藤みか 2024-10-03 06:00 ラブ
最強の愛され女性がやらないこと7選。彼から「追われる恋」希望なら試す価値あり
「彼に愛され続けたい」「追われる恋愛がしたい」と思う女性は要チェック! 今回は男性の意見を交えながら、愛され女性がやらな...
恋バナ調査隊 2024-10-03 06:00 ラブ
アリバイ写真で墓穴掘ってるよ。浮気する男のしょーもない弁解&ごまかしLINE6選
 LINEは浮気がバレてしまうきっかけとなることが多いようで…。今回はパートナーが浮気をごまかすために送りがちな、バレや...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
熟年離婚を今から防ぐ方法。子どもありきの夫婦になっていませんか?
 離婚件数のうち、20%〜30%は熟年離婚が占めているということをご存知ですか。子どもが自立したタイミングで、長年連れ添...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
ケチと節約は紙一重。ドケチな彼氏のドン引きエピ7選から学ぶこと
 節約とドケチは紙一重です。自分では「節約」だと思っていても、周囲がドン引きするようなドケチになってしまっている人も…。...
恋バナ調査隊 2024-09-30 06:00 ラブ