東大卒プロウェイクサーファーが語る 初恋の人との交際0日婚

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2021-03-16 06:28
投稿日:2021-03-16 06:00
 女性が「結婚したい」と思って婚活をはじめる時に、相手のスペックとして見るのは「年収」「職業」「身長」などに次いで、やはり「学歴」も注目するポイントかと思います。国内最高峰の東京大学出身の男性は、女性たちにとってまさに憧れであり、非常に興味深い存在であることは、間違いないでしょう。

 そこで、実際に東大出身の男性に取材をし、彼らは一体どんな場所で出会い、どんな女性と結婚したいと考え、どんな女性をパートナーに選ぶのか? ということを深掘りしていく連載『東大生の結婚観〜どんな女性と結婚するのか』をはじめました。

 2回目の今回は、東大卒業後、大手IT企業へ就職するも24歳で脱サラし、アジア初の男子プロウェイクサーファーに転身した中山健太(38)さんに、自身の結婚観についてお伺いしました。

出会いは“小学校”異色のなれ初め

case2. 中山健太さん(38)

 最初にこのインタビューを打診した時、「僕の話は相当ぶっ飛んでるんですが、大丈夫ですか?」と、謙遜しながらもお話してくださった中山さん。まずは奥さんとの出会いから結婚に至るまでの経緯について。

「妻とは小学校の同級生だった」といい、なんと“初恋の相手”だったそうです! ところが、中山さんは国立の中学校へ進学したため、小学校卒業後は奥さんとは離れ離れに。そして26歳の時、お二人はSNSを通じて再会を果たし、そこからは友人として交流が続く中で、付き合いたいと思っていた中山さんが奥さんに告白。

 すると、「今さら付き合うのは面倒くさい。結婚だったらいいよ」という返事が返ってきたため、「彼女がそう言うなら結婚しよう!」と決意し、30歳の時にめでたく“交際0日婚”でゴールイン!

 ご本人がおっしゃる通り、出会いは小学校、初恋の相手、SNSで再会、交際0日婚……と、異色の結婚ストーリーが素敵ですね。そんな中山さんが結婚を決意した時の心情は、どのようなものだったのでしょうか。

どんなパートナーシップを築いているか

 もともと中山さんは自由に動き回るのが好きで、束縛も好まない「超自由」タイプ。

 結婚願望も“直前までなかった”とのことですが、いざ結婚の話が出た時に「20代は散々好き勝手やってきたし、守るものができるのもいいかな」という心境の変化とともに、「こういう女性(奥さん)となら結婚してもいいのかな」と思ったそうです。

 中山さんの場合は、「結婚願望があったから相手を探して結婚した」という結婚目的のパターンではなく、「最適だと思えるパートナーが現れたから結婚した」という相手ありきのパターン。「結婚相手選びは正しかったと思いますか?」という質問には、「大正解!」と即答。「ほかの人だったら、すぐに終わってたと思う」とのことです。

 そんな奥さんとのご関係は、「友達みたいに毎日が楽しい」ということで、良いパートナーシップを築いていることが伺えますね。

 現在38歳、アジア初の男子プロウェイクサーファーであり、アジアナンバー1の実力もお持ちの中山健太さんですが、意外にもウェイクサーファーを始めたのは30歳からだそうです。スノーボードが得意な奥さんとご結婚後、一緒にウェイクサーフィンを始めて以来、のめり込んだのだそう!

「ウェイクサーフィンを始めた当初は、奥さんの方が上手かった」と中山さんはおっしゃっていますが、ご夫婦で共通の趣味があるとコミュニケーションも取れますし、お互いの活動への深い理解が得られるので、共通の趣味があることはとても良いことだと思いました。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

ラブ 新着一覧


韓国で増える非婚主義。老後を意識するアラフィフ独女の心は複雑です…
 韓国では経済的な負担の大きさや価値観の変化により、結婚を選ばない「非婚主義」が増えています。この傾向は日本でも同様で、...
mirae.(みれ) 2025-03-31 06:00 ラブ
不倫が親バレする原因と4つの対策方法。相手の奥さんに家凸されたら一巻の終わり…
「不倫相手の奥さんから内容証明が届いたけど、親にはバレたくない…」「不倫していることを親には隠したい」と、ソワソワしてい...
恋バナ調査隊 2025-03-31 06:00 ラブ
突然の塩対応にガクブル! デート前日に男から届いたガッカリLINE3通
 楽しみにしているデートの前日。男から届いたLINEを見て不安になった経験のある女性は多いようです。  嫌な予感し...
恋バナ調査隊 2025-03-30 06:00 ラブ
「ポイ捨てよりマシ」結婚対象外でも女性の誘いに応じる52歳男性の奇妙な優しさ
「冷酷と激情のあいだvol.239〜女性編〜」では、パートナーに相応しいと思える男性・ダイスケさん(52歳・仮名)への典...
並木まき 2025-03-29 06:00 ラブ
「私はあなたの何なの?」進展しない“中年の恋”に落胆する46歳バツ1女性の嘆息
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-29 06:00 ラブ
具合が悪い彼氏に返事マストなLINEを送るようじゃ無理かぁ…体調気遣いながらも“うざい”認定されがち3選
 彼氏や彼女が体調を崩した時には、心配でつい体調を気遣うLINEを送りたくなりますよね。でも、もしかしたら送る内容によっ...
恋バナ調査隊 2025-03-29 06:00 ラブ
「隣に座ってもいいかな?」ゆきずり不倫沼にハマる女を救った意外な人物 #3
 咲子さん(30歳日系CA/独身)は、子供時代から「かわいい」と言われて育った美女だ。大学卒業後、大手エアラインのCAと...
蒼井凜花 2025-03-28 06:00 ラブ
恋愛にどっぷりハマる依存体質な女性の特徴4つと抜け出す方法。“彼色”に染まらなくても大丈夫!
「恋愛すると彼に依存して、彼が全ての人生になっちゃう…」「どうしても恋愛に依存してしまう」このように悩んでいる、“恋愛依...
恋バナ調査隊 2025-03-28 06:00 ラブ
女風で“新人すぎる”セラピストで失敗しないために…指名時、ルックス以上に大事なこととは?
 女性用風俗が話題です。ドラマでも、セックスレスの人妻が衝動的に呼んでしまうシーンをよく見かけるようになりました。  ...
内藤みか 2025-03-27 06:00 ラブ
同棲解消後の正直な男の気持ちは…? アラフォーの恋愛は駆け引きひとつとっても難しい
「マンネリしてきたから一度離れたほうがいいのかな」「なかなか結婚に踏み切ってくれないから危機感を持たせよう」と、彼との同...
恋バナ調査隊 2025-03-27 06:00 ラブ
見た目重視で後悔ばかり…ルッキズム恋愛をやめたい人への5つの処方箋
「恋人を顔だけで選んで、いつも後悔する…」「顔がいい人としか恋愛をしたくない…でもこんな自分が嫌だ…」と、男性の見た目重...
恋バナ調査隊 2025-03-26 06:00 ラブ
【実録】地獄のラブストーリー開幕! 米国では二股デートは当たり前? 一線を越えるのはいつなんだ
 アメリカ人の恋愛事情って、日本人からするとちょっと理解しがたいところがありますよね。「アメリカ人はオープンで、すぐ付き...
2025-03-25 06:00 ラブ
新入社員と既婚社員による職場不倫のリスク。春の人事はとりわけ要注意
 春になると新入社員が加わり、人間関係がガラリと変わりますよね。すると途端に増えるのが「不倫」です…。なぜかって? 社内...
恋バナ調査隊 2025-03-25 06:00 ラブ
お花見で彼氏ができた女性たちの体験談4つ。おひとり様にチャンスあり?
 友達などから「お花見に行かない?」と言われて迷っているそこのあなた。もしかしたらそのお花見には、未来の彼氏が待っている...
恋バナ調査隊 2025-03-24 06:00 ラブ
40代の合コン、若者との違いは? 物足りない判定を回避するポイント5つ
「40代になったけど、久々に合コンに誘われちゃった…!」「十数年ぶりの合コン、どうしたらいいかわからない!」と40代の合...
恋バナ調査隊 2025-03-23 06:00 ラブ
「育児疲れかな? ま、そんなもんでしょ」妻の異変を軽く受け流す37歳男のお気楽思考
「冷酷と激情のあいだvol.238〜女性編〜」では、離婚となる“決定打”はないものの、結婚4年目の夫に不満な妻・奈緒さん...
並木まき 2025-03-28 17:25 ラブ