在宅避難を考える
コロナ禍での密を避けるために、避難所の収容人数は減少せざるを得ないといいます。基本的には地震発生時は在宅避難となるでしょう。それでも避難する場合に備えて、近所の「一時集合場所」を把握しておくことは大切です。そこから避難所への誘導をしてもらえるからです。
災害が発生してから食料が供給されるまでは、最低でも3日、長いと1週間ほどかかるといわれています。さらにライフラインが復旧し、普通に買い物が出来るようになるまではもっと日数がかかるかもしれません。飲料水の目安は1人1日3リットル、トイレにも水が必要です。
循環備蓄(ローリングストック)といって、こまめに消費しながら買い足して循環させると、常に賞味期限が新しいものを備蓄できるでしょう。
防災グッズをもう一度確認!
今回は、防災区民組織が作成する「発災時避難行動マニュアル」を参考にしました。以下は、家に備えておきたい防災グッズの例示になります。
◆必須資料
発災時避難行動マニュアル、住んでいる地域の防災ハンドブック、東京防災
◆水・食料
飲料水、非常食、ミルク、哺乳類 等
◆キッチン用品
カセットコンロ、燃料、ライター、ナイフ、スプーン、ラップ、アルミホイル 等
◆衛生用品
簡易トイレ、トイレットペーパー、ビニール袋、歯ブラシ、キシリトールガム、マスク、除菌グッツ、体温計、生理用品 等
◆薬
常備薬、救急箱、お薬手帳
◆情報機器
モバイルバッテリー、手回し充電式ラジオ(ライト・充電器兼用)
◆その他日用品
ヘルメット、軍手、タオル、雨具、ホイッスル、ライト、筆記用具、電池、ブルーシート、現金 等
非常用持出袋を確認してみると、持っていて安心するものはきっと個人差があるのだろうなという気持ちに。万が一を想定して、日用品を多めにストックすることは、身体だけでなく心を守ることにつながるのだと思いました。
(編集S)
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