NHK?日テレ?櫻井“二股出演”に視聴者混乱
連日のメダルラッシュで高視聴率を連発する東京五輪関連番組だが、嵐の櫻井翔(39)の出演を巡って視聴者が混乱している。
櫻井は2006年から日本テレビ系報道番組「news zero」でキャスターを務めているだけでなく、08年から夏季・冬季合わせ6大会連続で日テレ系の五輪キャスターを担当してきた。
ただ今回は東京開催とあって、早い段階でNHKが嵐を「NHK東京五輪2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に起用することを発表していた。しかし五輪がコロナの影響で1年延期され、嵐が活動休止に入ったため、その企画自体が白紙になった。
嵐メンバーの共演は2人まで
開幕1カ月ほど前までNHKは「検討中」などと発表してきたが、結果的に、嵐から櫻井と相葉雅紀(38)の2人が東京五輪スペシャルナビゲーターを務めることになった。嵐には活動休止中の大野智(40)の不在を感じさせないため、現在「同時に共演するのは2人まで」というルールが存在しており、今回も4人での出演を避けたようだ。
ただ、一般視聴者や櫻井のファンなどは、普段から“日テレのキャスター櫻井”に慣れ親しんでおり、NHKの五輪報道でTVに櫻井が映ると日テレと勘違いする人々が続出。「オリンピック放送に翔ちゃん出てるから日テレかと思ったらNHKだった笑」といった声がネット上にあがっている。
なぜ櫻井と相葉を選んだのか
その一方で櫻井は「news zero」にも通常通り出演し、五輪ニュースを扱うコーナーにも参加していた。これにはネット上からも「zeroにも普通に出れるんだ、良かった」「だからNHK今日は相葉ちゃんが出てたのね、嵐の裏被りだ」「櫻井くんNHKでも日テレでもキャスターしてて混乱するわ」といった安堵と揶揄が入り混じった声が上がっている。中には「何年も日テレに育ててもらって、肝心なところはNHK…」と、櫻井の不義理、あるいはNHKの“美味しいところ取り”を指摘する声もある。
そもそもNHKはなぜ櫻井と相葉を選んだのか。NHKのスポーツ番組「グッと!スポーツ」司会を担当していた相葉は順当として、櫻井はいくらキャスターとしての安定感があるとはいえ、あまりに日テレのイメージが強すぎる。
では他の2人はどうか。松本潤(37)は4人の中で唯一、自身のMC番組を持っていないため司会業のイメージは薄い。さらに今冬公開予定の映画「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE-」や23年のNHK大河ドラマ主演を控え、俳優業以外はセーブしているようだ。
エンタメ 新着一覧