更新日:2021-08-07 06:00
投稿日:2021-08-07 06:00
ものすごーく予約困難な焼き鳥屋さんとして有名な「鳥田中」(東京・墨田区)の地鶏焼弁当をいただきました。
新型コロナウイルスの影響で通常営業が難しい中、提供し始めたというこちら。鳥田中さんの鶏は京都・亀岡の「七谷赤地鶏」を使っている“そう”で(お店でいただいたことがないのです……)、お弁当の鶏たちも、もちろん、こちらのブランド地鶏でした。
つくね焼、もも焼、皮、テール、そぼろ煮、唐揚げなどなどバラエティーに富んだ部位や調理方法でこしらえており、眺めているだけでうっとり。もー、幸せの極み(笑)。一品料理も「ズッキーニ焼 白トリュフ塩」「万願寺唐辛子 田楽味噌」「深谷葱 出汁醤油焼」といった具合にこだわりの産地の食材を使い、丁寧に仕事をされておりました。
お品書きのメニュー数を数えたら、なんと、22品! 一体どれだけの手間と時間と愛情が注がれているのでせう。
ホスピタリティーの宝庫!
そんな感動しきりのお弁当は、食材以外にもホスピタリティー満載で。容器ひとつ、包み紙ひとつ、おてふきひとつ、なんなら楊枝ひとつとっても妥協知らずでした(紙袋に同封されていた保冷剤は、水滴がつかないように紙ナプキンで丁寧に包まれておりました)。
ご主人はいまはなき「京味」(都内最高峰の日本料理店!)で修業なさったそうです。脈々と受け継がれるホスピタリティーに胸がじんとした、とある日の晩酌です。
(編集O)
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