
えー、突然ですが、おいしそうな海老天入り卵とじ丼だと思いませんか。自画自賛? いいえ、違います。実はこれ、フリーズドライ食品なんです。
アマノフーズの「フリーズドライの匠 海老天とじ丼の素」で作りました。フリーズドライといえば……お味噌汁やスープ類などではおなじみですが、
・用意するのは熱湯(140ml)とごはんだけ
・調理時間はたったの60秒
・海老2匹入り
というお手軽さと豪華さで、丼ができちゃうの? 卵も要らないの? しかも、究極の時短料理では!? とややコーフン気味にトライしてみました。
「海老天とじ丼」再現なるか?

わ、開封した直後から和風だしのいい香りが漂ってきます。期待高まる!

よくある卵スープのフリーズドライに似たビジュアルですが、個体の大きさはその2~3倍。そして、左上に海老のしっぽらしきものが……。

熱湯をそうっと回しかけるように入れます。お、きたきた!

海老、ふわとろ卵、そして衣らしきものが出現。海老に卵と衣を纏わせるようにして……。わ、本当に海老天の卵とじができちゃった。調理というより、理科の実験みたいで楽しい(笑)。
いざ、実食!

最期に三つ葉を真ん中に乗せると、海老天卵とじの再現率、より高し。味も海老の旨みと食感はしっかりと感じられ、タレとだし、それぞれの甘みのコントラストが相まって、とっても上品に仕上がっています。おいしい!
アサヒグループ食品のフリーズドライ「アマノフーズ」といえば、同市場のトップランナーですが、それにしても、商品開発には並々ならぬご苦労があったのではないかなあと。フリーズドライはその名の通り、「凍らせて乾燥させる」製法を用いて食品を凍らせ、真空下で乾燥(昇華乾燥)するそう。高熱をかけずに乾燥させるので、色、香り、風味、そして栄養価まで損なわれにくいのが長所といわれています。
そんなフリーズドライが“看板商品”とはいえ、汁物と丼物では、右から左へと技術の応用ができたとは思えず……。それでも商品化まで2年の歳月を費やし、「きょうは何にもしたくない!」「けどおいしいものが食べたい!」「なんなら揚げ物、しかも天ぷら!」といった気分にも寄り添ってくれる商品が誕生したわけですね。
「フリーズドライの匠 海老天とじ丼の素」は、9月4日から数量限定発売。1食864円。気になる方はぜひお試しください。
(編集O)
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