自己嫌悪をやめたい…陥りやすい人の4つの共通点&克服方法

コクハク編集部
更新日:2021-12-05 06:00
投稿日:2021-12-05 06:00
 誰だって、自分に嫌なところがあるのは当然のこと。しかし、自分の悪いところを責めすぎてしまうと、自己嫌悪に陥ってしまうことも……。今回は、自己嫌悪に陥りやすい人の特徴と克服法をご紹介します。「自己嫌悪をやめたい……」と思っている人は必見ですよ。

自己嫌悪に陥りやすい人の4つの共通点

 自己嫌悪に陥りやすい人には、いくつかの共通点があるようです。まずは、4つの共通点から見ていきましょう。自分に当てはまる項目がないか、ぜひチェックしながら読んでみてくださいね!

1. どんなことにも完璧主義

 自己嫌悪に陥りやすい人には、完璧主義という共通点があります。何に対しても完璧にやり遂げないと気が済まないので、できなかったときに自己嫌悪に陥ってしまいます。

 たとえ周囲の人から褒められても、自分で納得できなければ自分自身を肯定することができない傾向にあります。

2. 他人の目が気になる

 自分が人からどう思われているのかが気になってしまうのも、自己嫌悪に陥りやすい人の共通点のひとつ。

 誰かに何かを言われたわけではないのに、自分の頭の中でどんどん悪いほうに考え、落ち込んでしまうのです。

3. 人と自分を比べてしまう

 人と自分を比べて自分のほうが劣っていると感じたときに、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるようです。

 常に自分が上でいたい負けず嫌いタイプが多いので、結婚や出産など友達の幸せな報告を聞いても心から祝福できず「悔しい」と思ってしまいます。

4. 人から「優れた人間」だと思われたい

 自己嫌悪に陥りやすい人は、いつも人から優れた人間だと思われたいという願望が強い傾向にあります。

 褒められているときはいいのですが、誰かに注意やアドバイスをされるとネガティブな感情が強くなり、自己嫌悪に陥りやすくなってしまいます。

自己嫌悪を克服する4つの方法

 自己嫌悪に陥りやすい人の多くが、「自己嫌悪をやめたい……」と思っているでしょう。続いては、自己嫌悪を克服する4つの方法をご紹介します。

1. 人と自分を比べることをやめる

 ひとつめの克服法は、人と自分を比べることをやめること。多くの人は、誰かと自分を比べて自分のほうが劣っていると感じた時に、劣等感で自己嫌悪に陥ってしまいます。

 比べることそのものをやめれば、自己嫌悪になってしまわずに済むはず。「人は人、自分は自分」という考え方に変えましょう。

2. 自分の長所を書き出してみる

 自己嫌悪に陥りやすい人は、自分の短所ばかりを気にしてしまいがち。そのため、自分の短所を責めるのではなく、長所を探すことが大事なポイントになります。

 まずは、ノートに自分の長所をできるだけたくさん書き出してみましょう。自分のことを認められるようになれば、少しずつ自信が持てるようになりますよ。

3. 信頼できる友達を作る

 信頼できる友達を作ることも、自己嫌悪を克服するのにおすすめの方法です。どんな人にも悩みごとがあって、落ち込んでしまうときがあるのは当然のこと。

 しかし、一人で考え込んでいても良い方向には進みません。親身になって話を聞いてくれる友達がいるだけで、今よりも前向きな気持ちになれるでしょう。

4. 理想を高く持ちすぎない

 理想が高いことはとても良いことですが、あまりにも自分とかけ離れた理想を持ってしまうと、達成できなかった自分を責めてしまい、自己嫌悪になってしまいます。

 まずは、自分のできそうなことを目標にすることも大事。できたことに達成感を感じることができるため、充実感を感じられるはずですよ。

自己嫌悪をやめたいなら自分を肯定することからはじめよう!

 自己嫌悪をやめたいなら、自分のことを好きになることが大事なポイントです。自己嫌悪に陥りやすい人は、自分を否定する癖がついてしまっている場合も多いようです。自分を否定することはやめて、肯定することからはじめてみましょう!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


なぜおばさんは“早朝ウォーキング”するのか? 運動音痴の私が中年になって実感した朝
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ふわぁ~眠すぎる…でも寝ちゃダメ! 一瞬で覚醒できる「私の目覚まし対策」6選
 仕事中、急な眠気に襲われて意識が飛んでしまう…。社会人なら誰しも一度は、もしくは日常的に経験しているのではないでしょう...
不安体質は性格のせいじゃない、変えられない自分を責めないで。穏やかな生活を送るコツ【専門家監修】
 2012年に59歳で亡くなったロック歌手・桑名正博さんとアン・ルイス(68)の長男でミュージシャンの美勇士さんや、タレ...
なぜ『鬼滅の刃』は心に響く?ボロボロだった女が“ある台詞”で救われた話「雷に打たれたような衝撃でした」
 最終決戦が描かれる映画三部作の第一章が公開され、アニメの歴史を塗り替える伝説を打ち出し続けている『鬼滅の刃』(フジテレ...
SNSだらだら、安物を爆買い…全部やってる! やめらない“ムダ習慣”7つがじわじわ刺さる
「やめたいのに、なぜか続けてしまう」そんな“惰性の習慣”に心当たりはありませんか? 毎日の行動の中には、「なんとなく」「...
生きる伝説、“スター★にゃんたま”の貫禄あふれるポージングを見よ!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「自慰行為」の語源になった人物の悲劇。“悪いこと”と罰された本当の理由
 職場や近所、SNS界隈に現れる「残念な人」、いますよね。実は今から約2000年前から現在に伝わる「聖書」にも「残念な人...
「イラつく顔ね」にグサッ…義母が放った“ひどい言葉” 5選。離婚すればってそりゃないよ~
 嫁姑の関係が悪化する原因の1つに、姑の悪意ある発言があるのかもしれません。こんなことを言われたら、姑への憎悪が膨らむの...
【動物&飼い主ほっこり漫画】連載特別編「ハルちゃん 幼少期の思い出」
【連載特別編】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!  11月下旬発...
「うちはもっとヤバいよ!」え、不幸話で勝負してる? 聞いてて疲れる“愚痴LINE”3選
 人に不幸話をするときは、いくつか気をつけるべきポイントがありそう。なぜなら「それって不幸自慢?」とウザく感じる人が少な...
「着飾るのは何もないから」偽セレブがマウントを取る理由。“本物の令嬢”の前で見つけた本当の自分
 綾乃は千代田区の高級マンションから武蔵小杉に2年前に引っ越して来た。セレブ気取りの綾乃は同じマンション住人でさえない ...
「あの人が…なんで?」地味ママの“富豪人脈”に呆然。勝ち組を演じていた女の勘違い
 綾乃は千代田区の高級マンションから武蔵小杉へ2年前に引っ越して来た。以前の土地では、富裕層中心のママ関係に居づらさをお...
「世帯年収1500万じゃ恥ずかしい」御茶ノ水からの“都落ち”…武蔵小杉のタワマンを選んだ女のプライド
 リビングの大きなガラス窓の向こうには、大樹のようなマンションがいくつもそびえている。  その景色はまるで都会の森...
ママ友の悪口を誤爆!「このLINE、共有しますね☆」やっちまった…恐怖の誤爆エピソード3選
 子どもを介した友達“ママ友”。それぞれ性格が違うので、合う合わないがあるのは当然です。でも裏で悪口や愚痴を言っていると...
昭和や平成にいた“カタカナ職業”とは何だった?バブルを生きた男が思う「総クリエイター時代」の清々しさ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
長渕剛に20代女性との熱愛報道。60代や70代を好む「桶専女子」の生態とは?“枯れ専”との微妙な違いも
 芸能界ではシニアの恋愛・結婚が話題になっている。8月27日配信の文春オンラインはシンガーソングライターの長渕剛(68)...