更新日:2022-01-18 06:00
投稿日:2022-01-18 06:00
いろんな夢や希望を綴った「自分まとめノート」を残す
以前は「終活」は晩年になってから……と思っていましたが、そのひとつを「エンディングノート」という形ではじめようとしている今。
銀行口座の暗証番号、アプリのパスワード、かけている保険など、事務的なことはもちろん、私が大切にしてきたこと、好きなもの、生きてきた証、そして、息子への世界一の愛情、元気なおばあちゃんになりたいと思っていることまで、いろんな夢や希望を綴りたいと思います。
でもやっぱり「エンディングノート」という名前はあまり好みではないので、「自分まとめノート」とでも書こうと思っています。
「おばあちゃんになっても元気でいるんだよ」と言う息子
寝る前に毎日のように息子にかける言葉がいくつかありますが、その中のひとつが「おじいちゃんになっても元気でいるんだよ」というもの。「言霊」なんて言いますが、そう伝えることで、いつまでも元気でいてくれる気がして。
そんな“日課”を済ませたある日、息子に「ママっていつ死ぬの?」と、聞かれたことがあります。私は「今日かもしれないし、おばあちゃんになってからかもしれない、それは神様しかわからないけど、ママは長生きしたいなぁ!」と伝えました。
すると息子、「じゃあ、おばあちゃんになっても元気でいるんだよ!」と。それからというもの、その言葉も、私と息子の“日課”になっています。
33歳差の私たち母子。息子が65歳の元気なおじいちゃんになった時、私は98歳の元気なおばあちゃんでいる、そんな未来に行きたいものです。
その夢が叶った時、若い頃に書いたエンディングノートはきっと話の種になるでしょう。「最後」ではなく、「続く」というイメージ、それが私にとってのエンディングノートになりそうです。
(文;孔井嘉乃/作詞作曲家 イラスト:こばやしまー/漫画家)
ライフスタイル 新着一覧
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
年末年始、帰省を楽しみにしている人もいれば、反対に「帰りたくない…」と思う人もいるはず。後者の人にとって親からの「帰省...
義理の両親が孫の誕生を祝うあまり、極端な言動に走ってしまう「孫フィーバー」。
あなたは心当たりがありますか? ...
我が子を笑顔にしようと奮闘するパパママの姿はステキですよね。とくにクリスマスはそんなパパママが増えるはずです。ただ、バ...
最近パーソナルトレーニングを受ける機会があって、トレーナーさんから食事指導をいただきました。
正直「自炊をして...
忘年会の夜には、魔物が潜んでいるらしい。「今日は飲むぞ!」の解放感とアルコールの勢いが合体し、気づけばスマホの写真フォ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
あっという間に今年も師走に突入でございます。猫店長「さぶ」率いる我がお花屋も、年末に向けて年末商品が店の外まで溢れてお...
SNSがコミュニケーションの重要なツールとなって久しい。速さに追われる時代に、言葉を選ぶ“間”の大切さを思い出させてく...
「賃貸か、購入か」。
住まいの話題になると必ず浮上するこのテーマは、避けて通れない話題です。特に子育ての必要がな...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
一見仲良し家族だけど、実は…という他人からは見えない家庭の闇。今回は、皆さんから寄せられた「我が家の闇」エピソードを紹...
踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
















