「テレビ大好き~」草彅剛は少年の心を持ったピーターパン!

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2022-06-11 22:23
投稿日:2022-06-05 06:00

ギャラクシー賞テレビ部門で個人賞受賞!

 つよぽんこと草彅剛(47)が第59回ギャラクシー賞のテレビ部門個人賞を受賞しました。思えば一昨年は主演映画「ミッドナイトスワン」で凪沙というトランスジェンダー役が評価され、第44回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞をゲット! 昨年は宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」で第47回放送文化基金賞でも演技賞をゲット! し、ついでに嫁もゲット! したつよぽんでしたが、2022年もラッキーは続きそうです。

 ギャラクシー賞(主催・NPO法人放送批評懇談会)というのは1963年に創設され、最も権威のあるテレビ・ラジオの賞と言われています。なかでも個人賞は1年で最も活躍した人に与えられる賞で、歴代受賞者には浅丘ルリ子、津川雅彦、阿部寛、天海祐希、宮崎あおい、三浦春馬、福山雅治といった錚々たる俳優の名前が……。これはとても名誉なことですね。

「俺、勝っちゃうんじゃないかな?」

 贈賞式は放送批評懇談会公式YouTubeチャンネルでも生配信されるというので、つよぽんの晴れ姿を拝ませていただきましょうと、パソコンの前で待ち構えておりました。

 CM部門、ラジオ部門ときて、いよいよ個人賞の発表です。「青天を衝け」(NHK)での徳川慶喜の演技が評価されたということで、数々の慶喜さま名場面が流れたあと、いよいよ襟元にシルバーのコサージュをつけたつよぽんが満面の笑みでステージ中央へ……。

「快なり、快なり~」

 開口一番、「快なり、快なり~。嬉しいです。ホントに。……まだ『快なり』が続いているんだなと。個人賞、1年で最も輝いてるギャラクシー賞……何度も言います。テレビ大好き~!」「2022年も半分。(6月)1日にこの賞をいただけて、2022年、俺、勝っちゃうんじゃないかな?」とテンションお高めのつよぽん。

「お芝居しやすい環境を作っていただいて、そのなかで僕は慶喜と戯れていたようなもので、それで僕だけこんな賞をいただいちゃって、吉沢亮くんゴメンネ、堤さんすみません、私、いただいちゃって、っていう感じなんですけど……」と、主演の吉沢亮や、慶喜に仕えた円四郎役の堤真一の名前を出しておどけるつよぽん。

「久々に地上波テレビに出られる~」

 インタビューでは、「青天を衝け」への出演が決まった時のことを訊かれ、「久々に地上波テレビに出られる~」と思ったとか、「慶喜さんのことは知らなかった」とか無邪気に語るのが印象的でした。サプライズゲストで円四郎役の堤真一が花束を持って登壇すると、ハグする場面も。

 なんだかもう、見ているこちらまで幸せになるようなほのぼのとした贈賞式でした。「草彅くんは昔から変わらない、ひょうひょうとした感じ。結婚して落ち着いた部分はあるかな、と思いつつ、さっきのスピーチでも『慶喜さんって誰?』みたいな……変わらないな、と」と堤さんも言っていましたが、つよぽんの人柄の良さが全面に出ていました。

憎めない、ほっとけない、愛されキャラ

 なんか憎めないというか、ほっとけないというか、要するに愛されキャラなのです。

 そして、年齢を重ねるごとにイケメンぶりも上がってきたように思います。昔から「男の人生は顔に出る」などと言われていますが、それを体現しているのがつよぽんなのです。

 飾らず、気取らず、ありのままで。こんなに無邪気な47歳がいるでしょうか。草彅剛は、少年の心を持ったピーターパンイケメン。

できれば民放のドラマでも見たい

 現在は、稲垣吾郎(48)、香取慎吾(45)とともに「ワルイコあつまれ」(NHK Eテレ)、「草彅やすともの うさぎとかめ」(読売テレビ)にレギュラー出演していますが、「テレビ大好き~」「地上波に出れる~」と喜ぶつよぽんをもっとみたい、できれば、ドラマでも見たいと思うのは私だけではないはず。

 2022年のつよぽんの活躍を大いに期待したいところです。祝・ギャラクシー賞!

【草彅剛(くさなぎ・つよし)】
☆1974年7月9日、愛媛県生まれ。穏やかな性格と警戒心の強さ、洞察力に長けているタイプで恋愛は意外と(?)受け身なA型蟹座の男。
☆ユーチューバー 草彅チャンネル」のチャンネル登録数は106万人。

ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


河合優実「24歳の結婚」で失うものはあるか? 池松壮亮とゴールインへまっしぐら
 11月27日発売のFRIDAYが、TBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」(2024年1月期)でブレークし、今年度前期...
2025-12-05 17:03 エンタメ
授かり婚元乃木坂46松村沙友理の“勝ち組”感…彼氏選びとブリっ子キャラで女性ファン掴む
 元乃木坂46メンバーでタレントの「さゆりんご」こと松村沙友理(33)が12月3日、自身のインスタグラムで結婚と妊娠を発...
2025-12-05 17:03 エンタメ
原型は2017年の情報か? 浜崎あゆみ「豪邸売却デマ」分析で出てくる「拡散された理由」
 歌手の浜崎あゆみ(47)に、とんだ雑音だ。11月下旬、Xのとある投稿から、本人が東京・田園調布の自宅を《売りに出してい...
2025-12-05 17:03 エンタメ
夏帆×竹内涼真「じゃあ、あんたが作ってみろよ」が描くのは“自分感覚”で生きることの大切さ
【碓井広義 テレビ 見るべきものは!!】  気がつけば12月。夏帆×竹内涼真「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系...
2025-12-04 17:03 エンタメ
目黒蓮が絶句!木村拓哉が「家族」を口にし始めたワケ…メリー氏の呪縛からの解放も
 アイドルが、結婚の話題に気を遣う時代はいつまで続くのか。俳優の木村拓哉(53)が11月16日の『有働Times』(テレ...
2025-12-04 17:03 エンタメ
AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?
 AKB48が大みそかのNHK紅白歌合戦に出場内定したと週刊文春が報じ、《神7の多くが出場》《『ヘビーローテーション』な...
2025-12-04 17:03 エンタメ
永野芽郁がばっさりショートにイメチェン再出発…二股不倫報道のその後、“フェミ彼女”に変身のこれから
 今年4月の週刊文春の報道で「二股不倫」疑惑を報じられ、芸能界の第一線から遠ざかっていた永野芽郁(26)の久々のメディア...
2025-12-04 17:03 エンタメ
松本人志は“面白さ”だけで逆転できるのか。「DOWNTOWN+」に見るお笑い界の行く末
 女性関係のトラブルにより活動を休止していたダウンタウン・松本人志さんが約2年ぶりに復帰した。独自の配信サービス「DOW...
帽子田 2025-12-04 11:45 エンタメ
中山美穂さん訃報から1年…「ファンの集い」で献杯&挨拶の“プロファン”が語る「あの瞬間」
 昨年12月6日、俳優で歌手の中山美穂さんが54歳で亡くなり、突然の訃報に全国のファンが哀しみに包まれた。今年4月22日...
2025-12-03 17:03 エンタメ
TBS山本恵里伽アナの“炎上常連化”に同情の一方で…局アナに向けられる政治的発言の圧倒的批判
 TBSの山本恵里伽アナウンサー(32)の度重なる政治発言が波紋を広げている。11月29日放送の「報道特集」では、高市早...
2025-12-03 17:03 エンタメ
のん事務所退所から10年…いよいよ近づく民放連ドラ主演で返り咲きの道
 女優のん(32)が主演を務めるドラマ「MISS KING/ミス・キング」がインターネットテレビ局のABEMAで配信され...
2025-12-03 17:03 エンタメ
原千晶アナ骨折で「俺が知ってる人と違う」の反応が続々 同姓同名ならではの混乱であぶり出された“追えてない人たち”
 セント・フォース所属のフリーアナ、原千晶(36)の“負傷”が世間を騒がせている。TBSは12月1日、情報番組「THE ...
2025-12-03 17:03 エンタメ
「ばけばけ」今日も不憫な錦織(吉沢亮)、3人の絶妙な“間”に笑った。演技派たちから生まれるコメディ
 松江の寒さに風邪を引いてしまったヘブン(トミー・バストウ)。ヘブンの回復を祈り必死に看病するトキ(髙石あかり)のもとに...
桧山珠美 2025-12-03 12:33 エンタメ
「国分太一会見」で見えた本人のウイークポイントと日テレが貫く“ダンマリ戦法”の限界
「数日間の間にすべてを失いました」――11月26日、東京・霞が関の司法記者クラブで元TOKIOの国分太一(51)は力なく...
2025-12-02 17:03 エンタメ
有馬記念は…「ザ・ロイヤルファミリー」最終章も上昇 妻夫木聡“泣き”の演技でラスト追い上げにムチ!
 妻夫木聡(44=写真)主演の「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS=日曜夜9時)が、11月30日放送回から“最終章”に突入...
2025-12-02 17:03 エンタメ
長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”
 元TOKIOの長瀬智也(47)が11月30日までに自身のインスタグラムで、「意味深」とハッシュタグを付けた投稿を連投し...
2025-12-02 17:03 エンタメ