S女に徹するはずが…イキたくてたまらない!
彼の顔を蹴り、そのままひざ立ちになると、騎乗位で腰を振りたてました。イキたくてたまらなかった。とにかく欲望を宙吊りにされた時間があまりにも長かったので、私が主導権を握って腰を揺すりました。
――あううっ、P子さんすごい!
彼はひときわ甲高く叫びました。
――うるさい! 変態のアンタに……
『変態のアンタに言われたくない!』と言うつもりでしたが、もう言葉が続きませんでした。気持ちよさと同時に、彼の美しい表情が快楽に歪むさまは、もう死んでもいいと思えるほどの悦楽をもたらしてきたんです。
S女に徹すると決めたのに、私は陥落したように、腰を振り続けました。
罵りながらさらに激しくグラインドを
――生意気なのよ! 20も年下の変態男のくせに!
私は顔をくしゃくしゃにしながら、硬さを失わぬ勃起の摩擦と圧迫を味わいました。腰の角度を変えては、上下前後に揺らめかせ、ぐるりとグラインドさせて……。
そのたび、彼は悲鳴をあげ続けて……。
――ああ、イキます! ダメだ、出ます!
そう叫ばれた瞬間、私の体も大きく痙攣し、ひときわ強く腰を打ちつけました。直後、私の子宮口付近で、ドクドク、ドクドク……ッと彼のザーメンがしぶくのを感じたんです」
SMプレイを研究
――続けてください。
「私も、彼のペニスの脈動を感じながらアクメを迎えました。彼と同時に絶頂に達したことは嬉しくもあり、敗北感もありましたね。思いっきりいたぶる計画が、最後はペニスを欲しがって同時に達してしまったのですから――(笑)。
それに、ここは元々SMグッズも完備したラブホテルですから、今となっては、もっと彼をイジメてやりたかったかなと。
ただ、それから私たちは、月に2回ほどのペースで逢っています。動画や書籍でSMプレイを研究し、スパンキングやムチ打ちプレイもしましたね。特に、裸にした彼をベッドで四つん這いにしてのムチ打ちは、私自身も萌えちゃって(笑)。
ムチは大きく分けて『バラムチ』と『一本ムチ』の2種類があり、持ち手の先の皮が数条に分かれた『バラムチ』と、文字通り、先端が一本の『一本ムチ』が用意されています。
私は、風きり音がよく響くバラムチがお気に入りで、彼の引き締まったお尻や背中を打っては、喘ぎ声を出させています」
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