たるみ毛穴ってなに?悪化の原因と40代からはじめる改善ケア

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2023-03-16 06:00
投稿日:2023-03-16 06:00
 40代女性の肌悩みの一つ、たるみ毛穴。「30代の頃より毛穴が目立っている気がする」と悩む女性も多いのではないでしょうか。今回は、たるみ毛穴の特徴や40代でたるみ毛穴が目立つ原因、改善を目指すケア方法まで解説します。

たるみ毛穴とは?

 たるみ毛穴とは、重力により肌が下に引っ張られることで、毛穴が伸びてしまった状態を指します。本来は丸い形の毛穴が、楕円形(しずく型)になっているのが特徴です。

 ハリや弾力がある肌は肌の強度を保つコラーゲンと、コラーゲンを支えるエラスチンで満たされていますが、加齢や乾燥などさまざまな要因で減少すると、肌は重力に逆らえずに下へとたるんでしまいます。

 この一連の流れによって、伸びてしまった状態の毛穴がたるみ毛穴です。

40代でたるみ毛穴が目立つ原因は?

 40代になってたるみ毛穴が目立つように感じる原因はなんでしょうか?

1. 加齢

 20代の頃はスキンケアをサボっても不規則な生活をしても、肌にはハリがありましたよね。これは、肌にコラーゲンとエラスチンがぎっしり詰まっていたから。

 歳を重ねるにつれてコラーゲンやエラスチンは減少し、肌はたるみやすくなり、肌が下へと伸びた結果、たるみ毛穴が目立つようになってしまうのです。

2. 乾燥

 肌の表面にある角質層には角質細胞がギュッと集まっており、肌を外的刺激などから守ってうるおいを保つバリア機能が備わっています。

 しかし、肌が乾燥すると角質細胞が剥がれて、隙間からうるおいが逃げてしまうように。肌の弾力やハリが失われて、たるみを引き起こし、毛穴が伸びてしまいます。

3. 紫外線

 紫外線はシワやたるみの原因にもなります。紫外線はUVA・UVB・UVCの3種類に分類されますが、UVAは波長が長く、真皮にまで到達してコラーゲンやエラスチンを破壊してしまうのです。

 コラーゲンやエラスチンが破壊されると、肌がたるんでしまい、たるみ毛穴が目立つようになります。

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