別居して抱いた安心感と孤独感
やっと賃貸を借りることができ、私と子どもたちは逃げるように入居しました。自分と子どもたちのペースで生活できるようになり、心穏やかに暮らせるように。
しかし、夜になると漠然とした不安に苛まれるようになりました。将来について、仕事について、育児について、ひとりの寂しさ、これらの感情が波のように押し寄せてきます。
今までは親が一緒に居てくれたからか、あまり考える時間がなかったのでしょう。子どもたちが寝静まってしまうと否が応でもひとりの時間ができてしまい、情緒不安定になってしまうのでした。
スープの冷めない距離がちょうどいい
実の親との同居だったとはいえ(だったからこその側面も?)、精神的な負担が軽減されたのは事実です。
私の場合は、頼りたいときに頼る形のほうが合っていました。後に親にも「同居するより近場に住んでもらったほうが良い」と言われたので、結果的に大正解です。
現夫とのひでまるとも再婚した際に、彼の実家と絶妙な距離感(2~3駅の距離)を保つことに成功! たまに顔を出す関係性だったため負担も少なく、むしろ義実家に行くのが楽しみなくらいでした。この経験から、親と同居するよりも別居をおすすめします。
親との関係性にもよりますが、同居だとお互い気を遣ったり、嫌な一面を見てしまったり、不平不満が溜まりやすいでしょう。
それならば思い切って、ある程度近場に別居をしながら頼りたいときに頼る関係のほうが良いのではないでしょうか。
よく親との距離感を表すのに「スープの冷めない距離」といいますが、まさにその通り!
お互いの負担がより少ない理想的な関係を保つためにも、別居で自分自身の生活を送りつつたまに甘えるくらいにしてみては?
どちらにせよ、親への感謝の気持ちを忘れずに言葉にしましょうね! 私も久しぶりに親と電話してみようかな……なんて思った次第です。
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