今度は「ニュース7」の畠山衣美が…NHKの男女はなぜ「不倫がお好き」なのか
【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】
TBS系で4月から始まった“自虐”ドラマ「キャスター」で、主演の阿部寛が今の腑抜けた報道番組をこう斬って捨てた。
「現代の日本の報道はコンプライアンスや時代の空気に合わせ安心安全な情報ばかり。さらにネットの話題をコピペして取り上げる始末。そりゃあ確かにわざわざテレビなんて見ませんよ。そしていつしか視聴者も、われわれ報道すらもスクープを追い求めなくなってしまった。ですので、私はこのぬるい番組をぶっ壊します!」
不倫や男女のトラブルが多発しているNHKも、この手の自虐ドラマをつくったらいい。宮藤官九郎脚本で「NHKの紳士淑女は不倫がお好き」はどうか? 紅白なんかを抜く視聴率が取れると思うがね。
週刊文春(4月24日号)がNHKの報道の看板番組「ニュース7」のリポーター畠山衣美と「ニュースウオッチ9」のディレクターTとの不倫を報じた。
熊本県出身の畠山アナは2015年4月にNHK入局。最初は営業担当だったが、キャスターを志し、その後、大阪放送局を経て2023年に東京のアナウンス室に異動。「ニュースウオッチ9」のフィールドリポーターに抜擢され、そこから「ニュース7」のリポーターへと駆け上がっていった、まさにシンデレラガール。ポスト和久田麻由子の一人になった。
畠山には離婚歴があるらしいが、Tとは昨年末ごろから不倫関係に。Tには妊娠中の妻がいる。妻が夫の不倫に気付く。すると、「安定期にも入っていない妻を家に残し、Tは畠山の部屋に転がり込み、同棲を開始してしまったのです」(NHK関係者)と文春は伝える。
Tの妻は文春に対して、「許せない。こんな酷いことをする人に、公共の電波でニュースを伝える資格があるのか……」と嘆く。
“義を見てせざるは勇無きなり”。文春は畠山のマンションで2人が同棲しているのを確認。3月1日にディズニーランドでTが畠山の頬にキスする瞬間、終始顔を寄せ合い愛おしそうにお互いを見つめ合う2人を追い続けた。3週間後の3月22日、畠山が大ファンの「SixTONES」のライブを見に手に手をつないでの北海道不倫旅行もパチリ。
そして4月4日から、畠山は「ニュース7」のリポーターとしてハツラツとした姿を見せたのだが……。畠山の名前は番組表から消え、Tは閑職へ異動?
それにしてもNHKって不倫多くない? 2022年には文春オンラインが「NHKトップアナウンサー阿部渉(当時55)が昼下がりに“禁断の局内不倫”」と報じた。阿部は紅白の総合司会を務めたNHKの顔だった。
翌年には、「ニュースウオッチ9」の女性キャスターの自宅に侵入した元同僚アナ(同47)が逮捕されている。支局時代に不倫関係だったのではと噂され、彼女も当該の番組から外れた。
昨年5月。不倫ではないが、美人アナの呼び声高い林田理沙アナ(同34)が密かに離婚して、1泊2980円のネットカフェで一晩中過ごす姿をNEWSポストセブンが報じていた。
推測するに「NHKの職員はテレビ界の紳士淑女であれ」という“建前”に疲れて、人間らしさを求めた結果が「不倫多発」ということになるのではないか。読売巨人軍とどこか似ている。 (文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)
エンタメ 新着一覧