松本潤はやっぱり“持っている男”だった! 主演の7月期TBS日曜劇場はヒットの条件が勢揃い、「どうする家康」の汚名返上へ
TBS日曜劇場「キャスター」は阿部寛(60)が主演なのに、話題になったのは共演の永野芽郁(25)ばかり。初回視聴率こそ14.2%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)だったが、5月25日放送の第7話は10.3%と凋落の一途をたどっている。
「完全にミソがついてしまった上に、ドラマ自体の評価も《展開がわざとらしい》《ご都合主義的》などと芳しくありません。局内外の期待は、とっくに7月期の『19番目のカルテ』に移っています」(スポーツ紙芸能担当デスク)
主演が嵐の松本潤(41=写真)だから、当然か。ご存じの通り、嵐は2026年5月末で解散することが決まっている。かなりの“特需”が期待できそうだからだ。
「永野さんのスキャンダルが報じられたのが4月24日、嵐の解散が発表されたのが5月6日で、19日に松本さんの主演が発表された。松本さんクラスなら、解散が具体的に決まる前から出演のオファーがあったはずで、怒られるかもしれませんが、図らずも実にいい流れ、話題になるタイミングで“追い風”に乗ってきている。さすが国民的アイドル、やはり持っている男ですよ」(在京キー局プロデューサー)
日曜劇場ファンと嵐ファンがこぞって見る
松本は2023年放送のNHK大河「どうする家康」で、当時、歴代大河ワースト2位(現在は3位)の全話平均視聴率を記録。「19番目のカルテ」は“汚名返上”のチャンスとなる。そもそも松本と日曜劇場は、16年と18年放送の「99.9―刑事専門弁護士―」シリーズが大ヒットと相性がいい。
「松本さんはこの先、プロデューサー業に重点を置いていくだろうと見られています。阿部さん&永野さんの『キャスター』でガッカリした日曜劇場ファンに加えて、露出が減ることを心配している嵐ファンも、こぞって視聴するはず。加えてドラマの内容も時流に乗っている。医療漫画が原作ですが、いわゆるスーパードクターは登場しません。松本さんが演じるのは患者の痛みに寄り添う総合診療科の“普通の医師”。ただでさえ日々の生活に疲れている今の視聴者は、“刺激”より“癒やし”を求めている。ぴったりのお話です」(テレビ誌ライター)
さらに前日の土曜日には、“同僚”の櫻井翔(43)主演の「放送局占拠」(日本テレビ系)が放送される。週末のドラマ戦線は嵐のメンバーが“占拠”することに。これ以上ないというぐらいの好条件が揃った松本、解散後のピンの活動に弾みをつけられるか。
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