武田鉄矢「シャケ精子理論」で“危険な兆候”が…フジテレビ『サン!シャイン』での発言が物議
5月28日放送のフジテレビ系の朝の情報番組「サン!シャイン」で、スペシャルキャスターの武田鉄矢(76)の発言が物議を醸している。
武田は自らの考えを語る「教えてサン!八先生」で、「妻のトリセツ」として、この日のテーマである夫婦関係について語った。いわく、子育てを終えると夫婦は自然と向き合うようになり、それが“老後の始まり”だが、妻のほうは、「亭主のツラを見ているとだんだん腹が立ってくる。これはある意味当然のことなんです」として、その後、こう続けた。
「生き物の中で子供の巣立ちを見送ったあと、20年も30年もつがいのまま一緒にいるのは人間だけなんです。あなたがもしサケだったら、ふるさとの川に精子をバラまいて、もう、とっくに死んでいます」
その後は猿や熊、象も例示し、人間だけが生殖の後もつがいで居続けるので、老後に仲が悪くなるのは当然と説いた。
これには司会の谷原章介(52)も苦笑いだったが、「精子をバラまく」という朝の番組に似つかわしくない表現に、ネット上では、《気持ち悪い》《こんなやつテレビに出すなよ》など、さんざんな言われようだった。
「先日の放送では、ゲスト出演した泉ピン子(77)と一緒に『泥の中にハスの花を咲かせるのが芸能だからね』などと、田中圭と永野芽郁の不倫騒動を擁護するかのような発言をしたり、中居正広氏の性加害問題に関しては、“やっぱり独身だったというのがね”などと、独身者差別とも取られかねない、際どい発言をしています」(スポーツ紙芸能担当記者)
■これまでにもドン引きされた武田鉄矢語録の数々
それだけにとどまらず、武田は過去にも、「ゲス不倫」という表現を否定したり、ハリウッドの映画プロデューサーによるセクハラ告発を巡り、「俺もよく触る」などと発言し、ドン引きされたことがあった。
「それこそエイジズムと言われてしまうかもしれませんが、昨年、『サンデーモーニング』を降板した関口宏(81)や、『アッコにおまかせ!』の和田アキ子(75)など、70代も半ばに差し掛かってくると、大物タレントといえども、テレビ業界においては、世間とズレた発言で、たびたび炎上するようになりがちで、“老害”扱いされてしまうことは否定できません。ラジオ番組などでは、武田の金八先生さながらの“説法”にファンもついているようですが、武田もいつ、“大炎上“を起こすかはわかりません。危険な兆候ですよ」(前出のスポーツ紙芸能担当記者)
ちなみに、同番組はこの4月より「めざまし8」からリニューアルしたばかり。武田を新たに起用して再起をかけたはずが、視聴率は低空飛行を続けているようだ。キー局編成関係者の話。
「『めざまし8』の頃より1〜2ポイントは落ちていますね。世帯で3%あたりをウロウロしており、3%を切る日もある。ちなみに、この時間帯は、テレ朝の『羽鳥慎一モーニングショー』が9%前後でいまだにトップ。それに日テレ『ZIP!』が7%前後で続く。TBS『ラヴィット!』は2〜3%ですが、『サン!シャイン』を猛追しており、いずれ抜いてしまうかもしれない。危険水域ですよ』
一連のフジの問題の悪影響もあり、まさに大ピンチの状態だ。金八先生の神通力は、果てしてどこまで通用するかーー。
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武田鉄矢を巡るズレた発言は今に始まった話ではない。【もっと読む】武田鉄矢まさかのガーシー擁護…「金八先生」のイメージ完全崩壊で宮迫博之と同レベルに?…では、やはり危なっかしい本人の発言について伝えている。
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