永野芽郁に「独立説」が飛び交う根拠…活動休止状態の“稼げる女優”が大手事務所に所属するメリットとは?
映画「かくかくしかじか」、TBS系日曜劇場「キャスター」の出演をもって、しばらく表舞台から姿を消すことが決定的な永野芽郁(25)に、気になる噂が広がっている。
来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を出演辞退したことに伴い、事実上の無期限活動休止状態のまま。永野は所属事務所『スターダストプロモーション』を退所し、独立するのではないかというのだ。5月25日配信の「ピンズバNEWS」などが独立説を報じた。
ある芸能関係者によれば、スターダストは2022年6月期のTBS日曜劇場「オールドルーキー」以降、地上波の連続ドラマから姿を消している綾野剛(43)のように、永野の今後を配信ドラマや映画を中心にプロモーションしていくのではないかという。
「芸能人が大手芸能プロに所属する最大のメリットは、その事務所が持つ大きな営業力です。永野は特に大きな魅力を持つCМ収入が、しばらく途絶える可能性があるわけですから、自分でまいた種とはいえ、芸能事務所にマネジメントを委ねる理由が希薄になっているわけです。二股不倫疑惑報道後も、毅然とした態度を貫いていた事務所が、突然の大河ドラマ降板を申し出た。それによって永野と事務所の間の信頼関係が揺らいでいるのでは、との見方が出始めているのです」(芸能プロダクション関係者)
■独立してサポート役に名乗り出る人は現れるのか…
実際、永野がドラマやCMで空けたポジションをめぐり、人材豊富な後輩たちを多く抱える同事務所の中でも、蒔田彩珠(22)や田辺桃子(25)らによる“椅子取りゲーム”が水面下で始まりつつあるとも言われている。
「もし永野が退所、独立して芸能活動を続けるとなれば、彼女の足となり、頭脳となる有能なマネジメント・サポート役が必須になってくるでしょう。芸能史を改めてひもとくまでもなく、大手芸能事務所から独立して成功するには、そばに優秀なスタッフやマネジャーがついているかが重要になってきます。業界内には“女優・永野芽郁”を高く評価する関係者は今も多く、もし退所・独立するような流れになれば、何らかの形で救いの手を差し伸べるようとする人も出て来そうですね」(芸能関係者)
昨年12月公開の映画「はたらく細胞」の興収は60億円超、こんな状況下で「かくかく~」も公開から3週目で興収5億円を突破している。永野の女優としての可能性を信じる関係者たちがアプローチを試みない理由はないだろう。
筆者が取材した感触としては、活動休止状態で燻っているよりも、いっそ自由の身になってリ・スタートするのも意義ある選択のようにも思えた。
「この数年の芸能界のトレンドでもある“社内独立”の道もあるでしょうね。仕事依頼や取材対応窓口は今まで通りで、個人で新しい仕事も探していくというスタイルです。大手に所属しながら、やりたい仕事だけ全力でできるというメリットもありますから」(テレビ関係者)
活動休止のまま事務所にステイするのか、それとも退所・独立、社内独立か……。永野は大きな転機を迎えている。
(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)
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芸能人にとって所属事務所を退所して独立はその後の人生を左右するような大問題。■関連記事もあわせて読みたい。
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