永野芽郁の二股不倫疑惑で露呈した所属事務所のガバナンス不全…沢尻エリカ以来の大ピンチ!
俳優の田中圭(40)、韓国人俳優のキム・ムジュン(27)との二股不倫が報じられ、事実上の活動休止状態に追い込まれた女優の永野芽郁(25)。一連の疑惑を否定したものの、ヒロイン役で出演が決まっていた来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を辞退。対応のちぐはぐさから隘路に陥っている感が否めず、所属事務所「スターダストプロモーション」のガバナンスの問題が指摘されている。
「妻子持ちの田中が永野のマンションに入り浸っていたことが明らかにされていますが、これがスクープされたら、稼ぎ頭に成長した永野が損害を被ることは容易に想像できたはず。しかし、スターダストは昔からプライベートは本人の自主性に任せていて、恋愛についても厳しくないことで知られています。こうした自由な面が多くの売れっ子が所属する理由の一つでもあるようですが、今回はそれが裏目に出たといっていいでしょう」(テレビ局関係者)
永野の担当マネジャーは、今回の件で管理責任が問われてもおかしくないだろう。だが、そのマネジャー自身のトラブルが報じられているのだ。
「永野の不倫疑惑が報じられる2カ月ほど前に、担当マネジャーA氏は週刊新潮に素行不良が報じられています。昨年の大晦日放送の『大晦日もゴチになります! SP』(日本テレビ系)の収録が押したことに、A氏は激怒し番組スタッフやチーフプロデューサーに詰め寄ったと報じられました」(芸能ライター)
A氏は永野と同年代の20代半ばだが、業界関係者からは偉そうな態度で以前から知られていたという。それには理由があるというのだ。
「A氏は人気アイドルグループ『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子の実弟で、堂本剛の義弟に当たります。姉が売れっ子な上に若い時から業界慣れしていることから、勘違いしているともっぱらです」(前出・芸能ライター)
マネジャーがこれではタレントの管理が甘くなるのも致し方ないだろう。
■高岡蒼佑のフジテレビ批判
「スターダストは松雪泰子、常盤貴子、坂井真紀、北川景子、椎名桔平、渡部篤郎、山田孝之らベテラン勢のほか、本田翼や佐藤栞里、滝沢カレン、桜井ユキ、北村匠海、岡田将生、仲野太賀、山﨑賢人、横浜流星、中川大志といった売れっ子俳優、タレントを抱える大手プロです。これだけのタレントを揃えているので、永野の今回の一件は事務所にとって“重傷”にはならないでしょうが、昔からタレントのトラブル処理が苦手なことでも知られています」(週刊誌記者)
同事務所は、これまで数々のトラブルに見舞われてきている。象徴的なのが、2005年の映画「パッチギ!」や、フジテレビ系の初主演ドラマ「1リットルの涙」で大ブレークした沢尻エリカ(39)だろう。
「07年の主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶での『別に』という発言や不機嫌な振る舞いで顰しゅくを買い、ハイバーメディアクリエーターの高城剛氏と結婚した後も、たびたび仕事に穴をあけるなど、事務所は沢尻をコントロールできていませんでした」(前出・週刊誌記者)
09年に同事務所は、薬物疑惑が持ち上がった沢尻と専属契約を解消している。その2年後には、当時所属していた高岡蒼佑(43)が、ツイッター(現・X)で過激な発言をしたことで物議を醸している。
「当時、高岡はフジテレビが韓流推しをしているとして、韓国人タレントを批判する書き込みをして、騒動になり事務所を退所してます。07年に宮崎あおいと結婚した際、半グレ組織との交際が取り沙汰されましたが、事務所はそれを静観し、フジ批判にも対処できていませんでした」(前出・芸能ライター)
永野の不倫疑惑を機に、ガバナンスの見直しが迫られそうだ。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)
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