彼以外にハマれるものがない…恋愛依存から抜け出すには?

七海 ライター
更新日:2020-01-30 06:17
投稿日:2019-08-30 06:00

恋愛依存から抜け出して自立した女を目指すには?

 学生時代、恋人がいた人は思い出してください。

 いつもメールや電話でべったりだった恋人と、受験や就活を機に少し、距離を置きませんでしたか?

 あるいは距離を置くつもりはなかったけれど、自然にデートやラインの頻度が減ったり、関心が彼ではなく自分の人生に向くようになって、恋愛でメンヘラが爆発してしまうことが減った、など。

 そう、それは暇がなくなったから。

 今彼がどこで何をしていて誰と語らっているのか、自分が知らない女の子の自撮りにどんな意味でいいねをつけたのか、自分のことが本当に好きで、これからも一緒にいてくれる気はあるのか。忙しくなるとそんなことどうでもよくなってしまいますよね。

 つまり、恋愛依存から抜け出すのに必要なのはたった1つ。恋愛以外に夢中になれることを探すこと、です。
おすすめなのは、以下の3つ。

仕事や勉強

 あなたのその仕事は、本当に心から天職だと言えるものですか?

「どうせ結婚したら辞めるから」「女は一生仕事をするわけじゃないじゃん?」……でも、その未来は確約されたものではないですよね。

 給与に不満があるのであれば、転職サイトに登録したり、昇級試験の勉強をしたり。

 あるいは他に興味がある分野があるのであれば、趣味の延長で勉強会に参加したり、情報を集めたり。

「仕事は遊びよりも楽しい」「きついけどやりがいがある」そんな風にキラキラした目で語る男性が魅力的であるように、仕事に対して積極的で前向きな女性もまた、とても魅力的で輝いて見えます。

ジムや自分磨き

「男は裏切るが、筋肉は裏切らない」――これは天海祐希さんの金言ですが、実際に筋トレや運動、美容での自分磨きをしていると、だんだん精神が研ぎ澄まされていきます。

 恋愛と違って見た目や数値で結果が見えるので、頑張りが反映されたり自分の努力を目で確認できるのがいいですよね。

 彼に依存してしまうのは、自分に自信がないから。だったら、彼に会っていない時間をフル活用して、思いっきり自分を追い込んだり、お金をかけて磨き上げるのはどうでしょう。

「見た目から入るなんて……」とばかにしていても、外見が変われば内面だって変わり始めます。

趣味に全力投球

「次のコミケまでに、原稿を仕上げるぞ」

「推しに会うイベントが秋にある! 友達と一緒に計画を立てようっと」

 ヲタ活、ダンス、読書、ゲーム、ワイン……仕事の悩みや恋の愚痴をすっかり忘れてしまえるほど夢中になれる趣味、あなたにはありませんでしたか? 恋愛しているとどうにもおろそかになってしまいますよね。

 しかし、ひょっとすると彼は「俺は君以外にも趣味ややりたいことがあるから」「仕事で多忙だから」と思っているかもしれない。

 時間があるなら全て彼のために使いたい、彼と会いたいと思いつめていても、彼はそうじゃなかったら、ただただお互いに負担になって、ますますメンヘラ化が進んでしまう……。

 恋をしていると忘れがちな大好きな趣味を放って置くのは勿体無い。

「自分が知らない面」を持っている女性の方が魅力的だし、セクシーです。彼がいなくても熱中できる趣味を持っていないなら、新たに探してみては。どこに好奇心のタネが埋まっているかはわかりませんから。

まとめ

「彼氏が途切れたことがないし、自他ともに認める恋愛体質。だけど、男の人がいないと間が持たないのは、実はコンプレックスでもある」

「彼のことをくまなく知りたいから会ってなくても彼のことばかり時間を費やしてる。だけど彼には『重い』とバッサリ斬られた」

 暇をなくせばいいんです。暇だから、恋愛でわけもなく不安になったり、イライラしたり、可愛げをなくして彼に「もっと私をみてよ!」とメンヘラ化してしまう。

 恋愛以外でその暇、埋めてみてはどうでしょうか。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

ラブ 新着一覧


初孫は可愛いはずでしょ? 実母に育児をさせる息子の恐るべき思考回路「妻とのケンカも母親のせいですよ!」
「冷酷と激情のあいだvol.253〜女性編〜」では、親離れできず、父親としての自覚に乏しい夫に苦心する妻・鈴香さん(仮名...
並木まき 2025-07-05 11:50 ラブ
44歳の夫が隠れマザコンだった。「ベッタリ、とは違うんです」男が義母に“わざと”口論をしかける理由とは
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-05 11:50 ラブ
評論家「田中圭は令和のモテ男子の典型」平成のキムタクブームから変化する“イケメン”のトレンド
 5人に1人が推し活する時代。”推し”になる理由のひとつが「自分のタイプのイケメン」かどうかだろう”。しかし、「イケメン...
「世界が輝いて見えたんです」15歳年下男子に“ガチ恋”する46歳女性が、夢から覚めた残酷な瞬間
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-07-04 11:50 ラブ
ホテル直行は梅雨のせいだ…ってなんで!? みんなのデート失敗談【ジトジト雨の6月編】
 西日本では史上最速の梅雨明けが発表されましたが、東日本ではジメジメ期間がもう少し続きそう。今回ご紹介するのは、そんな梅...
恋バナ調査隊 2025-07-04 08:00 ラブ
各地で盛り上がる“ホストクラブ”事情。大阪、名古屋などで異なるキャラ傾向を分析。超絶優しかったのは…
 近年、東京の人気ホストグループが地方出店するなど、地方のホストクラブが盛り上がりつつあります。  いろいろな都市...
内藤みか 2025-07-03 11:50 ラブ
たった一言で…「離婚するorしない」の分岐点。妻たちが明かす“決定打”になった言葉
 言葉は人の心を映す鏡。夫の心無い一言で、離婚を決意する妻も少なくない一方で、“子供の一言”で離婚を思いとどまったケース...
恋バナ調査隊 2025-07-02 08:00 ラブ
言えないけど…夫が我慢している妻への叫び。「お金がない」って責めないで~!
 妻に対して不満を抱いていても、「怖くて言えない」「我慢している」という男性が多いようです。  そんな男性のホンネ...
恋バナ調査隊 2025-07-01 08:00 ラブ
エリート男が“地雷男”に豹変。「痩せるまで会わない」宣言、「ニキビができた」でドタキャンのクズさに唖然
 マッチングアプリで婚活する人も多い昨今。大勢のプロフィールから条件に合った人を探すことができ、アプリによっては独身証明...
ナツエ 2025-06-30 11:50 ラブ
親友→結婚はうまく行く?  “友達夫婦”が離婚した6つのケース「女として愛されたかった…」
 友達まるで親友のような関係の、いわゆる“友達夫婦”に憧れている女性もいるでしょう。でも、友達夫婦にも問題点や試練がある...
恋バナ調査隊 2025-06-30 08:00 ラブ
森香澄のモテテクが物議。脈あり「LINE」判定が”危ない”と話題だけど本当?【心理学者に聞く】
 フリーアナウンサーの森香澄(30)が18日深夜放送の「森香澄の全部嘘テレビ」(テレビ朝日系)で語った自身の恋愛テクニッ...
「あいつはポンコツなんですよ」妻にスキンシップを拒否され…気持ちを理解できない夫の悲しみ
「冷酷と激情のあいだvol.252〜女性編〜」では、息子の一人暮らしをきっかけに、夫から求められる頻度が増え、心身共に疲...
並木まき 2025-06-28 11:50 ラブ
結婚21年目、まだ新婚気分の夫にウンザリ。46歳夫との「行為」を拒否しちゃダメですか?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-28 11:50 ラブ
恋も冷めるわ… 男性が心底萎える“追いLINE”3選。被害妄想炸裂で「何してるの?」「返事して」は怖いよ!
 大好きな女性からの追いLINEを喜ぶ男性もいます。しかし、いくら好きでも内容次第では萎えるときもあるのだとか。 ...
恋バナ調査隊 2025-06-28 08:00 ラブ
急増中の“回避型男子”に要注意! 振り回された女性が語る2つのケース「1年の交際が一度のケンカで終了に…」
 女性を悩ませていると最近話題の「回避型男子」をご存じでしょうか。話し合いを避ける、連絡を避けるなど、回避の仕方はさまざ...
ナツエ 2025-06-27 11:50 ラブ
23歳に本気の恋。40代男性が味わった“地獄と再生”の日々「妻とは離婚寸前だったのに」
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-27 11:50 ラブ