二回り年下の女子大生との年の差恋愛
愛ちゃんにとって二回りも年上で、社会人として成功している大蔵さんは「もう尊敬しかない」というイメージ。連れて行ってもらったお店もすごく美味しくてサービスも良いし、後から調べたら星付きのお店だし、絶対自分では行けない高級店。仕事の話もしてくれて、とても刺激的だったようです。
そんな雲の上の存在のような大蔵さんから、「付き合ってほしい」と言われた時には一瞬頭が真っ白になったけど、興味本位でOKの返事をした愛ちゃん。ちょっと年齢が上すぎて、正直まだ恋愛感情はなかったけど「付き合っているうちに好きになるだろう」と思っていたようです。
そして、素敵な食事デートが2回、3回、5回と回を重ねていきました。
デート自体はいつも素敵なところに連れて行ってくれて、もちろんご馳走してれるし、大蔵さんが優しくエスコートしてくれるので文句なし! いつも楽しんでいた愛ちゃん。
会っている時は良かったんです! ただ、どうしても違和感を感じてしまうのが、会っていない時の連絡……そう、LINEでのやり取りでした。
LINEで感じたジェネレーションギャップとは?
大蔵さんのLINEの文章は、ちょっと独特。特徴はこんな感じでした。
1. 文章が長い(1回のLINEにつき平均3スクロールしてやっと読み終える長さ)
2. 文末に絵文字が2〜3個、連チャンすることがある
3. 長文LINEの後に、スタンプが2個送られてくることも
4. 何かを説明したい時は、他のサイトから引用してリンクを貼ってくる
5. 返事が遅れると、「今の読んだかな?」と催促のLINEが来る
などなど。大蔵さんはSEだから、「LINEもプログラミングみたいに長文になっちゃうのかな?」と思っていた愛ちゃんでしたが、パーティーで知り合った30代のお姉様にLINEの文面を見せて相談すると……。
「あぁ、この男はガラケー世代でしょ? 文章長いし、絵文字は沢山使えば女子が喜ぶと思ってて、スタンプの使い方もイマイチわかってなさそう(笑)」とのこと。女子大生の愛ちゃんは、ガラケー時代がどんな感じだったのかさえ知らない年代なので、ただただジェネレーションギャップを感じてしまいました。
そして、付き合ってから何度もデートしているのに、大蔵さんに対して未だに恋愛感情を抱けていないことにも気付き、ついにデートに行くのが嫌になってしまって「今日は熱が出たので、行けなくなりました。ごめんなさい」とLINEを送り、当日ドタキャンしてしまいます。
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