ストッキングが伝線…ガサガサかかとの原因&5つの解消方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-02-17 06:00
投稿日:2021-02-17 06:00
 冬になると、ガサガサかかとに悩む人が増えてきます。素足になることが多い夏の時期にはかかとケアをしている人が多いと思いますが、露出が少ない冬にはケアを怠ってしまう人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、ガサガサかかとになる原因と解消方法をご紹介します。

どうしてかかとはガサガサになる? 4つの原因

 かかとがガサガサしてくると、ストッキングが引っ掛かりやすくなります。おろしたてのストッキングが伝線してしまうと、がっかりしてしまいますよね。そこでまずは、なぜ伝線させてしまうほどかかとがガサガサしてしまうのか、原因をご紹介します。

1. 肌の乾燥

 実は、かかとには皮脂分泌腺がありません。自ら油分を作り出すことができず、肌の潤いを守ることができないため、ほかの部位に比べても乾燥しやすい場所なのです。

 さらに、顔や体は化粧水や美容液でケアしますが、かかとをケアする人は少ないため、乾燥しやすくなります。

2. 外部からの刺激

 かかとは、思っている以上に外部刺激を受ける場所。特に女性はハイヒールを履く人が多いですから、かかとに大きな刺激が加わることになります。肌に刺激が加えられると防御反応が働き、皮膚が硬くなり、ガサガサかかとの原因を作ってしまいます。

 また、意外にもかかとの過剰なケアをするのもNG。「肌を守らなければ」と、体が防御反応を働かせることになります。

3. 肌のターンオーバーの乱れ

 私たちの肌は、ずっと同じものではありません。見た目は変わりませんが、知らず知らずのうちに肌の「ターンオーバー」という新陳代謝の力によって、生まれ変わっています。

 しかし、このターンオーバーは加齢やストレスなど、さまざまな原因によって乱れることがあります。これにより、古い角質が溜まって、ガサガサかかとの原因となってしまいます。

4. 実は「かかと水虫」かも

 かかとがガサガサしてくると、多くの人は「乾燥によるものだろう」と気楽に考えるでしょう。

 しかし、かかとにぷつぷつとした皮めくれがあったり、かゆみがあるなどの場合には「かかと水虫」の可能性があるので注意が必要。ケアをしているのになかなか良くならない場合には、一度皮膚科で相談してみましょう。

かかとのガサガサを解消する!5つの方法

 どんなにおしゃれをしていても、かかとがガサガサでは気になってしまうもの。見た目が悪いだけじゃなく、自分自身も気持ちが良いものではありませんよね。そんな時には、これらの方法でガサガサかかとを解消しましょう♪

1. かかとも保湿ケアが必須

 毎日、顔の保湿ケアはしているのに、かかとのケアをしている人は少ないはず。皮脂分泌腺がないからこそ、保湿ケアは必須です。

 かかとは手のケアのように頻繁にクリームを塗ることができないため、靴下を履く前、夜寝る前などにケアをすることが重要です。かかとが硬くなっている人は、尿素が含まれた保湿性の高いクリームを使うことで、角質を柔らかくすることもできるでしょう。 

2. 刺激の原因を探る

 かかとには必ず外的刺激が加わりますが、人によって何が大きな刺激となっているかは異なるもの。そのため、自分にとって何が大きな刺激となっているのかを探ることも大切です。

 たとえば、ストッキングの化学繊維が原因となっている人もいれば、高いヒールの靴が原因になっている人もいます。靴によってかかとにかかる負担が変わってくるため、足に刺激の少ない靴を選ぶようにしましょう。

3. 素足を避ける

 家に帰ると、すぐに靴下やストッキングを脱ぐ人も多いでしょう。素足になると、ストッキングや靴からの開放感が味わえますよね。

 しかし、ガサガサかかとを改善したいと思うのであれば、できるだけ素足は避けた方が無難です。素足で歩けば、それだけかかとに外的刺激が加えられることになりますから、夏場でもクリームでケアをした後はシルクの靴下などで保護することが大事です。

4. 角質のケア

 かかとがガサガサしている人の多くは、肌のごわつきを感じているはず。これは古い角質が溜まっている証拠ですから、軽石などを使って角質ケアを行うのも有効です。

 ただし、角質ケアはやりすぎると皮膚を傷つけてしまいます。ケアの目安は、週に2回程度。優しくこすって古い角質だけを落としたら、クリームでしっかりと保湿ケアをしましょう。 

5. マッサージで血行を良くする

 一見、かかとケアには意味がないように見えますが、ガサガサかかとをケアするためには、足のマッサージも効果的。マッサージで血行を良くすることで肌のターンオーバーが促されますし、さらに、冷えの改善にも効果が期待できるでしょう。

つるつるかかとを目指すなら、オールシーズンケアしよう♪

 かかとのケアというと、サンダルを履く夏場だけしている人が多いでしょう。しかし、ガサガサかかとは冬場の乾燥やケア不足によって悪化してしまうため、つるつるかかとを目指すのであれば、夏だけでなくオールシーズンのケアが必須! ぜひ、こちらを参考にかかとケアに励んでみてくださいね♪

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


元アムラーは眉毛に注意!「老け見えメイク」で+10歳に見えるキケン
 しみや毛穴、くまなど、年を重ねると隠したい部分が多くなり、とにかくアラをカバーすることを意識してメイクをするようになり...
“ながら”美容ローラーちょっと待って! やってはいけない8つの美容習慣
 年齢とともに、肌や身体の変化を感じながらも「いつまでも若々しくいたい!」と抗ってしまうのが女ゴコロ。自分なりの美容習慣...
「首&デコルテ」に年齢が出ます! 毎日習慣化させたい4つのセルフケア
 40代を超えると、シワやシミなどの肌ケアに力を入れる人は多いですよね。でも、意外と忘れがちなのが「首とデコルテ」のケア...
マッサージいらずの肩こり解消法!根本原因の改善におすすめの漢方薬3種
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
やすりで削ると逆効果?ゾウ級「ガサガサかかと」正しい角質の落とし方
 足にまつわる悩みで多いのが「ガサガサのかかと」ですよね。ひどくなると、ストッキングが伝線してしまったり、パキッと割れて...
「フェイスパウダー」の使い方をマスター! プレストとルースの違いは?
 フェイスパウダーの正しい使い方をご存知ですか? メイク用品のなかではなんとなくスタメン落ちしがちなフェイスパウダーです...
ぷりっと美尻を作る4つの簡単“ながら”体操!アラフォーは始め時です
 アラフォーになると、だんだん代謝が落ちてきて体型が崩れてきますよね。何とかしようと、ダイエットに挑戦する人は多くいます...
関節が鳴る!ポキポキの正体は気泡!? 注目の骨活を解説【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
振袖腕どうにかしたい!薄着になる前にはじめたい二の腕ケア
 アラフォーに突入し、運動不足が原因で体がたるんできたなんて人も多いのではないでしょうか? 特に薄着の季節に気になるのが...
美髪で“後ろ姿年齢”-5歳に…「夜のヘアケア」正しい順番でやってますか
 若い頃は、艶がありボリューミーな髪の毛の人でも、加齢とともに髪はパサつき、ボリュームがなくなってしまうものです。つまり...
忙しい朝の救世主!5分で「血色メイク」ができる神コスメ4選
 慌ただしい朝はゆっくりメイクする時間もなく、丁寧にメイクするのが難しいですよね。しかしテキトーなメイクでは、いかにも手...
驚愕! 雑誌の付録なのに「EMS電気ブラシ」が付いてきた
 最新号「&ROSY」には、なんとEMS電気ブラシが付録でついてきます! 超軽量で使いやすく、頭皮・顔・ボディなど毎日の...
40代女性必見! 老けて見えないアイライン5つのテクニック
「なんか、今までのメイクがしっくりこない!」と感じている人はいませんか。特に、年齢が出やすい目元のメイクは悩みのタネ。「...
「お、いい感じ」美容家が惚れ込んで実践する『40代からの美髪レシピ』
 アラフォーと呼ばれる年代を過ぎてから、髪の不調に悩む人が増えます。ツヤやうるおい不足、なんとなく頭皮がかゆい、フケが増...
プチプラで節約美容! 高価じゃなくてもキレイになれる♡
 値上がりラッシュが続く今、財布の紐を引き締めて節約したいところです。もちろんプチプラでも、良いものはたくさんあります!...
メノポーズケアって何?“更年期予備軍”35歳から始めたい【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...