若い女の影…? OVER35歳男性が口にしがちなフレーズ3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-03-19 06:13
投稿日:2021-03-19 06:00
 アラサー・アラフォー女性における恋のお相手世代の男性には、同世代または少し年上の男性も多いですよね。オーバー35歳以上の男性の場合、若者言葉を使わない人が一般的。それなのに、あるときを境に「20代前半風」の話し方を習得(!)してきたら、それは若い女性にうつつをぬかし始めたサインかもしれません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、若い女性にうつつをぬかしている中年男性ほど使いたがるフレーズに迫ります。

1:「ワンチャン」

「ワンチャン」は、「ワンチャンコンビニ行ってくる」「ワンチャンあるかも」などの用法で、“もしかしたら”という意味で「ワンチャンス」をあらわす言葉。最近では、そこからさらに進化していて、特に「チャンス」とは関係ない文脈でも多用する若者が増えています。

 テンポのいいフレーズだけに、何度か聞いているうちに自然な口グセとして移ってしまう人も多く、だからこそ若い女性に入れ込んでいるアラフォー・アラフィフ男性が、自分では気付かぬうちに多用している例が少なくありません。

 これまでそんな言い方はしなかった男性が、いきなり「チャンス」と関係ない会話で「ワンチャン」を連呼し始めたときほど、浮気への警戒度が上がるでしょう。

2:「言うても(ゆうて)」

「言うても(ゆうて)」は、「そうは言っても」を意味する、関西圏が語源とされているフレーズ。昨今、若者を中心に急速に浸透し、一般的な会話でも多用する人が増えています。

 しかし一方で、関東圏のオーバー35歳世代で使っている人はまだ少なく、だからこそ、大人世代の男性がこのフレーズをいきなり多用し始めたのであれば、若者世代との密な交流が始まったサインの可能性も高めです。

 日頃から関西弁を使っている人ならばまだしも、標準語しか話さないタイプの男性がこのフレーズだけをやたらに連呼するようであれば、若い女性からうっかり移ってしまったのかもしれません。

 浮気チェックにまで発展させたい場合には、「あれ? 関西の人だったっけ?」などと軽くつっこんで、相手の反応を探っても◎。

3:「あたおか」

「あたおか」は「頭がおかしい」の語意で、2019年頃から20代前半世代を中心に、一般的な会話でも多用されている言葉です。

「それって、あたおかですよね」「どう考えても、あたおか」などと使いますが、どんなに流行をしていたとしても、オーバー35歳以上で日常会話で多用する人は稀なのが事実。だからこそ、大人世代の男性が平然と「あたおか」を口にするようになったら、若い女性の口グセが移った可能性も高いでしょう。

「あたおか」は独特の単語だけに、オーバー35歳世代だとまだその意味を知らない人も少なくありません。浮気チェックで男性に探りを入れるなら、「“あたおか”ってなに?」と真顔で質問して、反応を見守ってみるのもおすすめです。

まとめ

 20代〜30代前半では当たり前のように使われているフレーズでも、オーバー35歳の中年世代では使う人が稀な流行語もたくさんあります。身近な中年男性が、そんなフレーズを顔色ひとつ変えずに口にし始めたなら、若い女にうつつをぬかして浮かれているサインと見て、少々警戒しておくに越したことはないでしょう。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


社内恋愛で破局…失恋後の「NG行為」と乗り越えるためのマインド。目で追っちゃダメ!
 職場の人に告白して振られたり、別れたりしたらとにかく気まずいですよね。失恋後も仕事相手として接したり、顔を合わせるのつ...
恋バナ調査隊 2025-06-26 08:00 ラブ
「私、他に好きな人がいるのに結婚しました」5人の女性が語る複雑な事情
 結婚といえば、多くの女性が「最愛の人とするもの」と考えるはず。でも世の中には“他に好きな人がいるけど結婚した”なんて女...
恋バナ調査隊 2025-06-25 07:50 ラブ
夫とメンエス嬢のエグい不倫。そのとき妻がとった驚きの行動「相手の“職場”に入店したんですが…」
「妻の妊娠中に夫が不倫した」という話、残念なことによく聞きますよね。10年近く経った今でも、第一子の妊娠中にされた夫の不...
くらげ 2025-06-25 17:54 ラブ
“既婚者おじ”の誘いにドン引き… 篠崎愛似の20代女子に「騙されないか心配だよ…」と囁く50代の男
 いまだ世間の注目を集めている田中圭と永野芽郁の不倫疑惑。流出した写真やLINEからは、人気絶頂の25歳清純派女優の永野...
はつ 2025-06-23 10:11 ラブ
「介護の問題があるでしょう?」実家も義実家も勘弁…同居を断固拒否する44歳夫の心配ごと
「冷酷と激情のあいだvol.251〜女性編〜」では、自身の実家と夫の実家の双方から二世帯住宅を建てる提案を受けた妻・律子...
並木まき 2025-06-21 06:00 ラブ
家にいるのは私なのに…親と同居したい41歳妻、反対する夫に苦悩「もう何が正解かわかりません」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-21 06:00 ラブ
夫婦の会話がなくなる10の理由。予兆があったら要注意! あなたたちの原因はどれ?
 夫婦の会話がなくなったことに不満や寂しさを抱えている人もいるはず。中には会話を増やそうと、無理して話題を作ったりパート...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
失恋確定!?「なんか用だった?」にガックリ…彼からの“塩対応”LINE6つ
 LINEには別れや失恋の予兆が見られるものです。今回は、女性たちが「ヤバい、この恋終わるかも」と悟ったLINEをご紹介...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
元不倫相手からの連絡に揺らぐ女…いい人風“下心オジサン”から七夕の夜に届いた言葉【なぜ禁断の恋をするのか?】
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-20 10:25 ラブ
夫「肌にはこの成分が…」ってうるせ~! 美意識高い系男子に振り回される妻のホンネ
 男性も美意識が高まってきている時代。ですが、アラフォー妻のなかには、夫の美意識の変化に戸惑っている人もいる様子。 ...
恋バナ調査隊 2025-06-20 06:00 ラブ
独りはイヤ、でも彼氏はいらない…そして「彼女」を探すようになった女性たちのココロの中
 近ごろ「彼氏はいらない」「結婚もしなくていい」という女性が増えてきました。  生涯未婚率も上昇しているなか、新た...
内藤みか 2025-06-19 06:00 ラブ
「おもしれー女」を目指しちゃダメ! 恋愛“こじらせ”男女がやっちまった恥ずかしい言動
 今回はこじらせ女性とこじらせ男性の恋愛あるあるを5つ、ご紹介します。あなたは「ないわ〜」と感じますか? それとも「ピュ...
恋バナ調査隊 2025-06-19 06:00 ラブ
夜は疲れてる…令和の男女は性欲よりも“睡眠欲”を優先したい。でも、それでいいの?
 「とにかく寝たい」  正社員の総合職として働きはじめてから、夜の時間に求めるものは“睡眠”一択になりました。 ...
豆木メイ 2025-06-17 06:00 ラブ
「真っ赤なTバック」をあげて疎遠に…男たちが“勘違い”されたプレゼント5選
 今回は“勘違いされてしまったプレゼント”をテーマに、男性の体験談をご紹介! 意中の男性や彼氏からなにかプレゼントされた...
恋バナ調査隊 2025-06-17 06:00 ラブ
「妊娠中の不倫は時効でしょ」…って何それ!? “モラハラ不倫”息子をかばい続ける義母【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
くらげ 2025-06-16 17:48 ラブ
この物価高に! 妻が許せない「夫の浪費」5選。でも“あの言葉”は禁句です
 男性からは「自分で稼いだ金をなにに使おうと自由!」と主張されそうですが、家計は家族みんなのもの。それに、やりくりしてい...
恋バナ調査隊 2025-06-16 17:43 ラブ