取り柄がないと思っている人の5つの特徴&抜け出す方法!

コクハク編集部
更新日:2021-04-30 06:00
投稿日:2021-04-30 06:00
 周りの友達を見ては、「私には、何も取り柄がないな」と、落ち込んでいませんか? さまざまなことにチャレンジして結果を残している人を見ると、自分に自信がなくなってしまう人もいますが、そこで誰もが自信を失うわけではありません。そこで今回は、自分で「取り柄がない」と思っている人の特徴や、抜け出す方法をご紹介します。

自分で「取り柄がない」と思っている人の5つの特徴

「自分には取り柄がないな」と落ち込んでしまう人には、実は共通した特徴があります。では、どんな特徴があるのか、自分と照らし合わせてチェックしてみましょう!

1. 完璧を求めている

 自分で取り柄がないと思っている人の多くは、完璧主義者。すべてに完璧を求めてしまうため、自分のやっていることに満足できません。

 人から見れば「すごいなぁ」と思うようなことをやっていても、納得がいかず「どうして、自分はちゃんとできないのだろう」と落ち込んでしまうことも。目標を高く設定するのは悪いことではありませんが、高すぎる設定は途中で挫折してしまう原因にもなるので注意が必要です。

2. 日頃から周りと自分を比較している

 同じ資格取得を目指したり、同じ仕事をしていると、周りのことが気になるものです。周りが頑張っているのを見て、「自分も頑張らねば!」と気合いが入る人もいるでしょう。

 しかし、自分で取り柄がないと思っている人は、常に周りと比較し、劣等感を抱いてしまいます。「私は、彼女よりも劣っている」と何事も比べて、自分を卑下してしまうのです。

3. 基本的にネガティブ思考

 性格は、もともと持った性質や育った環境によって変わってきます。実は、取り柄がないと思っている人は、ネガティブ思考な人が多いのも特徴のひとつです。

 そもそも、「取り柄がない」と思ってしまうのは、自分に自信がない証拠。そのため、「どうせ私なんて……」と何事もネガティブに考えてしまいます。その結果、仕事も恋愛も最初から諦めてしまう人も多いでしょう。

4. 人からの評価に影響されやすい

 仕事をしていると、どうしても周りからの評価を受けることになります。習い事や趣味を楽しんでいる人も、周りから何かと意見されるでしょう。

 そんな周りの評価に影響されやすいのも、取り柄がないと思っている人の特徴です。自信のある仕事も、たった一人に言われた一言を引きずる人もいます。「自分は自分、人は人」と割り切れないことが、自分を苦しめてしまいます。

5. 褒め言葉を素直に受け取れない

 取り柄がないと思っている人は自分に自信がないため、周りからの褒め言葉を素直に受け取ることができません。

「すごいね」「すごくよかったよ」なんて褒められても、「どうせ社交辞令だろう」「本当はそんなこと思っていないでしょ?」などと考え、素直に喜ぶことができません。

取り柄のない自分から抜け出す3つの方法

 自分に取り柄がないと思っている人の多くは、「今の自分を何とかしたい」「このままではいけない」と思っているはず。しかし、抜け出し方が分からなければ、一歩踏み出すこともできません。そんな人は、以下の3つの方法を試してみてくださいね!

1. 身近な人に客観的な自分について聞く

 取り柄がないと思っている人は、完璧主義で自信がない人が多いため、自己評価がかなり低いです。

 そのため、周りからどう見えているのか聞いてみることがおすすめ。身近で信頼できる人に、「私の仕事への評価ってどう?」「日頃の私って、どんなふうなの?」と聞いてみましょう。きっと、客観的に見た自分と、印象がまったく違うはず! 思っている以上に、あなたを評価している人が多いことに気づき、自信を持つことができるでしょう。

2. ポジティブな人と接し、前向きな心を真似る

「私は、どちらかといえばネガティブだな」と自覚しているのであれば、ポジティブな人と積極的に接するようにしましょう。「性格なんて、簡単に変えられない」と思っているかもしれませんが、一緒に過ごす相手からの影響は思っている以上に大きいものです。

 ポジティブな人と一緒にいると、「そんな考え方もあるんだ」「私もそんなふうに考えたい」と少しずつ気持ちが変化してくるはず。そうすれば、ポジティブな考え方ができるようになるのも時間の問題でしょう。

3. 自分の得意なことを思い出す

 今の状況から抜け出すには、「取り柄のない私」という思い込みを捨てることが必要です。そのためには、自分の得意なことを思い出してみましょう。

 たとえば、学生時代までさかのぼって、先生に褒められたこと、優勝した経験や賞を受賞したことなどを思い出してみましょう。子供の頃のことを思い出してみると、意外と自分が得意だったことに気づけるかもしれませんよ。

自分自身と向き合って、取り柄のない自分から卒業しよう!

 人にはそれぞれ、得意なこともあれば不得意なこともあります。人がやっていることは、不思議と「すごいなぁ」と思ってしまうものですが、あなただって周りから見れば「すごい」と思われていることがあるかもしれません。まずは、取り柄がないという思い込みから抜け出しましょう! これに気づければ、もっと楽になれるはずですよ!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


失ったものを数えているほど人生は長くない 2023.7.19(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「10年使える」タオルを10年以上使ったら…2023.7.18(火)
 突然ですが、タオルってどのくらいのペースで買い替えていますか? 実は我が家には、気づいたら10年以上使っているタオルが...
“地獄の育休”で病む寸前…先輩ママたちのしんどいエピソード&解消法
 子供を出産してから、育休を取得する女性は多いですよね。でも、育休には体力面で休める点や子供のそばにいられるなどの大きな...
竜宮城はこんな感じかな 2023.7.17(月)
 海の生き物に夜の街の光が重なって、にぎやかで涼しげな世界。  竜宮城はきっとこんな感じかな。  そういえば...
納涼★にゃんたまシリーズ!雪ん子“たまたま”のクールな視線
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
急に生理! 気分最悪の流血事件を防ぐ対処法&“即席ナプキン”の作り方
「ナプキンをしていないのに生理が来ちゃった……!」女性として数十年生きていれば、こんなこともありますよね。今回は、急に生...
もうさ、スタコラサッサと逃げ出そうよ? 2023.7.16(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
30代女が感じたApple Watchのメリット3つ 2023.7.15(土)
 街を歩いていると、スマートウォッチを付けている人が多いですよね。運動しない人にもメリットがあるのでしょうか?  ...
動物のゆるキャラ漫画/第53回「ぼくらのこだわり」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
“うちの自慢の嫁”に徹しなきゃだめ?「旦那の実家に行かない方法」5つ
 夏休みが近づいてくると浮上するのが、「旦那の実家に行きたくない」問題。旦那の実家への帰省が嫌というのは、あなただけでは...
親友でも彼ができた途端、ハブ攻撃開始! げに恐ろしき女の世界LINE3選
“女の世界”という言葉を聞くだけで、どこかゾッとするような怖さを感じませんか? 女には裏の顔があるもの。それはLINEに...
女性だけじゃないYO!「スマホ&パソコン童貞」60代オヤジの幸福論
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
この世の最凶生物はナチュラルマウントさん!距離をとる以外に対処法ナシ
 みなさんの周りには、いまだにマウントをとってくる人はいますか?  明確に「マウントをとってやろう!」と思って来てく...
なんでもない日、子どもらしさが愛おしい 2023.7.14(金)
 自分にも、あの人にも、知らないどこかの誰かにだってこんな時代があった。  僕らみんなが子どもだった。誰もが通る道...
40代への「貫禄がある」は悪口とは限らない!5つの“褒められ”特徴は?
 貫禄というと「老けている」といった、マイナスイメージを持つ人もいるでしょう。けれど、そもそもは品格や風格、威厳を表す言...
“たまたま”探しの猫旅へ!素敵な「ねこの島」が見つかるかも
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...