旦那の愚痴が出てこない…ずっと円満な夫婦は何が違うの?

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2021-04-06 07:09
投稿日:2021-04-06 06:00
 SNSを見ていると、結婚後もパートナーとの間に不満を抱えている人も多いように感じます。一緒に生活していれば多少の不満があるのは仕方ないものの、できれば円満に夫婦生活を送っていきたいですよね。
 そこで今回は、結婚後5年以上経っても円満に過ごしている夫婦たちの話を聞いてみました。するとどうやら、妻や夫の性格や人柄に特徴があることが分かってきました。

ケース1:お互いがポジティブ

 円満夫婦たちは、小さな幸せを見つけるのが得意なよう。日常で起こる小さないさかいを帳消しにできるくらい、小さな喜びを発見して自分の感情をコントロールできるのです。

「私はよく友人にぼーっとしている、優しいなどと言われることが多いのですが、旦那も私に負けず劣らずゆるい性格です。2人ともあまり物事を気にしないので、大きなケンカもなかなか起きないかな。寝たら忘れるとか、甘いものを食べれば機嫌が良くなったりすることも多いです。2人ともとにかく単純なので、機嫌が悪いときはお互いちゃんと気を使って、相手の機嫌を整えています」(34歳・医療関係)

 根本的なことではありますが、ポジティブな人の方が家族との暮らしを前向きに考えられるのでしょう。ポジティブ、ネガティブの価値観が近い人の方が、機嫌のコントロールも理解しやすく簡単になるでしょう。

ケース2:笑顔で夫を「癒せる」妻

 また、円満夫婦たちの中には妻の「癒し力」が高いというタイプも。男性を癒やす女性には、どんな特徴があるのでしょうか。

「なんでかわからないけど、旦那にはよく『癒やされる』と言われることが多いです。特に家事をたくさんやっているとかではないんですけど……。強いていうなら、笑いのツボが浅いのでよく笑っているかもしれません。嫌なことがあっても笑ってるわけじゃないんですけど、楽しい時に私が笑っていると、旦那の機嫌がいい気がします」(30歳・教育関係)

 おうちで笑顔でいられる女性は、男性を癒やすことができるようです。生活の中では「笑っている場合じゃない」ことも多くあると思いますが、普段から笑顔でポジティブに振る舞っている方が、否定的な話もきちんと聞いてもらいやすいようです。

ケース3:テイカーよりギバーの男性を選ぶ

 円満夫婦の中には、自分の育った家庭を振り返って選ぶ伴侶を考えた、という人もいました。

「うちの父親は亭主関白タイプだったので、幼い頃からいつも母のことを不憫に思っていました。そんな両親を見ていたから、自分は絶対に優しい男性と結婚しようと心に決めて、今の優しい旦那との結婚を決めたんです。優しい人と一緒にいると、自分もやっぱり優しくなれるんですよね。旦那が先に私のことをいろいろ気遣ってくれるので、私も何か返さなきゃって思えます。お互いやってもらったことに何か返そうとし合うので、いいループになっています」(37歳・小売関係)

 自分から相手に何かしてあげるのが苦手な女性でも、相手が優しいタイプなら、いいループを作れるかもしれません。優しさを返してくれないダメ男と付き合った経験にトラウマを感じている女性は、やっぱり優しい男性と結婚するべきかも?

円満夫婦の秘訣は「損得勘定しないこと」

 円満夫婦の妻たちはポジティブで明るい人が多く、小さなことを後々まで引っ張らないタイプが多いようでした。しかし、結婚生活には相性もあるので、女性だけが常に笑顔で、ポジティブであってもうまくいかないこともあるでしょう。結婚生活に必要なのは、お互いが思いやりを持つことです。家事負担や金銭負担など、さまざまな部分で「自分が損をしているかどうか」を考えないでいい関係が、夫婦円満の秘訣であるようです。

 まだ結婚していない人は、自分が思いやりを持って接することができる人、そして優しさを返してくれる人を選びましょう。もう結婚している人は、小さな不満や愚痴を自分が抱え込んでしまう理由を考え、短期間で消化できる方法を2人で話し合ってみましょう。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ラブ 新着一覧


離婚に同意したよね? グダグダ夫にしびれを切らす41歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
俺の人生を何だと思ってる?離婚届を焦らし抵抗を画策する夫
「冷酷と激情のあいだvol.114〜女性編〜」では、離婚に合意しながらも2カ月以上にわたって離婚届を書いてくれない夫・ヤ...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
彼と服の趣味が合わない!愛情が冷めないうちに手を打ちたい
 彼氏が大好きなのに、どうしても服の趣味が合わないと悩んでいる人は多いようです。気持ちが大事だとわかっているものの、やっ...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
年下男子の“必死3択”に思わずOK!面白いデートのお誘いLINE
 異性として意識していない男性からデートに誘われたら「期待されても困るし……」と思い、断るかもしれませんね。でも、思わず...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
「円満に彼氏と別れる方法」同棲中やモラハラにも通用する?
 付き合っている彼氏と別れたいと思っていても、別れを切り出すのってつらくて重たいですよね。情があったり、傷つけるのが怖い...
恋バナ調査隊 2022-10-28 06:00 ラブ
15歳下の彼氏で立証済!年下恋愛の達人が実践する愛されテク
 年下彼氏が欲しいと願っている女性は大勢います。しかし、いざ年下と親しくなると「私みたいな年上じゃ、申し訳ない」と逃げ腰...
内藤みか 2022-10-27 06:00 ラブ
「浮気した」と自分から言う男性心理 自白の裏にある狙いは
 彼から「浮気した」と報告されて、「そっか! わかった」と流せる女性はいないでしょう。それなのになぜ、彼は「浮気した」と...
恋バナ調査隊 2022-10-27 06:00 ラブ
そろそろ潮時?彼と一緒でも全っ然楽しくないからすべきこと
 彼氏とケンカしてしまったり、付き合いはじめは優しかったのに素が出てきてテキトーになったり……。パートナーといても楽しく...
若林杏樹 2022-10-26 06:00 ラブ
彼の“不良アピールLINE”がウザい「皆ペコペコ頭下げてくる」
 気になる女性や好きな女性へ「俺、昔悪い奴だったんだよね」とアピールする男性って、今の時代にも意外といますよね。  悪...
恋バナ調査隊 2022-10-26 06:00 ラブ
職場の後輩君が気になる…恋愛成就は憧れの先輩ポジション♡
 職場の後輩に恋をすると、仕事に集中できなかったり、嫉妬してしまったりして気持ちが不安定になる場合がありますよね。また、...
恋バナ調査隊 2022-10-26 06:00 ラブ
おディーン様か?女性がドン引きした「男のキザな言動」3選
 ドラマや映画などで観るロマンチックな恋愛シーンにキュンキュンしながら、日々のストレスを発散している女性もいるのではない...
恋バナ調査隊 2022-10-24 06:00 ラブ
追うより追いかけさせる!“心がけ一つ”でモテ女になれる方法
 あなたは追う恋と追われる恋、どちらがお好みですか? 「ガツガツしたくない」と思う大人女性には、追われる恋を好む人が多い...
恋バナ調査隊 2022-10-22 06:00 ラブ
体の相性◎で4年もズルズル 酒の勢いで元彼と寝る女性の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
「世にいうセフレ?」酒に酔っては元カノとHする男性の後悔
「冷酷と激情のあいだvol.113〜女性編〜」では、足かけ4年間もの間、お酒の勢いで肉体関係をもち復縁を繰り返している恋...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
今さら聞けない「ガチでリアルな離婚話」それは幸せか不幸か
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
山崎世美子 2022-10-22 06:00 ラブ
信頼の証とはいえチョイ面倒…愚痴が多い彼氏の心理と対処法
 彼氏と過ごしている時間に愚痴ばかり聞かされると、気分が滅入ってしまいますよね。また愚痴が多い男性は、将来出世しなさそう...
恋バナ調査隊 2022-10-21 06:00 ラブ