美容家がレク! “ちょこっと白髪”に優秀ホームケア&裏ワザ

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-04-09 06:00
投稿日:2021-04-09 06:00
 アラサー・アラフォー世代になると、チラホラと出てくる「白髪」に悩む女性も増えますよね。今のご時世では、以前のように気軽にヘアサロンに行けずホームケアを充実させている女性も多くなっています。
 白髪が出てくると「年齢のせいかな」と諦めてしまう人もいますが、昨今は手軽に使えるヘアケア製品に「あっ」と驚くような優秀アイテムもたくさんお目見えしています。時短美容家の並木まきが、今こそおうちケアに取り入れたい白髪ケア製品をご紹介します。

「洗うだけ」なのでデイリーケアに

 “毛髪科学のプロフェッショナル”、 L・リー・ボズレー氏が開発したブランド「ボズレー」は、単なるブランド名ではなくハリ・コシ・ボリュームがない髪や頭皮の乾燥などに真剣に向き合っている製品として知られていて、アメリカではメジャーな存在。

 日本で展開している製品は、日本女性に合うように配合がされているので、インポート製品が苦手な人でも安心して使えるはずです。

「ボズレー ブラックプラス シャンプー・トリートメント」による白髪ケアで「あっ」と驚くのが、独自の“ブラックリバース処方”。「髪にメラニン色素が残っていれば黒く戻せる」という発想でつくられていて、ヘアサロンに行きづらい今のご時世でのホームケアにぴったり。「洗うだけ」のお手軽さなので、手軽にデイリーケアに取り入れやすいのではないでしょうか。

 定期的にサロンで染めるほどでもない“ちょこっと白髪”はどうしても放置してしまいがちですが、時短で髪をいたわることができるボズレーのようなホームケアアイテムで賢くケアするのも選択肢です!

白髪ケアの「入門アイテム」にも

 白髪染めアイテムは数あれど、なかなか「1回できちんと染まる製品」に巡り合えていない人も少なくないですよね。

 独自の濃密カラー処方で「きちんと染まる」と口コミで話題なのが「サイオス カラートリートメント」。濡れた髪にも乾いた髪にもどちらにも使えるから、おうちでの白髪ケアに慣れていない人の「入門アイテム」としてもおすすめです。

 実際に筆者が使用したところ、5分おくだけで白髪にきちんと色づくのを実感。手軽に使えるのに、ここまでしっかり色がつくところに驚きました。

 これまで展開していた「ライトブラウン」「ダークブラウン」に加えて、2021年3月には「アッシュブラック」もお目見え。よりしっかりとした黒色に整えたい人も使いやすい、カラーラインナップになりました。

 使ったあとの髪にパサつきを感じることもありませんでした。白髪が気になったタイミングで、気軽に使える製品だと思います!

“ちょこっと白髪”を目立たなくする裏ワザ

 ところで、“ちょこっと白髪”はツヤとウェット感が加わると、それだけで目立ちにくくなる性質も。そのため、ホームケア製品でケアしたあと多少気になる程度の白髪であれば、質感を変えるだけでもフォローできるケースが少なくありません。

 まとめ髪用の「マトメージュ まとめ髪スティック」は、硬い髪や太い髪でもきっちりとまとめるだけのホールド力があり、さらに、ベタつきを感じさせにくく、絶妙なツヤも加わる優れもの。

 こちらを白髪が気になる部分に塗ってツヤを出しておくと白髪が目立ちにくくなるので、スタイリングの裏ワザとして使えます。ぴょんと飛び出している短い毛もホールドできるので、生えかけている白髪を押さえるのにも役立ちます。

まとめ

 長引く自粛生活では、ヘアサロンに行く頻度に迷っているという声も多く聞こえてくるのが現実。白髪が気になりだすとテンションも下がるので、ホームケアで簡単に使える製品を手もとに揃えておくと、何かと心強いのではないでしょうか。よろしければ、お買い物の参考にしてみてくださいね。

(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は、筆者の個人的な感想です。)

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...
お肌のシミはなぜできる?【美容外科医が解説】薬局で購入可能なおすすめの薬と美容クリニックの威力
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容医療11年目の美...
腹痛だけと思ったら大間違い!本当は怖~い「便秘」の5つの影響【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
冬でもテカる! 厄介な「油田肌」3つの原因と対策3カ条。逆効果のケアしていませんか?
「夏はまだしも、真冬の今でも肌がテカるのなんでなの!?」とキレている女性の皆さま、必見!  今回は冬でも肌がテカる原因...
40代に高額な美容液は必要なの? 愛すべきプチプラではなく、全力で投資すべきデイリーコスメは…
 40代半ばを過ぎてくると「高価な美容液に変えるべき?」の疑問が湧いてくる人も多いよう。実際に私のもとへも、「プチプラ美...
脱ネガティブ! マインドフルネスって何?【専門家監修】1日5分から始める簡単メソッドを解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
美容家熱弁!40代以上に大人気のプチプラで“買い”な最新作(UV対策、ポイントメイク、ヘアアレンジ)は?
 ここ数年で「プチプラ」と呼ばれるコスメのレベルが、格段に上がっていますよね!  大人世代が使っても納得と満足の両方を...
噂の美容法「タオルで顔拭きはNG」って嘘でしょ!? 医師3人の回答は/専門家監修【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
洋服でお金を浪費する人の特徴4つと回避策。通販サイトは“鬼門”かも?
 お金は稼いでいても、なかなか貯金が貯まらない人に多い特徴が「洋服でお金を浪費している」ケースです。なかには、洋服はたく...
お風呂から出てもすぐに足先が冷えるのはなぜ?【専門家監修】温活で全身ポカポカにする秘訣とコツ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代が実例チェック! アラフォー女性がハマる“逆パンダ”アイメイクの罠
 アラフォー世代のみなさ~ん。若々しさを意識して華やかなメイクをしたつもりなのに、気づけば目元が浮き上がり、さながら“逆...
夫がハゲてきた…プライドも頭皮も傷つけない伝え方と妻にできること3つ
 夫婦の間でも、デリケートで伝えにくいのが「夫のハゲ問題」です。ハゲてきたと感じても正しい伝え方をしない場合、夫を傷つけ...
ダイエット成功の秘訣は「楽痩せ」【薬剤師監修】過去の失敗は“宝”。本当に好相性な超簡単ダイエットは?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「なんだかキマらない…」【美容家厳選】“メイク下手”40代こそ使いたい! 優秀プチプラ3選
 40代以上の自称「メイク下手」女性の多くが悩む「昔と同じようにメイクをしても、なんだかキマらない」問題。きちんとメイク...