結婚相手を見極める!郵便ポストが溜まっている男にはご用心

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-05-15 06:00
投稿日:2021-05-15 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚に反対する親も少なくなりました。ずいぶんと時代は変化しましたが、できれば離婚にはならない方がいいですよね。
 男女ともに離婚理由の第一位は「性格の不一致」。好きで一緒になって嫌いになって別れるカップルが多くいます。結婚する前にきちんと見ておいたほうがいいポイントについて今回は解説したいと思います。

郵便ポストのチェックは自己管理能力を物語る

 郵便ポスト——意外かもしれませんが、ここはとても大切なチェックポイントです。

 ペーパーレスで郵便物が少なくはなっていますが、全く来ないわけはありません。銀行や保険や役所からの年金のお知らせなど、数え上げればきりがないほど、まだまだ郵便物は届いています。

 ポストがギューギューで溜まりに溜まっていたり、全く取り出す気配のない人は自己管理能力が低いと言えます。何が自分の元に送られてきているのか、気に掛けるという当たり前のことが出来ない人は、必ずルーズな一面を持ち合わせています。

 それに加えて光熱費や通信費の督促状(残高不足)が来ていたり、携帯電話が止められた経験のある人は自己管理以前にお金にルーズだと判断してもいいでしょう。

 離婚を考え出す大きな理由のひとつでもある「借金」に直結しやすくなるので、しっかりと確認しておきましょう。消費者金融からの催促のはがきを目にするのが嫌でポストはほったらかしの人も多いのです。

ギャンブル癖のあるオトコにご注意

 ボートや麻雀に競馬やパチンコ。自分では気づかないみたいですが、“ギャンブル依存症”になっている人も大勢います。恋人の前ではギャンブルが好きだと言わない“隠れギャンブラー”は、心の中では賭けごとでお金を散財していることに多少は罪悪感を持っています。

 結婚するギリギリまで知らなかった人や、結婚して子供ができてから気づいた人もいますが、ギャンブルで怖いのは、キャッシングをしたり誰かにお金を借りたりする、自制心のコントロールが不可能になる人です。“隠れギャンブラー”は、賭けごとよりも先に疑われやすい代表的なことに「浮気」があります。

妻は浮気を疑って探偵を雇うが真実は!

 30代後半のある奥様の相談です。隔週で土曜日か日曜日に休日出勤だと言い仕事に出かける旦那さん。平日も帰りが遅くて夜11時ごろだそうです。不審に思った奥さんが財布をチェックをすると、仕事だと言っていたある土曜日に、会社からずいぶん離れた場所のATMで5万円を出金していた控えを見つけました。

 即座に疑ったのは女の気配です。ショックで調査依頼に来られました。

・平日帰宅が遅い
・休日出勤が多い
・LINEしても既読スルー
・電話をかけても出ない
・お金を隠れて出金している

 こんな条件は誰が聞いても「浮気」を疑ってしまうような行動です。浮気とギャンブルは隠れてするものですし、それ以外にも共通点がとても多いのです。

 女の気配も夫婦関係にヒビが入りますが、ふたを開ければ借金地獄だとかで、信頼関係はがた落ちです。

 冒頭のご夫婦は四人家族でつつましく、賃貸アパートで生活していました。奥様の夢は「家を買うこと」。誰もが考える夢ですね。

 しかし、眼鏡でスーツ姿の真面目そうな夫は毎晩のようにパチンコ三昧でした。借金こそはありませんでしたが、預金通帳を探してみると、なんと一年半で500万円近くパチンコにつぎ込んでいたことが判明しました。

「浮気は嫌で辛いですが、こんなにお金を使われるのも困ります。今は怒りしかありません!」と奥様は怒り心頭。その時、素朴な疑問を投げかけた筆者です。「ご主人さんがパチンコに興味があるとご存じなかったんですか」

 その答えは、「独身の頃は大好きだったみたいですが、結婚を機にやめてもらいました」

 なるほど。その気があったということですね。

 家を買う頭金になるほどの金額をパチンコにぶち込んだ旦那さんとの関係は冷え切ったそうです。

 ここでのポイントは、昔好きだったことは再燃する可能性があるということです。

一生を添い遂げるオトコを本能的に感じとる

 夫婦関係が冷え切っていて、もう別れたいと離婚相談に来られる方に、話の流れで「ご主人は災害や天災等、何かあった時は命がけで守ってくれる人ですか?」というシンプルな質問をします。この答えは大きくは3つしかありません。

1. わかりません
2. いいえ。自分だけ逃げます
3. はい。彼は私を助けます

「夫は私を助ける」と答えた相談者さんには、少しでもお二人は歩み寄れませんか?と提案しています。順番で言えば親が先に亡くなり、自分を命懸けで守ってくれる存在は、そうやすやすと現れるものではありません。もし結婚相手を選ぶなら、そして、もし離婚を考えているなら、ここは本能的に感じ取ってもらいたい大切なポイントです。

 答えが2番目の「彼は自分だけ逃げます」と思うのならば、生涯を供にする相手ではありませんよ!

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


心底がっかり…トラウマ級のホワイトデープレゼント5選。事前に防ぐには
 好きな人や彼氏に渡すバレンタインデーのプレゼントには気合いが入りますよね。その分、ホワイトデーのお返しに期待している人...
恋バナ調査隊 2025-03-10 06:00 ラブ
まさかの“彼氏じゃなかった”が発覚したLINE3選「Xmasまでに彼氏作れよ」って何ですか?
 世の中のカップルすべてが告白をされてOKをして…という流れではじまるわけではありません。  なかには、お互いに「...
恋バナ調査隊 2025-03-09 06:00 ラブ
「他の男の子どもなのに愛おしい」交際相手よりもその息子に特別な思いを抱く41歳バツ1男性
「冷酷と激情のあいだvol.236〜女性編〜」では、友人の紹介で知り合った恋人とわずか交際半年でレス状態に悩む絢子さん(...
並木まき 2025-03-08 06:00 ラブ
バツ1同士だから「淡泊な関係でいよう」。それなのに息子には父親ヅラする男に不満な39歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-08 06:00 ラブ
人の彼氏が欲しくなる女のフクザツ心理4選。その気持ち、わからなくもないけど…
「友人に彼氏を紹介されると、その彼氏を奪いたくなる…」と、人の彼氏が欲しくなってしまう女性は一定数いるようですが、今回は...
恋バナ調査隊 2025-03-07 06:00 ラブ
パラサイト不倫3人同時進行のツワモノ。大学生の娘にも便乗し恋愛相談でバズる40代婚活セミナー講師 #4
 悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をし...
蒼井凜花 2025-03-07 06:00 ラブ
旅行好きになったアラフォー女性がモテ出した実例。職場の年下男性がふたり旅を“おねだり”した理由は…
「旅行するようになったらモテるようになった!」という女性が続出しています。  旅をするとなぜモテるのか? 旅先でモ...
内藤みか 2025-03-06 06:00 ラブ
「結婚を後悔した人」は意外と多い! 女性は性格の不一致が原因、男性は?
 いつの時代も「結婚」は男女ともに気になるテーマ。人生における大きなライフイベントの1つでしょう。世間では結婚に夢を抱い...
自由すぎる夫婦の驚くべき関係性5パターン。年1対面、隣のマンションに住む…参考にしてみる?
 今回ご紹介するのは“自由すぎる夫婦”の実態です。「こんな夫婦実在するんだ⁉」と驚く関係性ばかりですが、自由がゆえにうま...
恋バナ調査隊 2025-03-06 06:00 ラブ
激しく同意! 蛙化現象が起きた出来事4選。それでも気持ちが復活する場合ってどんな時?
 好きだと思っていた相手と両思いになった瞬間に冷めてしまったり、相手の些細な言動で冷めてしまったりする“蛙化現象”。いっ...
恋バナ調査隊 2025-03-05 06:00 ラブ
そりゃあ「熟年離婚」も増えるワケだ…夫と妻は“水と油”。子育てがひと段落したときに大事にしたいこと
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
豆木メイ 2025-03-04 06:00 ラブ
「主夫になりたい」発言裏に5つの真意。注意が必要なメッセージが隠れている場合も
 夫、あるいは結婚を考えている彼氏から突然「主夫になりたい」と言われたら、あなたはどうするでしょうか? 「なにを言ってる...
恋バナ調査隊 2025-03-03 06:00 ラブ
LINEのやり取りで見抜く! メンヘラ系、モラハラ系、浮気常習…「地雷男」に共通するサイン
 キレポイントがわからなかったり、モラハラやマザコンだったりする危険な「地雷男」とは、できればお付き合いしたくないですよ...
恋バナ調査隊 2025-03-02 06:00 ラブ
「責任とれ?なんで?」3年逢瀬を重ねた不倫相手を捨てて“第3の女”と再婚する51歳男の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.235〜女性編〜」では、3年間の不倫の末に離婚が成立したものの再婚へといたらないお相手・コウ...
並木まき 2025-03-01 06:00 ラブ
3年間必死に耐えたビジネス禁断愛。「責任とって」離婚した不倫相手に入籍を迫る44歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-01 06:00 ラブ
「毎月、性病検査してでも人生のステージを上げたい」パラサイト不倫に懸ける40代婚活セミナー講師 #3
 悦子さん(仮名・48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不...
蒼井凜花 2025-03-14 13:48 ラブ