偉そうな“俺様彼氏”に疲れていない? 彼の隠れた心理や対処法

恋バナ調査隊 ライター女子部
更新日:2021-05-25 06:00
投稿日:2021-05-25 06:00
 いつだって上から目線で偉そうな「俺様彼氏」に困っている女性は多いようです。でも、恋愛って難しいもので、彼の悪いところがわかっていたとしても、簡単に別れを決意できないんですよね……。そこで今回は、彼がどういった心理で偉そうにしてくるのかや、辛い状況から抜け出すための対処法をご紹介します!

なぜ? 俺様彼氏が偉そうにしてしまう隠れた心理

 まずは、どうして俺様彼氏があんなにも偉そうにしてしまうのか、その心理から探ってみましょう!

本当は怖くて不安だから

 俺様彼氏の多くは、心の中に不安や恐れを持っています。たとえば、「彼女に振られてしまう不安」「どうしようもない部分がバレてしまう恐怖」などです。

 その不安や恐怖を払拭するために、手っ取り早く偉そうな言動で彼女より優位に立っていると錯覚させる環境を作り、彼女が離れていったり、弱い部分がバレたりするのを防ぎたいと思っているのかもしれません。

 本当に自信に満ち溢れて自分自身をまるごと認めている人は人の弱い部分も受け入れられますし、謙虚で器が大きいことがほとんど。逆に、口先ばかりで自分の大きさを誇示しようとするのは、自信がない男性の特徴とも言えるのです。

妥協できない完璧主義者

 俺様彼氏の中には、物事に一切妥協ができない完璧主義者もいます。考え方が白か黒かのどちらかになってしまい、「仕方ない」「そういう時もある」といった、グレーな考え方ができません。

 完璧主義者であることが原因の場合、彼なりの「完璧」な状態で愛情を尽くしてくれる可能性もありますが、彼女であるあなたにも「こうあるべき」という気持ちを持ってしまい、足りない部分に対して偉そうに指図してしまうのかもしれません。

彼女の気持ちを確かめている

 自分がどのくらいわがままを言っても好きでいてくれるか、彼女を試してしまう男性もいます。「ここまでなら大丈夫」と、偉そうな態度はエスカレートし、彼女が別れを決意しないギリギリまで偉そうにしてしまう場合もあります。

 少しずつわがままの度合いが強くなるため、その結果、彼女も彼に情が移ってしまい、「嫌なのになかなか別れられない……」という悪循環にハマってしまうのです。

偉そうな俺様彼氏となかなか別れられない理由

 偉そうな俺様彼氏はたくさんいますが、嫌なのになかなか別れられない女性も多いです。その理由をチェックしてみましょう。

依存しやすい関係性だから

 俺様彼氏となかなか別れられない理由は、2人が依存し合う関係性になっているからかもしれません。俺様彼氏は不安や自信のなさから彼女を困らせたり、心配をかけたりして、「彼女」の反応で自分の価値を確認しているのが特徴。つまり、依存しているのです。

 一方、彼女は、彼氏のことが嫌なのにも関わらず、「私がいないと彼はダメになってしまうかも」「私しかいない」という心理が働きやすくなってしまい、いわゆる「共依存状態」に。

 そのため、一時的に離れても、またすぐに相手が気になってしまい、彼氏は謝り、彼女は許す……そうして、ヨリを戻すことを繰り返してしまいがちです。

「自分」ではなく「彼氏」中心に考えているから

「彼氏」中心に考えてしまうのも、なかなか別れられない理由の1つでしょう。偉そうな彼氏を変えたい、彼氏がかわいそうだから別れられないといった考えは、「彼氏」が中心になっている状態。

 でも、偉そうな彼を子供のように面倒を見て相手をするほどに、彼は甘えてしまうのです。そして、「彼氏」を中心に考えている限り、依存状態を変えるのは難しく、なかなか別れられない状況が続いてしまいます。

めんどくさい俺様彼氏……偉そうな態度に疲れた時の対処法

 好きだけどめんどくさい……。そんな困った俺様彼氏に疲れてしまったら、自分のことを見つめ直してみると良いかもしれません。

本当は気づいている自分を無視しない

 好きな人と別れるのは、とても辛いことです。だから、別れにつながる「今、私は疲れていて幸せではない」「一度、離れたほうがいいかも」という気持ちに蓋をしてしまいがち。

 でも、まず自分を元気にすることを考えてみましょう。より良い未来のためにも、ボロボロのまま共倒れするより、自分の気持ちを大切にすることが必要かもしれません。

勇気を出して距離を置いてみる

 勇気を出して、一度距離を置いてみるのもありでしょう。お互いに相手中心の慣れた生活から離れることになるので、「もとに戻りたくなる」気持ちが強く働くでしょう。でも、ずっと相手しか見ていないのでは、彼もあなたも自分を見つめることができず、状況は変わらないのです。

 距離を置くことで、「変わろう」と彼に思ってもらうきっかけにもなるはずですよ。

偉そうな彼氏に疲れたら「自分」に軸を戻してみて

 自分の気持ちを押さえつけていると、いつか爆発してしまったり、体や精神を病んでしまったりと、良いことがありませんよね。大好きな彼のためにも、まずは自分の本音を大切にしてみてくださいね。

 相手を変えようとするより、自分が変わったほうが相手が変わるということもあります。あなたが元気で幸せいっぱいになれば、変化は必ず訪れるはず。1日も早く、疲れが癒されることを祈っています!

恋バナ調査隊
記事一覧
ライター女子部
趣味:恋愛、特技:恋愛――。3度の食事よりも男女の話題が大好き。日々、恋愛や結婚について考え、あれこれ調査しているアラサー&アラフォー女性集団。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


義母からってアリ!? 私が「プロポーズ」をやり直してほしい5つの理由
 大好きでかけがえのない存在である彼氏からのプロポーズは、一生の思い出になるでしょう。でも、そのプロポーズに納得いかなか...
恋バナ調査隊 2025-07-29 08:00 ラブ
33歳の“できる風”男が語った夢に呆然…「好きなことで生きていく」に騙された!
 いまやマッチングアプリやSNSでの出会いは当たり前。でも、相手の背景が見えにくいぶん、隠された真実に後から気づくケース...
おがわん 2025-07-28 11:45 ラブ
「それ以上でも以下でもない」結婚を“合理的”に決める40歳男性の計算。物価高を乗り切るためには正解?
「冷酷と激情のあいだvol.256〜女性編〜」では、同棲8年目にして、突然パートナーであるカズマさん(仮名)から、“ペア...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ
「納得がいきません」未婚主義の彼から突然のプロポーズ。同棲8年目で決意した男の呆れた仰天理由
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ
これ、うちの夫? マチアプで妻が発見。ミニスカ姿にまんまと釣られ…仕掛けた“おとり捜査”の行方は
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-07-25 11:45 ラブ
どこでもいいよ…って丸投げは困る! 経験者が語る“カップル旅行”で喧嘩になる7個の理由
 いよいよ夏本番。旅行を計画しているカップルも多いのでは。今の彼との結婚を考えているなら、旅行がおすすめ。これまで見たこ...
恋バナ調査隊 2025-07-25 08:00 ラブ
芸能界志望のイケメンに近づくチャンスは? 年上女性がハマる「恋愛」と「応援」の落とし穴
 最近、芸能人を目指す男性が、これまで以上に増えています。美容意識が高く、ファッションや髪型にも気を使うイケメンたちです...
内藤みか 2025-07-24 11:45 ラブ
「ディズニー女は無理」ってなんで!? マーケター男の独特すぎる“マチアプ”攻略法に仰天。顔出しNGは美形説も
 世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました...
論破男にイラ~!妻たちが明かした「夫の嫌いなところ」それでも離婚しない理由ってなあに?
 情熱的な恋愛を経て結婚したはずの夫。結婚生活が長くなり「気づけば嫌いになっていた」なんて人も多いのではないでしょうか。...
恋バナ調査隊 2025-07-23 08:00 ラブ
65%が妻からの提案。夫婦のリアルな寝室事情…夫と寝るのが吐き気がするほど苦痛です
 子どもが成長してきて、上の子はすでに自室で寝るようになり、そろそろ下の子も「ベッドが欲しい」と言い出すようになりました...
豆木メイ 2025-07-22 11:45 ラブ
ついていけないよ~!年下彼氏がいる女性の嘆き5つ。体力お化け男子との“お泊り”でめまいが…
 年下彼氏と交際中のアラサー・アラフォーは、体力の差に驚くこともある様子。中には「好きだけどついていけない…」と悩みにな...
恋バナ調査隊 2025-07-22 08:00 ラブ
もう限界!私の「離婚スイッチ」が入った5つの瞬間。致命的なのは浮気や借金だけじゃない
 現在、3組に1組が離婚するといわれている日本。離婚を切り出すのは妻からのほうが圧倒的に多いのだとか。そこで今回は、妻た...
恋バナ調査隊 2025-07-21 08:00 ラブ
「臭いチェックありがと」夫婦のイチャイチャLINEを見せてください♡  熟年も新婚もノロケるものなのね…!
 あなたの家庭では、LINEでどんな会話が繰り広げられていますか? 夫婦のLINEは2人だけにしかわからない世界観が確立...
恋バナ調査隊 2025-07-20 08:00 ラブ
妻が自覚しない“致命的な浪費癖”。「金をドブに捨てるのと同じ」と憤る45歳男性の願い
「冷酷と激情のあいだvol.255〜女性編〜」では、外回りの仕事をする夫・ユキノリさん(仮名)の暑さ対策への出費に悩む、...
並木まき 2025-07-19 11:45 ラブ
「暑さ対策は無駄遣い!」外回りの夫に激怒する40歳女性、子どもの塾代のため節約したいのに
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-19 11:45 ラブ
イケメン遭遇率No.1は「永田町のカフェ」って本当? 彼らに響く“意外な言葉”を評論家が伝授
 東京・永田町。大企業のビジネスマンから議員関係、有名大学の学生まで大勢の人が行き交う。「私にとってはローマ(笑)。全て...