学歴なんて関係ない! 東大卒男性が1年追い求めた奥様の魅力

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2021-06-04 06:00
投稿日:2021-06-04 06:00

奥さんを結婚相手に選んだ決め手は?

 東大生は「学内カップルが多い」とよく言われますが、村松さんは「結婚相手の学歴は気にしない」と言います。実際に奥さんは高校卒業後、ネイリストとしてお仕事をされていた方で、村松さんとは畑違いの道を進んできたとのこと。

 そこで気になるのが「奥さんのどんなところが結婚したいと思う決め手だったのか?」という点ですが、それは「自分の意見を持っていて、物事をハッキリ言うところ」だそうです。

 村松さんは独身時代から、結婚するなら「人として自立している、しっかりとした女性」がいいなと考えていたそうです。逆に依存されるのは苦手で、自分の言うことを全部聞いちゃうような女性もタイプではなかったとのこと。

「自分の言ったことに対して、反発してくるくらい意見を言ってくれる女性の方が、一緒にいて自分も成長できる」と考えているからだそうです。

 今の奥さんといると、ケンカになった時でも奥さんが意見をハッキリ言ってくるから、自分にない考えを提供されることで、レベルアップできていると感じるそうです。こういった日常生活からも学ぶ姿勢があるって、さすがは東大生!

 また村松さんは「休日の日には朝なかなか布団から出ずに、のんびりスマホでも見ていたいな」と思うタイプだそうですが、奥さんは朝起きた瞬間からシャキシャキと動いていて、家事などのタスクを先延ばしにせずにさっさと片付けてしまおうというタイプなのだそう。

「もし休日に二人ともダラッと過ごすタイプだったら生活が成り立たなかったと思うので、妻のシャキッとしているところも良かった」とのこと。村松さんは朝、奥さんに怒られながら起きているそうですが(笑)、朝ダラダラしていても時間の無駄なので、ありがたいと思うのだそうです。

 総じて、奥さんは村松さんに“ないものを持っている女性”だったことが、結婚相手として決め手になったとのこと。まさに人生のパートナーですね!

今回の学び

 結婚とは、人生を共にすること。

 一緒に過ごす生活の中で、村松さんはパートナーから得られる“気づき”を大切にし、成長していける家庭を築かれているんだな、と感じました。

 パートナーとして生きていく上で「自分の意見をしっかりと伝えること」と「相手の意見をしっかり聞くこと」は、とても大切です。そんなコミュニケーションが取れる相手と結婚することが、幸せへの一歩かもしれませんね。

【東大生の結婚データ #3】村松大輔さん(仮名/36歳)の場合

Q1、出会い
 →結婚式の二次会
Q2、交際年数
 →1年半
Q3、結婚した年齢
 →夫・30歳 / 妻・28歳
Q4、職業
 →夫・会社員 / 妻・元ネイリスト 現パート(共働き)
Q5、家族構成
 →娘2人
Q6、独身時代、どんな人と結婚したいと思っていたか?
 →人として自立していて、しっかりとしている人。依存しない人。
Q7、今の奥様との結婚の決め手は?
 →自分の意見をハッキリと言うところ。
Q8、結婚相手選びは正しかったか
 →正しかった
Q9、結婚相手の学歴は気にするか
 →気にしない

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

ラブ 新着一覧


恋してないけど…結婚アリ?「恋愛感情ナシ婚」を選んだ人たちのリアルな本音と意外なメリット
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に婚活中の女性からすると、紹介された男性に短い...
恋バナ調査隊 2025-09-18 08:00 ラブ
ヒカルの“オープンマリッジ”宣言、結婚する意味ある?「自由が欲しい」に抱く違和感。妻の発言も本心なのか
 人気YouTuberのヒカルが、新婚わずか数ヶ月で「オープンマリッジ」にすると発表し、話題になっています。  オ...
豆木メイ 2025-09-17 11:45 ラブ
「俺抜きで楽しく過ごすの?」“君のため”は愛情か支配か。号泣と怒りを繰り返す30歳男のワナ
 最初は誠実で気遣いにあふれていた彼が、気づけば行動を制限し、自由を奪っていく——。「愛情」と「支配」の境界線とは?
おがわん 2025-09-17 11:45 ラブ
恋愛でメンタル崩壊→「ゴムに穴開けた」って何考えてんの? 女たちの“ヤバいLINE”エピソード
 恋愛は、人の心や感情を大きく揺さぶります。恋愛がきっかけでメンタルのバランスが乱れてしまう人も…。  今回は、「...
恋バナ調査隊 2025-09-19 16:53 ラブ
彼女が推しに大金、許せる? 恋人の“理解できない”お金の使い方を調査!「男が奢って当たり前」にイラッ
 恋人がなににお金を使おうと自由。ですが、結婚を考えたとき、金銭感覚の不一致は大きな問題になるでしょう。
恋バナ調査隊 2025-09-16 08:00 ラブ
妻の「専業主夫になれ」にウンザリ。罵倒にメンタル崩壊寸前の47歳夫、家事は手抜きのくせに…とため息
「冷酷と激情のあいだvol.263〜女性編〜」では、15年ほど前に子育てのためにキャリアを捨てた紀江さん(仮名)の憤りを...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
「節約なんて楽しくない!」専業主婦になった元バリキャリ妻の大きな後悔。23年の結婚生活で失ったもの
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
どうせ疑われるなら――友人3人の絆が崩壊。束縛女、浮気男、略奪女…本当に悪いのは誰?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-24 21:19 ラブ
「裏アカに盗撮写真が…」彼氏がストーカー化。重すぎる愛がこじれた恐怖体験談
 彼女のことが大好きな一途な彼氏って最高ですよね。ところが、ある日を境にストーカー化したという怖い体験談が寄せられました...
恋バナ調査隊 2025-09-12 08:00 ラブ
ブームの“学び直し”は「恋のリスキリング」の絶好チャンス? 講座での出会いで陥りがちな落とし穴
「学び直し」をする人が増えています。これまでならカルチャースクールに通う程度だった熟年層の学びは、大学院に入り直したり、...
内藤みか 2025-09-11 11:45 ラブ
「私はペット代わりじゃない!」“犬ファースト”男が求める伴侶の条件。28歳女性が別れを決意した瞬間
 ペットは家族同然、大切にする気持ちは素晴らしい。けれど、その愛情が恋人関係をも上回るとすれば…? 
おがわん 2025-09-10 11:45 ラブ
許せない! 既婚男性が狙う女性の特徴「自信がない子は落としやすい」要注意の危険サイン6つ
 既婚男性が不倫相手に選ぶ女性には、いくつか特徴があるようです。「なぜか既婚者にばかり好かれる」「今まさにアプローチされ...
恋バナ調査隊 2025-09-10 08:00 ラブ
恋愛対象外です! 男が避ける“NG女”6つの特徴「あの人、キモくない?」は即アウト
 一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いといわれています。ですが、そんな男性にも“許せない言動”があるようです。...
恋バナ調査隊 2025-09-09 08:00 ラブ
再婚希望の51歳男「アプリの女はレベルが低い」美女と会えない理由を“離婚成立前だから”と考える能天気さ
「冷酷と激情のあいだvol.262〜女性編〜」では、結婚22年目にして夫婦ともに離婚を決断したものの、手続きの面倒さ故、...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
48歳妻が1年以上“仮面夫婦”でいるワケ。結婚22年目「もっと若い頃に離婚していれば」と後悔する夏
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
「小遣い月5万じゃ足りません」玉の輿婚を遂げた32歳妻、“メルカリ”バイトで見つけた嬉しい誤算
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-05 11:45 ラブ