肉じゃがは“非モテ”レシピ?彼氏が本当に喜ぶ手料理の選び方

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2021-07-07 06:00
投稿日:2021-07-07 06:00
 今も昔も、「家庭的な女性」を結婚相手に選びたいと思う男性は多いようです。家庭的なところをアピールするなら、やはり「料理」は外せないポイントでしょう。そこで今回は、彼氏に喜んでもらえるレシピの選び方をご紹介します。

肉じゃがじゃない!? 男性が本当に喜ぶ“彼女の手料理”って?

 “彼女に作ってもらいたい料理ランキング”をチェックして、「肉じゃがだったら間違いない!」と、彼に作った経験がある女性は多いはず。でも、実は肉じゃがはベストな選択ではないかもしれません。

“彼女に作ってもらいたい料理ランキング”に登場する「肉じゃが」って本当?

 “彼女に作ってもらいたい料理ランキング”で、殿堂入りをしている「肉じゃが」ですが、リサーチしてみると、意外な意見も多くありました。

・煮物っておばあちゃんっぽいから、もっと彼女っぽい料理を作ってもらいたかった。(29歳/自営業)
・じゃがいもって炭水化物だからご飯のおかずとしてはどうも……おつまみとしても、イマイチかも。(43歳/会社員)
・そもそも肉じゃがは、好きでも嫌いでもない。(35歳/IT関係)

……など、肉じゃがに好意的な意見だけではないようです。

 そういえば、男性で賑わう料理屋さんはラーメン、牛丼、焼肉など、がっつり系の料理が多いですし、居酒屋で「もつ煮込み」を頼む人はいても、「肉じゃが」をあえて選択する人は少ないです。とはいえ、「肉じゃがは大嫌い」という人も少ないでしょう。

 つまり、肉じゃがは、ただただ「良くも悪くもなく無難」なレシピなのです。

彼氏が「今、食べたいもの」がモテレシピになる

 もちろん、肉じゃがが大好きでたまらない男性だっているはず。でも、そんな彼だって、肉じゃがよりハンバーグが食べたい気分の時だってあるでしょう。つまり、「これを作っておけば間違いない!」というモテレシピなんてないのではないでしょうか。

 大切なのは「今、彼が何を食べたいのか」を的確に判断すること。彼氏から見たら、それが「彼女に作ってもらいたい料理」となりますし、モテレシピになると思います。

これがモテレシピ! 彼氏の胃袋を掴む手料理レシピの選び方

 自分なりに「これぞ!」という得意料理があったとしても、それが彼氏の口に合うかどうかはまた別の話。胃袋を掴むレシピの選び方、さっそくチェックしていきましょう。

彼氏の好きな料理を事前にリサーチしておく

 まずは、彼氏の好きな料理を事前にリサーチしましょう。初デートで手料理を振る舞うことにはなかなかならないですから、それまでにレストランや居酒屋で、彼が何を頼むか、どんなものが好きなのかを、ある程度チェックしておくと良いですね。

彼氏のお腹の空き具合をチェックしておく

 彼氏のお腹の好き具合を見て料理を作ることも、意外と大切なポイントだったりします。

「お腹空いてる?」と一言聞くことで、わかることはたくさん。空いているなら短時間でできるレシピを。空いていなさそうなら、一品追加したり、調理に時間がかかる凝ったレシピに挑戦することもできますね。

目安は小一時間ほど! さっと作れる美味しい料理を選ぶ

 小一時間ほどでさっと作れる美味しい料理を選ぶのも、モテレシピのポイントでしょう。待てば待つほど、美味しいものを期待してしまうのは当然のこと。むしろ、手際よく簡単そうに作っていたのに、すごく美味しかった!というほうが、意外性を狙えるかもしれません。

自分の負担にならない料理を選ぶ

 材料費も時間もかかる手の込んだ料理が成功して、喜んでもらえるのは嬉しいもの。でも、「また、あれ作って!」と言われた時に負担に感じてしまう料理は避けておいたほうが無難です。

 彼の期待度はどんどん上がってしまいますし、なにより「作るのが面倒だな」と思う気持ちが湧いてしまうと、楽しくありませんから。もちろん、どの程度を負担と感じるかどうかには個人差があるので、自分のボーダーラインを決めておくと良いかもしれません。

彼氏に手料理を作る時に気をつけたいこと

 彼氏に手料理を作る時、気をつけておきたいことがあります。

アレルギー、好き嫌いがないか聞いておく

 基本的なこととなりますが、食品に対するアレルギーの有無は聞いておいたほうが良いでしょう。生死に関わることもありますし、お互いのトラウマになってしまうかもしれません。

 また、彼の嫌いな食材をあえて使う必要もないでしょう。わざわざリスクを冒して、克服させる必要はないと思います。むしろ、初回は彼の好きな食材だけで固めるのも◎。失敗を防げるはずです。

彼氏の家で作るなら調味料、調理器具が揃っているかを確認しておく

 彼氏の家で料理を作る場合、意外と困るのが調味料や調理器具の不足です。料理をしない男性の場合、塩、醤油などはあっても、料理酒、みりん、だしの素はない場合がほとんど。使い慣れた調味料があったほうが味も整いやすくなるので、事前に要確認ですよ。

 また、一人暮らしの男性の場合、大きめの鍋やフライパンがない場合も多いです。ここもチェックポイントですね。

あればなお良し! メイン料理に合わせて用意したいプラスα

 最後に、メイン料理に合わせてあれば助かる、プラスαのことをお伝えします。

前菜&箸休めにもなる1品

 メイン料理だけでも十分ですが、もう1品作る余裕があるのであれば、前菜にも箸休めにもなる1品をプラスすることをおすすめします。

 居酒屋で「とりあえず頼む1品」と考えると良いかもしれません。枝豆、ナッツ、おしんこ、酢の物、サラダ、生春巻き、など、なんでも良いですが、この1品があるだけで見た目も充実しますし、メイン料理ができるまで待っててもらうのも気楽です。出来合いのものを買ってきてお皿に盛り付けるだけでも、もちろんOKです。

塩や胡椒などあとから追加できる調味料

 男性の多くは、彼女が作ってくれた料理の味が濃いor薄いと思っても、トラブルを防ぐ&申し訳なさから、何も言わずに食べてしまう人もいるようです。

 でも、味の好みは人それぞれ。塩や胡椒など、あとから追加できる調味料を用意して、「気にせずかけてね!」と伝えておくと良いかもしれません。かけ具合で彼氏の味の好みを知ることができるため、次回の料理の参考にもなりますよ。

一般的なモテレシピは参考までに! 彼氏にモテるレシピを開拓して♡

 コロナによっておうち時間が増えた今、彼氏に手料理を振る舞う機会が増えた女性は多いでしょう。

 一般的に「モテレシピ」と呼ばれるものはありますが、それは置いておいて、あなたの彼にモテるレシピを開拓していくのも楽しいかもしれません。もしもいつか彼と結婚した時、それがオリジナルの「妻の味」、そして、「母の味」になっていくはずですから。

 とはいえ、面倒だと思う時には無理をせず。お惣菜や宅配を利用するのもぜんぜんありです。二人のおうちご飯を、より楽しいものにしてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ラブ 新着一覧


あれ? 10歳上の彼が“おじいちゃん”に見えてきた…私が年上男を苦手になった4つの瞬間
 昔は「年上の男性って頼りがいがあって素敵♡」と思っていたのに、気づけば“苦手”になっていた…。恋愛経験を重ねるうちに、...
恋バナ調査隊 2025-12-08 08:00 ラブ
10年支えた彼と35歳で破局…女たちが燃え尽きた3つのエピソード。立ち直るにはどうする?
 仕事や恋愛に対して、ある日突然プツンと心の糸が切れてしまう「燃え尽き症候群」をご存知ですか? 今回は、恋愛で燃え尽きて...
恋バナ調査隊 2025-12-07 08:00 ラブ
45歳夫「月9万も出してるんですよ」生活費折半が不満。結婚のメリットは“家事の負担が減る”ことでしょ?
「冷酷と激情のあいだvol.275〜女性編〜」では、結婚5年目で家庭内において損得勘定の強い行動をする夫・マコトさん(仮...
並木まき 2025-12-06 11:45 ラブ
夫がセコすぎる! “家事代行代”は片方が負担するべき?「搾取され続ける関係はもう嫌」と呆れる42歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-12-06 11:45 ラブ
自分勝手すぎる!既婚者を「婚活アプリ」で見抜くポイント。自称“ペットを飼ってる”男性が怪しい理由
 先日、独身だと嘘をついて婚活アプリに登録して女性を騙した既婚男性に対し、裁判所が賠償金の支払い命令を出しました。 ...
内藤みか 2025-12-05 11:45 ラブ
「これが最後の恋だって」56歳男、運命の女から“無理な願い”に動揺。決断までの残り時間はあとわずか…
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-12-05 11:45 ラブ
地獄のクリスマス!彼氏が親友と浮気してた…冬に思い出す“最悪の12月24日”エピソード4選
「好きな人から告白された」「彼にサプライズをされて幸せだった」など、クリスマスに素敵な思い出がある女性もいるでしょう。し...
恋バナ調査隊 2025-12-05 08:00 ラブ
はぁ?「抱かれてるんでしょ」って許せない! 同僚からの“忘れられない一言”4つ
「同僚は心強い仲間」と言いたいところですが、現実はそんなに甘くない様子。同僚をライバル視して、嫌味や皮肉を言う人もいるよ...
恋バナ調査隊 2025-12-04 08:00 ラブ
やめとけ~。元カレの“SNSを監視する”女の心境。ストーカー認定されて即ブロック!
 1度愛した人をすぐに忘れるのは難しいですよね。きっと「つい元カレのSNSを監視しちゃう」なんて人もいるでしょう。でもそ...
恋バナ調査隊 2025-12-04 08:00 ラブ
泥酔でキッチンが大惨事…恋人の “酒グセ”が悪すぎる!酔っ払いにドン引きしたエピソード7選
 お酒が入ると誰しも言動が変わるもの。あなたの恋人は、酔っておかしなことを言ったり、不思議な行動に出たことはないでしょう...
恋バナ調査隊 2025-12-03 08:00 ラブ
ギャップにキュン♡ 5人の女性が「年下もアリ!」に変化したワケ。これって母性本能?
 大人になってから恋愛観が変わる女性もいるもの。「年上男しか興味なかったけど年下男もアリになった」なんて人もいるようです...
恋バナ調査隊 2025-12-03 08:00 ラブ
母の一言がグサッ!彼氏ナシ女の泣ける「クリスマス」エピソード。美容師さん、デートの予定を聞かないで…
 街はイルミネーションでキラキラ、SNSには幸せそうなカップルの写真が並ぶ季節になりました。だけど、私は今年も安定のシン...
恋バナ調査隊 2025-12-02 08:00 ラブ
「彼女が2人います」こんな“交際”はアリ? 別居婚に期間限定…変わった形のカップル6組に聞いてみた
 恋愛や結婚の形は人それぞれ。最近は「一緒に住む」「1対1で付き合う」という従来のスタイルにとらわれない、ユニークな関係...
恋バナ調査隊 2025-12-02 08:00 ラブ
ホストに借金700万!男女6人の「婚約を解消」した衝撃エピソード。結婚前に知ってよかった…!?
 すでに婚約済みであとは結婚するだけ。そんな2人が別れを決意するのはどんなときなのでしょうか? 実際に婚約を解消した経験...
恋バナ調査隊 2025-12-01 08:00 ラブ
「妻はオオカミ少年みたい」いつも“離婚する”と叫ばれウンザリ。悪口ばかりの関係に夫が終止符を打つ日
「冷酷と激情のあいだvol.274〜女性編〜」では、結婚12年目を迎えても夫婦喧嘩が絶えない理恵さん(仮名)の心情をお届...
並木まき 2025-11-29 11:45 ラブ
41歳妻、喧嘩ばかりで本当にイヤ! 密かに企む“夫の矯正計画”は成功するか?「義母はきっと協力するはず」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-11-29 11:45 ラブ