彼の妻へのライバル心から大胆行動に
――彼のFBのアカウントを見つけてから、今まで以上に彼を激しく求めるようになった。続けてください。
「はい……既婚者だとわかっていても、いざ彼の幸せそうな家庭を目の当たりにすると、頭を殴られたようなショックに陥りました。
私の知らない彼がいる。良き夫、良き父親なんだなって……。奥さまとはもうセックスレスだと聞いていましたが、変にライバル心が出てきてしまって……。
どうせなら、奥さんに負けない激しいエッチをしてやろうと思ったんです。愚かですよね。でも、変なところで妙なライバル心を掻きたてられて、それをセックスのスパイスにしちゃえば、自分は苦しまなくていいと思って、ある時、ノーパンで彼に会ったんです」
――ノーパン……ですか?
「はい、待ち合わせのカフェで、少しだけ遅れていったとき、私『今日はいつもと違わない?』と、蠱惑的にほほ笑みました。その時は白のブラウスにベージュのフレアスカート。素足に7センチヒールのサンダルです。
私をじっと見つめた彼が『いつもどおりキレイだよ』と言ってくれたのですが、彼の耳元に唇を寄せて『ノーパンなの』と伝えて、椅子に腰かけたんです。
彼、『えっ』と驚きつつ、ニンマリとしていましたね。向かい合ってコーヒーを飲んでいる時も『I子さんて、思いがけずエッチで……でも、品があるから、よけいセクシーだよ』って嬉しそうな表情で言うんですよ。ホテルに向かう時も、腰を抱いてくれて『この美女が、まさかノーパンだなんて、誰もわからないだろうな』なんて、優越感たっぷりに囁いて。
案の定、ホテルに入った時は、鍵を閉めたとたん、強く抱き寄せられてキスをされ、そのまま彼の手がスカートをめくり上げてきました」
彼の家族写真がよぎるも…
――続けてください
「彼の手が私のヒップを撫でまわし、弾力を確かめるようにやわやわと揉みしだいてきたんです。『ほんまにノーパンなんや。エロイなあ』と、彼が感嘆のため息をついた後、『アカン、I子さんの大切なところや、手を洗ってくるわ』って、慌てて化粧室に駆け込んだのが可笑しかったですね。
笑いながらも、ちゃんと私の体を労わってくれるんだと思うと、嬉しさがこみあげてきて……私も彼の後を追いました。
二人で洗面台に並んで、手洗いとうがいを済ませてから再びベッドに倒れこんだんです。
彼の手がスカートをめくって、私の恥部を見ると、すぐに手と舌での愛撫が始まりました。出かけるときにしっかりシャワーを浴びてきたから大丈夫かなって。そして、こんな流れになるかもと思って、あらかじめシワになりにくい素材の洋服を選んできたんですよ。
彼にアソコを舐められている間、私は自分でブラウスのボタンを外し、ブラジャーも取り去ったんです。
彼はすぐに乳房にも手を伸ばしてきて、クンニリングスをしながら、胸のふくらみを捏ねまわしてきましたね。キュッと乳首を摘ままれたときには、興奮で乳首が硬くしこっていて……そのうち、私も彼の股間をまさぐると、すでに硬い勃起が手のひらに当たりました」
――続けてください。
「私、この時はっきりと思いましたね。『このペニスは私のモノよ』って。幸せな家庭を築いていても、『オスとメスになれるのはAさんと私』だと、強く感じたんです。完全に奥さんへの対抗心ですね。(笑) 互いの体をまさぐっているうちに服を脱がし合い、いつしか二人とも裸になっていました。
彼のペニスがあらわになると、すかさず体勢を変えて、勃起を口に含んでいました。汗と残尿の味がありましたが、ちっとも嫌じゃなかった。夢中で舌を絡ませ、吸い立てたんです。
フェラチオのあと、私は自ら彼の上にまたがって騎乗位の体勢をとりました。コンドームをつけると言う彼に、『今日は大丈夫な日だから、このままで』と告げたんです。
不意にAさんの家族の写真がよみがえり、彼をつなぎ留めておきたい感情に駆られてしまって……。彼の勃起をワレメにあてがい、お尻を落とすと、互いの性器が寸分の隙もなく吸いつき合いました。『ああ、気持ちええわ』と恍惚の表情をする彼を見おろし、私は腰をくねらせたんです。
初めは上下、次に前後。積極的に腰を揺する私を見ながら、彼の興奮もヒートアップしていくのが分かりました。湿った息がぶつかり、歓喜の喘ぎが響きました」
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