おうち時間が増してさらに人気!フリマアプリ活用のススメ

更新日:2022-05-31 10:50
投稿日:2021-06-29 06:00

売れる人、売れない人の違いは何?

写真編

 最も大事なのは写真の印象です。商品の公式サイトから写真をコピペしている人もいますが、買い手の候補になるユーザーからは「本物を見せていただけますか?」というコメントが多く飛び交っています。

 まず初心者がやるべきことは、白い背景を購入することです。

 Amazonや100円ショップで壁紙を購入するのもよし、白い布の生地を買うのもよし。背景を購入したら、余計なものが写らないように撮影するのがポイントです。

 撮影は暗いところではなく、明るい部屋で行いましょう。特に午前中は日当たりのいいお部屋で撮影すると、光が綺麗に注ぎます。

 洋服の場合はブランドのタグ、ハイブランドの小物は保証書なども撮影しましょう。偽り品ではないことや、サイズの勘違いがなく安心して購入されやすいです。

 私の友人は、メルカリで洋服を購入してトラブルになったことがあります。販売者がサイズ1の洋服をサイズMとして出品していて、友人はその商品を購入したのだそうです。

「このブランドでMといえばサイズ2が届くだろう」と思っていたら……開封してびっくり。サイズ2ではなくサイズ1が入っていたといいます。

 サイズ1では着ることができないので、その後のやりとりに難航したと話していたことがありました。

 自己解釈で「これはMだろう」ではなく、ブランドがどのように表記をしているのか、そのまま掲載することの重要性を痛感するエピソードでした。

 フリマアプリで売れている商品を考察してみると、

・色々な角度やサイズ(アップにしたり、全体を写したり)から3枚以上撮影をしている
・背景に余分なものが写り込んでいない
・明るい部屋で撮影
・化粧品はグラム数も撮影

 これらの点を心がけ、購入者に安心感を与えている印象があります。

文章編

 販売するものにもよりますが

・購入時期
・商品の状態
・使用頻度
・定価
・サイズや容量

 さらに、自分の所感まで書いておくとトラブルが回避しやすいでしょう。「即購入、大歓迎です!」と一言入れると、相手もコメントをせず安心して購入ができます。

 商品の状態を書く際の事例として、洋服の場合、

「カーディガンの左袖にシミがありますが(写真○枚目参照)、顔を近づけてじっと見ないとわからないので、気づかれることはないと思います」

「バックの持ち手が少しよれています(写真○枚目参照)。そのため、定価5万円のところを、今回は特別に1万円で販売します」

 などマイナスなことを書いた後にポジティブな理由もつけましょう。

 私自身、しっかりと商品の確認をしなかったことによって、買い手の方に迷惑をかけてしまったことがあります。数年前にいただいたものの使用していなかったルームスプレーをセットで販売したのですが、新品未使用のためにプッシュが押せるか確認せずそのままお送りしたのです。

 すると、買い手の方に「プッシュができないものがあるのですが、ご確認されましたか?」という連絡がありました。新品なので、触れないことがいいと思って確認不足のまま送ってしまったことが大失敗の要因です。

 その後、お代はいただかないご提案をして運営会社に問い合わせて丸く解決しました。

 数年経った商品を出品する場合は、しっかりと確認して「新品未使用」ではなく「未使用に近い」で出品するべきだったと学んだ出来事でした。

 ◇  ◇  ◇

 いかがでしたか?

 ゴミ問題も深刻化する中、自分にとっては不要でも、誰かにとっては必要なものになることはとても嬉しいですし社会にとってもいいことですよね。

 月3万円のお小遣いも夢ではないですし、お部屋も綺麗になり、一石二鳥♪ 楽しんで活用してみましょう。

ライフスタイル 新着一覧


パーフェクト“たまたま”の精悍&クールな眼差しに痺れちゃう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ゴールデンボンバーの「女々しくて」は言い得て妙だった!
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
LINEのない生活は無理!父の死、仕事の失敗、自分の病…心が救われた話
 仕事で大きなミスをして落ち込んだり、大事な人を失って悲しんだりと、気持ちが沈んでしまう瞬間がありますよね。そんなとき、...
他人の不幸は蜜の味でも不倫より「よろめき」のほうが風情があっていい
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
義母が若すぎるとこうなるのか!介護の心配もジョークで交わせるって素敵
 年下の男性と結婚した場合や、夫の母親が若くして出産している場合には、若すぎる義母が誕生するケースがあります。中には、義...
ほっこり読み切り漫画/第59回「ボクは君で、君はボク」
【連載第59回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「「しっ...
「たかが、ものもらい」じゃなかった 30代女、霰粒腫の手術をしました
 先日、眼科で右目のまつ毛の生え際にあった“しこり”の切除手術をしました。「たかが、ものもらい」と思っていたのですが、こ...
久々に会ったペルシャ料理店の友人は変わらず元気だった
 お互いにいい歳。出合った頃より額は広くなったし、シワも増えた。  そして、なぜだか年々服装がハデになっていくんだ...
木下優樹菜はイチャイチャ公開…子の将来に悪影響を及ぼす母親の恋愛は?
 元タレントの木下優樹菜(35)が“アクセル全開”、SNSの投稿や出演番組があれやこれやと話題になっている。  た...
子供の言葉遣いが悪い時はどうすれば? 考えられる4つの原因
 子供が保育園や小学校に通い出すと、悪い言葉遣いを覚えて帰ってきます。また、悪い言葉遣いはSNSや動画サイトなどからも大...
“たまたま”の日常♡ この写真にぴったりな名前を選んでニャ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コクハク専属ライバー コクハクリーダーズ第1期生を大募集!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第1期生」...
金木犀の香りが空前のブーム!甘く懐かしくアンチエイジングに運気UPも
 とある量販店に行った時のことです。入り口付近に黄金色の商品ばかりが並び、遠巻きに見ると店舗全体が黄金色に輝いてみえる。...
タイパ? なにそれ。映画館で初対面の作品と出会う胸のときめき
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
リュウジ氏と港区女子の相容れぬ価値観「男子全奢り論争」諸悪の根源は?
 諸悪の根源はリュウジさんでも港区女子でもなく、ズバリ“あの人物”でしょう。 「バズレシピ」でお馴染みの人気料理研...
街が茜色に染まり始めた頃…ほんの1カ月前がすでに懐かしい
 夕暮れ前、ぼんやりしていたら辺りは真っ暗。少し前はそんなことなかったのに。  湿度を含んだ空気や強すぎる日差しが...