夏の定番「かごバッグ」を探しに行ったら… 2021.7.3(土)

コクハク編集部
更新日:2021-07-03 12:35
投稿日:2021-07-03 06:00

谷根千エリアまでお散歩

 関東もここにきて梅雨らしい天気となってまいりました。ご近所へのお散歩も躊躇われる日々ですが、チョイ前に“生活道具の聖地”に行ってまいりましたので、その時のお話しを。

「谷中 松野屋」(東京・荒川区)さん。下町情緒豊かな雰囲気の中に今風のおしゃれなカフェやパン屋さんなどが点在する谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアにあります。

 松野屋さんは人気の谷根千の中核を担う谷中銀座商店街の入り口付近(日暮里駅方面から)にあり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。メディアでもちょくちょく取り上げられ、松屋銀座の恒例催事「銀座・手仕事直売所」でも出店されている信頼できるお店です。

 ほうき、ちりとり、ザル、アルマイト製品などなど生活雑貨を取り扱っており、ひと言でいえば、「丁寧な暮らし」(に憧れる人も含む!)に寄り添う品々が揃っています。

狙うは「あけびのかご」バッグ!

 この日は「あけびのかご」狙いで伺いました。数年前から恋焦がれている品。かごバッグは夏の定番ですが、季節限定ではなく「一年中長く使える一生モノのかごバッグ」が欲しいと企んでおり、松野屋さんに足を運んだわけです。

 梅雨の合間の晴れた午後、軒先にはご覧のようにかごバッグなどがずら~り。素材もサイズもさまざまなタイプが並んでいて、買い物スイッチが否が応でも入ります(笑)。

 でも、ガマン、ガマン。きょうのお目当ては、あけびのかごですから。というわけで、店の中に入ってキョロキョロと探したわけですが、ベストなサイズがなかった。。。

 うーん、残念。でも、どこかでホッとしている自分もいたり。だって、諭吉センセイを数枚用意しなければならない高価な品物です、それなりの勇気がいりますよね(苦笑)。

ざるも欲しかったんです…

 代わりにというわけではありませんが、丸盆ざる(7寸)を購入しました。税込み2970円ナリ。

 買い物スイッチが入っていたとはいえ、衝動買いではありません。100均でも手に入るざるですが、“麺料理ほぼほぼエブリデイ”というぐらい麺好きとしては、せっかくなら本物のざるに盛りたいなあと。

 ちょうど使っていたざるが壊れかけてきたこともあり、迷うことなくレジへと直行。めでたく新調と相成りました。

購入したその日の晩酌から登場!

 早速、購入した当日から使いました。手の温もりを感じるというか、いやあ、テンション上がりますね。心なしか日本蕎麦も枝豆も喜んでいるように見えます(ここ、失笑するところです)。

 ですが、日々の小さな幸せを見逃さない精神は大事ですよね。憧れの丁寧な暮らしへの第一歩にもなるはず……。

 そんなこんなで、あけびのかごに想いを馳せながらビール缶をプシューッ。枝豆をつまみ、昨晩の残りのきのこマリネだの、十勝カマンベール切れてるタイプだのを挟み、蕎麦で締めたのでした。めでたし、めでたし。

(編集O)

 眺めるだけでも楽しい松野屋さんのHPはこちら

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【難解女ことば】蒲魚、何て読む? 予測変換出てこない…
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
8年前に“ゆるFIRE”した男 新NISAより確実なリターンは自分への投資
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
母親は夢を諦めなきゃダメですか?夫を「支えてあげて」の言葉が悔しい
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活をしている。  夜...
浮気より酷い夫の裏切り SNSには私の知らない「もう1人の彼」がいた
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活を暮らしている。 ...
妊娠妻の電話に出ない…いまだ夢見る漫画家志望の夫とワンオペ妻の軋轢
 初夏の印象が霞むほどの汗ばむ陽気の午前中。  林絵里奈は井の頭公園の池のほとりのベンチに腰を掛け、在りし日のデー...
「晩ごはん何?」焼肉、すき焼き却下でもやし炒め! 家族間攻防LINE3戦
 仕事で疲れて帰宅した時、一番楽しみなのは晩ごはんですよね! とはいえ、主婦としては毎日の晩ごはんのメニューを考えるのも...
【ファミマ】コンビニ衣類正直レビュー、ショーパンゆる履きはOKだけど
 ファミリーマートとファセッタズム(FACETASM)のデザイナー落合宏理氏が共同開発した衣類「コンビニエンスウェア」。...
【独自】すいかばか初の“夕方専用すいか”、気になる出来栄えは?
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
インフルエンサー退職願望のアラフォー、“発信=スキル”なる大きな勘違い
 普通の会社員を続けることに不安を感じる女性が増えています。周囲に自分の才能を活かして稼いでいるがいると、「自分も何か発...
職場やママ友“ケチな人”との付き合い方5選 1円単位で文句ブーブーは勘弁
「この飲み会、私はあまり飲んでないから、あなたたちが多めに払ってくれるよね?」「ここの料理、5,000円もするの? え〜...
背徳感がたまらにゃい♡ ガラステーブルの下から見る涼し気“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
夏場の観葉植物、様子が変!間違った育て方、救済法、最新便利グッズまで
 危険な暑さが続く夏。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は古い平屋の建屋のため、エアコンをフル活用しても、毎日が熱中...
きっと、夫も気付いていた…40女が長年の“腐れ縁”にケリをつける日
 実は筆者には、結婚前から長く続いている“腐れ縁”があります。その相手を仮にP氏とします。
くねくねコロンは信頼の証♡ 無防備な“たまたま”をガン見しちゃおう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
目的地は決めてない 見知らぬ町を深夜にふらつく解放感
 終電が終わって、深夜の踏切はしばしの休憩。また朝から大忙しだからね。  こちらは明日は予定もないから、見知らぬ町...
【難解女ことば】「婆」の部首はさんずいではない。正解は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...