噂のカミサリーは目指して訪れる場所にある
2020年9月にオープンして以降、おしゃれすぎるフードコートとしてメディアやSNSなどで紹介されることが多いこちら。ただ若干ヘンピなところにあるんですよね。
最寄りのJR新日本橋駅や東京メトロ小伝馬町駅からは徒歩5分ちょっとの立地とはいえ、いわゆる日本橋の中心部にある高島屋や三越、コレド群からは離れたエリア。わざわざ目指して訪れるお店ですが、平日午後でなかなかの賑わいです。
エモいの宝庫!居心地もバツグン!
10代20代の女の子たちがあちこちでエモい(もしや死語?)写真や動画を撮っておりました。打ち合わせが終わり、ひとりぼっちのアラフォー。PCと睨めっこするその姿は浮いてしまうのではないか……と一瞬ビビッてみたものの、杞憂に終わりました(苦笑)。
確かにお客さんの大半は若い女性ですが、見渡せば、ショーパン姿のロマンスグレーな男性(おそらく近所在住)が新聞を広げていたり、オフィスワーカーの男性がiPadの画面を“指ワイパー”していたり。老若男女問わず、思い思いに過ごしている様子……はい、居心地Goodです。
そんな居心地の良さを生み出す大きな要因は“非日常な空間”にあるかと。大きな窓を設えた路面店で席間隔も比較的ゆったりと取られています。
インテリアのコンセプトは米ブルックリンの工場。英語で書かれた看板が店ごとに掲げられ、カフェ、ベーカリー、ピザ、タコス、クラフトビールといった5つの異なる飲食店がずら~り。そこかしこにあるおなじみのチェーンとは一線を画す、オンリーワンな場所です。
特に「チガヤ」(神奈川・辻堂に本店を構える人気のパン屋さん)のコーナーはおいしそうなドーナツやパンが並んでおり、撮影せずにはいられない!(笑)
気になるお味は?
カフェとして利用したこの日は、チガヤのプレーンドーナツ(270円・税込み=以下同)と、「マインドスパ」の淹れ立てアメリカーナ(486円)をチョイス。ドーナツはチガヤの看板商品のひとつというだけあって、期待は高まります。
まーるい穴の空いたスタンダードタイプ。砂糖をたっぷりとまとい、ぷっくりとした見た目からして「おいしいやつでしょ? ええ、間違いなくおいしいやつですよ」といった雰囲気を醸し出しています。
パクッ。決して甘すぎず、くどくもなく、それでいてボリュームはたっぷり。生地のおいしさが際立ち、多くのドーナツラバーを虜にするのがよくわかります。
レモンドーナツも♡
実は迷いに迷って、レモンドーナツ(313円)をテークアウトしました。キュートな店員さんから、レンジで20秒ほど温め直して食べるとよりおいしいですよとのアドバイスを受け、チンして食べたのですが、これがまた絶妙。小さなダイス状にカットされたドライレモンが生地の中に練り込まれていて、食感も風味付けとしても心地いいアクセントになっていました。
「使える場所」としてぜひブックマークを!
COMMISSARYは午前中から夜まで通し営業(詳細は各店舗のSNS等で確認ください)。ランチ、オヤツ、ノマド、夕方飲み、夜飲み、デート、友だちとワイワイ……日本橋界隈で知っているといろいろなシーンで味方になってくれそう。ブックマークをオススメします!
でもって、筆者は早くも「アワー クラフト」のビールで喉を潤しつつ、「北出タコス」と「ピザスライス カミサリー」の“オトナのハシゴ使い”を妄想しております。
adress:東京都中央区日本橋本町3-11-5 マルサンビル1F
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