空前の配信ブーム! 配信者とより親しくなるための基本テク

内藤みか 作家
更新日:2021-07-08 06:00
投稿日:2021-07-08 06:00
 最近は多くの配信サイトがあり、数え切れないほどの番組が流れています。そのなかから素敵な配信者を見つけた時は、気に入られたいという気持ちも出てくるもの。配信者と親しくなりやすい視聴方法とは、どのようなものなのでしょうか。

今なぜ配信が人気?

 近頃配信が盛んです。専用サイトで配信する人もいれば、SNSからの動画や音声の配信をする人もいて番組の数が多すぎて選ぶのに迷い人も多いはず。なかには配信だけで収入を得ているプロ配信者も現れ、一部にはYouTuberのように、高収入を稼ぐ人も。そしてその配信者を支えている視聴者たちも大勢いるのです。

 今、なぜ配信が人気なのでしょう。この記事を書いている私自身は、コロナ禍の自粛期間中に配信にハマったひとりです。配信の一番の特徴は、テレビやYouTubeと違い、こちらのコメントにすぐに返事をしてもらえること。なかには入室しただけで「いらっしゃい◯◯さん」と話しかけてくれる配信者もいます。

 部屋の中でたったひとりでリモートワークをしている日々だと、人との触れ合いがとても恋しくなるもの。そんななかでも配信者はこちらに語りかけてくれます。

 大勢の視聴者がいる人気配信者だと名前を呼んでもらえる機会はあまりありませんが、少人数のアットホームな配信だとかなり確実に呼んでもらえて、それで気持ちが落ち着いた夜もありました。この配信者との距離の近さこそが大きな魅力なのでしょう。

まずは連続して通うこと

 実際に配信者と仲良くなり、認知してもらうためには、どうしたらいいでしょうか。

 まずは気に入った配信者の番組に何度も通うことです。配信の曜日や時間を決めている人もいれば、時間が空いた時に突発的に配信を始める人もいます。通知設定をするなどして、番組をできるだけ逃さず聴くこと。そうすれば「この人よく来てくれてるな」と認知されやすくなるはずです。

 また、積極的にコメントすることも必要です。特に、視聴者数がまだ少なく、質問コメントが少ない時には、発言が重宝されることでしょう。そして発言すればするほど名前を覚えてもらいやすくなるのです。

投げ銭は少額でも確実に

 配信にはアイテムプレゼントなどの投げ機能が付いていることも多く、これを活用すると、より配信者に認知してもらいやすくなります。高額の投げ銭をドンと1回送るよりは、少額であっても毎回送るほうが覚えてもらえて「いつもありがとう」と言ってもらえるかもしれません。

 大切なのは配信者に「この人は課金してくれる視聴者だ」と認知されることだと思っています。いろいろ質問やリクエストをしても投げ銭をしない人も多いですが、投げ銭はリクエストに応えてもらった時にこまめにお礼の投げ銭をするなど、コミュニケーションツールとしても使えます。積極的に活用していくべきでしょう。

イベントはしっかり盛り上げる

 また、大切なのはイベント配信です。配信者の誕生日や周年記念日などに行われるお祝い配信や、他の配信者とのコラボ配信など、配信には時々スペシャルな内容のものがあります。これらにはできるだけ参加し、応援することも大切です。

 特に他の配信者の枠にゲストで登場する際には、ファンのひとりとして参加し、投げ銭することで「この人にはファンが大勢いるんだな」と周囲にも知ってもらうきっかけとなるでしょう。

 ホストクラブでもホストの誕生日にはシャンパンを入れてお祝いするなど、特別な課金を愛の証とするところがありますが、配信でもそれは似た部分があります。

 配信者の誕生日などのお祝いごとには、普段の課金額よりも多めの投げ銭をして盛り上げると、配信者にも喜んでもらえることでしょう。

 視聴者が多い配信者には、高額課金をするファンもすでに大勢ついていて目立つのが難しいこともあります。親しくなれる狙い目は、デビューしたての配信者です。まだ視聴者が少ないので、何度も質問に答えてもらえてとてもオトクですし、応援しがいもあるというもの。好みのタイプの新人配信者を発掘してファンになれば、成長を共に喜び合えるので、おすすめです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...
家庭の派閥争い…夫の“ポカリ甘すぎ、アクエリアス!”に猛反対する妻
 混沌とした世の中。世界で起こっている戦争や紛争だけでなく、会社やネット上のコミュニティーでもあらゆる「派閥争い」が繰り...
40代が自分の老いを実感した切ない瞬間4つ 運動は得意だったのに(涙)
 年齢を重ねると、体の老いを実感する瞬間が増えてきますよね。特に若い頃に運動が得意だった人は、頭では動けると思っているの...
ストリッパー、Airpodsおじさんに学ぶ。
 AirPodsをしたサラリーマンのおじさんを通勤電車で見た瞬間、私はその後ろ姿にぎゅんと心惹かれた。  なにそれ...
百均は飽きた…目的地はスタンダードプロダクツ!プチ模様替え厳選4商品
「普段の生活で使う、日用品をちょっと楽しく。」そんな思いを込めて生まれたStandard Products(スタンダード...
別れる時くらい言いたいことを言う? それとも…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
恋愛運は大吉にゃ♡ ご利益抜群な激レア三毛“たまたま”を激写!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
恋愛も金運も良縁GETするならこれ!強靭的に長生きするサマースイトピー
「物価上昇が止まりません。どうしていいか分からん」と嘆いている方、多いと思います。  ワタクシもご多分に漏れず、仕入れ...
上司「あそこのチゲ鍋はおいしいにちげーねー」喜ばせるダジャレ返しは?
 昭和生まれの人はおおむねダジャレ好き。  特に職場のおじさん世代は、LINEでもダジャレを送ってくる人がいます。...