更新日:2021-07-17 06:00
投稿日:2021-07-17 06:00
「THE MUSIC DAY」で散見された謎の演出
櫻井、相葉ともに奮闘したが、どちらも視聴率を落とすことになった要因は番組の構成に問題があったように思う。「THE MUSIC DAY」は前述の通り嵐不在の影響をモロに受けたが、それ以外にも苦肉の策なのか謎の演出が多かった。
例えばDREAMS COME TRUEの結成秘話ドラマが長尺で挿入されたが、本人たちの出演はなかった。また誰がどのように投票したか分からない女性アイドルランキング1位である松田聖子(59)のインタビューもVTRで大々的に行われたが歌唱はなし。きわめつけは「うっせえわ」で大ブレーク中の女性シンガーAdo(18)を初生出演と謳いながら、本人の顔出しはなくアバターパネル越しに櫻井らがトークするのみで、こちらも歌唱はなかった。
「FNS歌謡祭・夏」はカラオケ大会の揶揄も
「FNS歌謡祭・夏」ではその「うっせえわ」をAdoが出ない代わりにファーストサマーウイカ(31)がカバーし、知らない人なら本物と聞き間違うほど見事な歌唱をして見せた。しかし、他の若手女優陣のカバー曲の連発に対してはネット上から「女優のカラオケ大会いらない」と手厳しい声があがった。
また今年のヒット曲が少なく、古い曲のコラボが多すぎることや、お笑い芸人より本物のアーティストを見たかったという不満も多く見られた。
いずれも音楽ファンの願いは「企画モノよりシンプルに曲が聴きたい」ということのようだが、果たして来年はその声が反映されるだろうか。
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