日常生活、無理…! しんどいことがあったときの持ち直し方

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-07-26 06:19
投稿日:2021-07-26 06:00
 失恋、離婚、対人関係、仕事の失敗……悲しいかな、大人になっても打ちのめされてしまうようなショックな出来事は時折やってきます。それでも大人として責任のある立場。平然とした顔をして、日々を乗り越えるにはどうしたらいいのでしょう?
 この漫画の主人公・リコちゃんは、彼氏にお別れを告げました。自分に失望したリコちゃん、体にムチを打ってなんとか無事に出社をしましたが……?

ごはんがおいしければ大丈夫! 自分をいたわって

 本当にしんどいことがあったときは、食欲すらなくなってしまいますよね。大人になるとどんなに悲しいことがあっても、まるで何事もなかったかのように出社したり育児をしたりしないといけないもの。周りにも私情はなかなか出せませんよね。

 だからこそ辛い渦中にいるときは、自分をこれでもかというくらい、いたわってあげましょう。

 美味しいものを食べる、意味もなく有休を取る、温泉に行く。休日に家から一歩も出ず漫画を読み漁る。マッサージやエステを予約する……などなど。こういうときくらい、少し奮発してしまいましょう。私もしんどいときの気分が上がるリストをいくつか決めています。

 気分転換はもちろん、それすら難しい場合はとことん悲しみに浸るのもアリです。むしろ悲しいときに思いっきり悲しんだ方が、その後の立ち直りも早くなるようです。デトックスのために、泣ける映画を観て思いっきり号泣するのもスッキリしますよ。

 自分を大切にいたわって、少し英気を養ったら、また普通の生活に戻っていけばいいんです。しんどいときこそ自分にやさしく、自分を甘やかすことに全神経を注いでみてください。

登場人物紹介

リコ
幸せの絶頂から一転、離婚から立ち直りたいアラサー。 彼氏とお別れして、だめな自分に失望中。自分から振ったくせに、被害者ヅラはしたくないんだけど……つらいものはつらいよ。

ノラ
リコの高校時代からの友人で、同じ会社の別部署で働いている。リコの失恋を知り、彼女にできる方法で励ましてみた模様。おいしいは絶対正義なんだよ。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ライフスタイル 新着一覧


「こっちに付いてきて」広島で“たまたま”が秘密基地にご案内
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
再婚しても元夫・家族に子どもを会わせる?本音は「面白くない」だけど…
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
「不倫」と「浮気」の違い、知ったかぶりしてませんか?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり読み切り漫画/第64回「みんな揃って、メリークリスマス」
【連載第64回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
愉快な酔っ払い友達「どこ?寝室に辿り着けない」 私「あんたんち、1R」
 お酒の飲み方は人それぞれです。楽しく飲める人もいれば、酔っ払って記憶を無くす人も…。今回は酔っ払い状態の友達から届いた...
ドライアイ解消にも 目もと専用「アイシャンプー」の効果
 数カ月前、眼科で右目の上まぶたにあった霰粒腫(さんりゅうしゅ)の切除手術をしました。その際、医師に「できやすい体質って...
セクハラに時間が解決?責任を負わない事なかれ主義者の無責任LINE3選
 波風を立てず、責任を負わず、誰かがどうにかしてくれると見てみぬフリばかりする「事なかれ主義」。  一見、平和主義...
見た目とキャラが合わないのは当然!悩んだときの考え方
「見た目の印象とキャラがだいぶ違うよね」と言われて、悩んだことはありませんか?  自分が周りに与える印象と実際の自分と...
夜明けとともに起きだしたコハクチョウの胸の内
「あ~! 眠いけど、きょうも1日がんばるかあ!」  なんて言ってたりして。今朝の自分のことだけど(笑)。  ...
SNSや現実でも…他人の容姿批判がやめられない人は2種類いる
 みなさんの周りに、他人の容姿(ビジュアル)についてうるさい人、いませんか?  私はそういう人を見るたびに「かわいそう...
バカにしてる、よね? 部下になめられる理由と上司が改めたい悪癖3つ
 キャリアアップはうれしいけれど、部下ができると「なんだかなめられている気がする…上司としての威厳がないのかな?」と新し...
いつだって癒しを提供…成長が楽しみな“たまたま”を愛でる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
そのあえぎ声、どこまでが本当ですか?
 素朴な疑問、と頭に付ければ何を聞いても許されるとは思っていないのだが、失礼を承知で、どうしても聞きたいことがある。 ...
落ち込んだらシーラカンスのことを考えるといいかもしれない
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
お正月にしめ縄って必要かぃ?「しめ縄」と「しめ縄飾り」の違いも解説
 今年もあと2週間を切りました。年末だというのにあまりの暖冬、ここ数日は少しは寒くなったものの更年期のワタクシは、本職の...
「女は見た目がすべて」の思い出に悶々…容姿いじりのトラウマの克服法
「女は見た目がすべて」なんて言葉が昔からあるように、男性よりも女性の方が外見を厳しく見られる傾向です。そして残酷なことに...