母親に愛されなかったケース
母親がシングルマザーでなくても、年上女性を選ぶケースも多いもの。そのなかには、母親に育児放棄されたり虐待されたりして、十分な愛情を得ることができなかった男性たちも含まれています。こうした男性は、かなり年齢が上の女性に思慕の念を抱く場合もありますが、そこには母親から得られなかった愛情を充足したいという願いが隠れていることがあります。
甘えたいという理由で年上女性を好む男性は、母親にあまり構ってもらえず寂しい思いをして育っている場合があります。こうした男性にはとことんまで甘えさせてあげつつ、母親代わりに社会のマナーを教えてあげなくてはならないことも。その場合、大きな問題が発生します。彼が自立した際には、母親タイプではない別の女性を探しに行ってしまう、つまり浮気してしまう心配もあり得るのです。
母親に愛されすぎたケース
そしてもうひとつは真逆の、母親に愛されすぎたケースです。過保護とも思えるほどに甘やかされて育った男性の場合、女性は自分の言うことをなんでも聞いてくれるもんだという間違った思い込みが入っている可能性があります。彼らが年上女性を恋愛相手に選ぶのは、母親と同じくらいのレベルで自分を愛してくれるだろうという期待があるからです。
こうした男性はかなりワガママで、女性に料理や身の回りの世話をしてもらって当然のような態度を取るケースがあります。世話好きな女性ならばそれも楽しいでしょうけれど、そうでない女性は苦痛に感じることもあるかもしれません。けれど妙に自信満々で、仕事もそれなりにできるケースも多いので、それを魅力に感じる人は多いようです。
年下男性と交際する時には、彼がどうして年上女性を求めているのか冷静に観察し、自分がそれに応えられるかを考えることも必要です。さりげなく「お母さんとは仲がいいの？」などと尋ねてみると、彼の育ってきた環境や、彼の心のうちが透けて見えてくるかもしれません。
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