堂本光一が逸脱した出待ち、つきまとい行為に声を上げた
Kinki Kidsの堂本光一(42)が先月29日に更新した公式ブログ内で、一部ファンの迷惑行為・マナー違反(=通称:やらかし)について厳しい口調で言及した。ジャニーズでは以前よりファンに対し、タレントへの出待ち・つきまとい行為や移動に使用する公共交通機関に押しかける行為を再三にわたり注意してきた。
しかし、それが守られていないとして、堂本は「(コロナ禍という)この時期に必死に寄ってこようとするアホまでいます」「近寄らなきゃ、ちょっと遠くから見るからいいというわけでもありません」と苦言を呈し、「同じ機内のすぐ横に乗ってくるキモい人もいます」とかなりキツめの言葉も使いつつ注意を促した。
堂本がここまで強く訴えたのも、彼だけでなく後輩も多大な被害を被っているからだろう。関ジャニ∞の大倉忠義(36)も自身のブログで、「駅や空港で執拗に追いかけてくる人がいる」「そろそろ限界だ」など数回に渡り注意喚起をしている。
“やらかし”でマウントを取る者まで…
こうした行為はタレントのみならず、公共の場で一般人にも迷惑をかけてしまう。18年には、地方公演から東京行きの新幹線に乗るKing & Princeのもとに大量のファンが詰めかけ一般客にぶつかったり、新幹線に張り付いてスマホでメンバーを撮影するなどして、駅員が制止したものの出発時刻が遅れるという事態になった。
Hey! Say! JUMPにも同じような被害があり、メンバーがブログで注意してきたのにも関わらず、19年にはデビュー以来続けてきたアリーナツアーを見送ることになってしまった。
“やらかし”で手にした画像や動画をSNSに投稿し、マウント取りをする者もいるようだ。他にも個人やグループへの迷惑行為は枚挙にいとまがない。
女性アイドルヲタも“新幹線を止める”?
ところで、女性アイドルヲタクの場合はどうか。AKB48グループや乃木坂46ら坂道シリーズはジャニーズに匹敵する人気を誇ってきた。ただ、一部の行き過ぎたファンによるストーカー行為などは同様にある話だが、“ある程度の熱心なファン”が集団で押しかけ新幹線を止めてしまった、という話はあまり聞いたことがない。
ジャニーズと女性アイドル両方を応援してきた筆者の感覚だが、ジャニーズは“手の届かないスター”であり、握手会など1対1の接触系イベントがある女性アイドルなどは、“知り合いのような存在”にまでなれるという違いがあるからではないか。
前田敦子や白石麻衣とも会話が可能だった
公のイベントでメンバーに名前や顔を“認知”されるチャンスが多分にあり、わざわざマナー違反を犯してまでメンバーを追いかけまわさなくても満たされることが多い。
全盛期の前田敦子(30)とも、白石麻衣(28)とも、ヲタクは握手券さえ積めば数秒から分単位で会話ができた。コロナ禍の現在はオンラインでの「トーク会」が主流になっているが、こちらでも“認知”は比較的容易だ。
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