“イクメン”はブランディング…理解なき妻に夫が抱く不快感

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-08-14 06:03
投稿日:2021-08-14 06:00
冷酷と激情のあいだvol.51〜女性編〜」では、「イクメン」を気取る夫の本性に我慢の限界を迎えた妻・1さんの心情をご紹介しました。では、Iさんの夫であるAさんは、今の家庭生活についてどう考えているのでしょうか?

「イクメン」は対外的なブランディング

「どうもこうもないですよね。なんで妻が、こっちのブランディングには協力しないで、文句ばっかり言ってくるのか、よくわからないです。

 今、家計は俺の収入でほとんどを担っているんですけど、その収入って、俺のブランディングだったり仲間との付き合いだったりで勝ち得ている“仕事”の対価じゃないですか!?

 妻だって、それでメシを食っているくせに、俺のやり方にギャーギャーと文句を言ってくるのが信じられないですよ」

「イクメン」をアピールしているのは、そのほうが仕事上の人間関係が円滑になると考えているから、だというAさん。実際にご自身でも「自分、本当はイクメンタイプじゃないですよ!」と、あっさり認めています。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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