結婚後に性格が豹変!“釣った魚に餌をやらない”男の見極め方

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-08-14 06:00
投稿日:2021-08-14 06:00

実態はねちねち細かいケチオトコ

 ある女性のケースをお話しします。

 彼は交際中は常にご馳走してくれて、誕生日などの記念日にはブランド物のプレゼントも忘れません。稼いでいる彼は、彼女に「専業主婦としてサポートしてほしい」とプロポーズしました。

 そんな気っぷのいい彼の本性が出始めたのは、入籍して8カ月後……。夫婦で海外に1週間旅行に行くことになった時のことです。

「7日間も海外で外食するわけだから、渡している食費が浮くわけでしょ。計算して返してくんない?」

 返納すべきか考えた奥さまは、複雑な思いがよぎったと言います。

「確かに厳密にいえばそうかもしれませんが、お金がないわけじゃあるまいし、旅行の楽しみな気持ちが半減しました」

 それを言ったのがキッカケになったのか、ネチネチとした細かさが増えてきたそうです。

「トイレットペーパーはシングル以外買ってはいけないとか口を出してきます」

 冷蔵庫をのぞいては賞味期限切れの食品がないか確認するのは日常茶飯事。電気の消し忘れには露骨に嫌な顔をされ、それからしばらく無視されました。奥さまは決してだらしのないタイプではありません。

 揚げ句、ゴミの日に出すゴミの中までチェックしている始末で、何を捨てているか工夫してゴミ出しをする毎日に苦労をしているそうです。

 実は彼、学生時代から服も靴も捨てたことがないそうです。タダでもらえるものなら必要がないものでも並んで持ち帰る癖があり、奥さまに戦利品として嬉しそうに渡していたのだとか。

 振り返ると彼は自分に利がない限り、部下であっても缶コーヒーの一本もおごらない人だったそうです。

 利害関係なく、身の丈に応じた他人への施しができる人は推しメンです。

山崎世美子
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男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
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