残暑はまだまだ厳しい!助けてクルクマ!
![豆っころみたいに小さいのがホンマの花らしいんですわ byさぶ店長](https://5541e23e49e966345177fb232be848b9.cdnext.stream.ne.jp/img/adult_article/000/013/194/fb0e363ca9d8d8a5c7333716e6e2960b20210830194417922.jpg)
お花屋さんで観賞用として販売されている「クルクマ」の歴史は意外にも浅く、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」にて日本に初めて紹介をされたのでございます。
それまでは塊根が食用や漢方、着色料として知られていたウコンが、鑑賞用の花として国内でも栽培・品種改良がされるようになり、現在ではお花の種類が少ない夏の暑い時期に、お花屋さんの店頭を守ってくれる頼りになるお花に成長いたしました。
前述の通り、切り花としてのクルクマは色、大きさともにとても豊富。鉢物だってございます。
そして何より日保ちも抜群! 夏の出始めだと1カ月近くのロングライフな種類も。花屋のワタクシでも、売るには日にちが経っているけど、処分するのは迷ってしまうほどガッチリしたクルクマも正直ございます。
旬な季節が夏ということもあり、お盆やお彼岸などの仏花としても大活躍! もちろん、お祝いの花束やアレンジでも、他のお花と見事にマッチングしながら、静かなる自己主張で存在をアピールしております。個性的なフォルムのお花やグリーンと合わせても負けない、なかなかデキるお花でございますわよ。
クルクマのお手入れ方法
![もう一つの花言葉は「乙女の香り」(写真:iStock)](https://5541e23e49e966345177fb232be848b9.cdnext.stream.ne.jp/img/adult_article/000/013/194/b37ebfccb55ab25feb12089c4b3eef1b20210831095957775.jpg)
お手入れ方法はとてもカンタン。
切り花としてのクルクマは、はっきり言って特別な水揚げ方法も必要ございません。茎はみずみずしくシャキッとしており、水の吸い口をナイフやハサミで斜めに切ると、ほのかにさわやかな香りがいたします。
もし可能であれば、一日一回、保湿のため苞葉や花に霧吹きをするとさらに日保ちがいたしますが、別にやらなくても十分日保ちが期待できますので、アナタが苦労しない方法でお楽しみくださいませ。
まるで南国をイメージするような爽やかで清々しい花姿のクルクマ。まさに夏限定の今しかないお花でございますので、ぜひお試しあれ。
もう一つの花言葉「乙女の香り」そのまま、清々しく香り立つようなクルクマの美しい花姿が、アナタの傍らで極上の癒しの時間を提供してくれることを、遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。
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