更新日:2021-09-10 06:00
投稿日:2021-09-10 06:00
彼からのLINEに大人の対応を
――不倫相手のGさん(45歳・自動車メーカー・妻子アリ)のご家族と鉢合わせしてしまったのもショックですが、贈られた香水が、まさか奥さまと同じものだったとは衝撃的です。
「はい……すれ違った時にふんわり漂ってくる香りが、自分と同じもとだと思うと、もう悲しいわ、苛立たしいわで本当に最悪でした。
でも、やはり彼は見事な立ち回りです。しばらくすると、LINEで『さっきは偶然会えて嬉しかったよ』と、あえて、家族の話題は出さずに、嬉しい気持ちのみを送ってきたんです」
――それに対して、H美さんの返信は?
「とても悩みましたが、彼の『家族の存在をなかったものにしたい』という意思が伝わってきたので、私も大人の対応をしました。『びっくりしたけれど、私も嬉しかったよ』と。もちろん、香水の件には触れません。彼が浮気対策をしてくれているのは十分わかりましたし……やっぱり好きなんですね。惚れた弱みです。お家賃だって少なからず負担してもらっているし……その後は、女友達と一緒に近くのカフェで少し早めの夕食を摂りました」
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