彼氏の部屋の片付けポイント “お節介”にならないためには?

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-04-26 09:41
投稿日:2019-03-10 06:00
「彼の家で掃除をしたら喧嘩になった」そんな経験がある方は多いはず。散らかった部屋を、つい片付けたくなる気持ちは分かりますが、やりすぎには注意が必要です。なぜなら、「気が利く」と「お節介」は紙一重だから!無駄な喧嘩をしないためのポイント、早速見ていきましょう。

彼氏の部屋を片付ける時に知っておきたいポイント!

 おうちデートは、外では分かりづらい家庭的なところをアピールする絶好の機会!お節介になりすぎない、彼氏の部屋の片付けポイントをお伝えします。

おすすめは水回りの片付け!

 1番のおすすめは、水回りの片付けです。女性が自宅に来る際、最低限、部屋やトイレを綺麗にする男性は多いですが、流し台やお風呂場まで手が届かないことがほとんどですので、きっと喜ばれるでしょう。

 ただし、この場合には明らかに「掃除していない」ことが分かる場合だけ。普段ある程度綺麗にしている男性にとっては嫌味に思われたり、潔癖症だと思われる可能性もあるので塩梅を見てくださいね。

「ついしちゃった」くらいが良い

 何事もそうですが、そもそも「やってあげた」と言われたら、せっかくの好意も押し付けがましくなってしまいます。彼氏の部屋の片付けに関してもそう。「してあげる」のようなスタンスではなく「ついしちゃった」くらいが良いのです。

 ポイントは「何かのついで」に片付けること。お風呂に入ったついでにカビ取りをする、お料理したついでにコンロの油汚れを取り除く、など、目につく場所から少しずつ始めましょう。

 鈍感な男性だったらなかなか気づいてくれないかもしれませんが、そこは目をつぶって。ボディブローのように、少しずつ効いてきますから!

やりすぎ注意!お母さん化もあり得る!

 男性の中には片付けをされても全く嫌がらず、むしろ心の底から喜んでくれるタイプもいます。でも、やりすぎには注意が必要!「彼女がやってくれるだろう」とあてにして、より片付けられない男になってしまうのです。

 すでにお母さん化している場合には、一緒に片付けを教えてあげるのが有効でしょう。いずれ同棲や結婚に繋がる相手であったら、あなたにとっても損はありません。

 とはいえ、部屋が散らかっている男性には隠し事が少ないことが多いです。浮気の心配は少ないという利点はありますね。

面倒なら排水溝の髪だけでも

「彼氏の家が汚くても気にならない」という方もいるでしょう。それでもうまくいくカップルなんて、ごまんといますし、アピール方法はひとそれぞれ。

 でも、最低限、排水溝に流れた自分の髪くらいは綺麗にしておきたいものですね。いつかは溜まる髪を片付ける時、男性は少なからず「自分のではない髪」を見てちょっとだけがっかりするのですから。

彼氏の部屋の片付け=プライバシーに触れることだと認識する

 その昔。彼氏の家で洗濯物が散らかっていたので、なんとなくたたみ始めた私。「気を遣わないでいいよ!」と言われたのに、遠慮してるんだろうと気の利く女ぶって全部たたみました。

 でも、夜中に見てしまった!なんと、私がたたんだ服を彼氏が自分流にわざわざたたみ直していたことを!(この人とは一生やっていけないと思った瞬間でもありましたが……)

 どんなに散らかっていても、彼氏にとっては自分だけのプライベート空間なんですよね。カスタマイズされているものを勝手に変えてしまっては、喧嘩が勃発するのも無理ありません。

 散らかった部屋を見るとつい片付けスイッチが入ってしまう世話焼き女性は、まずはぐっと堪えること!そして、どの程度までプライバシーに踏み込んでOKなのか、まずは水回りからお掃除を始めて、様子を見てみてはいかがでしょうか。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ライフスタイル 新着一覧


義母vs実母の“初孫”バトル勃発! マウント合戦に巻き込まれた新妻の叫び「私たちは代理戦争の駒じゃない」
 幸せなはずの新婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おやつにワクワク♡ 猫の尻尾がピン♪ “にゃんたま”の勝利ポーズが尊すぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どもを思うほど胸が痛い…ひとり親家庭が抱える“見えない苦労”。差別や偏見とどう向き合う?
 2024年に離婚した夫婦の数はなんと18万組にのぼるのだそう。なかには「ひとり親家庭」となる人もいるでしょう。子どもと...
コンクリ貫通の生命力!「タカラジェンヌ」が由来の高貴なお花、寒さに弱いはずが“3度の冬”を越えたわけ
 今年の夏も暑かった!、我がお花屋の店先では、暑さにめっぽう強い見上げるほど大きく育った「南国生まれの貴婦人」が見ごろを...
効いてくれよ、スタバ1杯分! 更年期女がすがる心のお守り。すべてはプラシーボ効果と気づいても
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
この夏もやらかした! 女たちの“反省エピ”7選。「自分史上最も夏を無駄にした」「大出費でクレカを直視できない」
 毎年のことながら、終わってから「もっとこうしておけば…」と思うのが夏休み。今年も例に漏れず、反省を抱えたまま日常に戻っ...
「逃げたら干されるぞ」若手芸人が踏み込んだ“後戻りできない”選択。大金と引き換えに失ったキャリア
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。  現在は清浄化...
「我が子を可愛いと思えない」産後に心が壊れかけた経験談。私は母親失格だ…なんて思わないで
 出産してから「なんだか最近自分が自分じゃないみたい」などと異変を感じている人は、先輩方の声を参考にしてみるとよいかもし...
義母「うちの子そっくり」にザラつく…。“孫フィーバー”の裏、無視され続けた嫁の叫び。私は透明人間じゃない!
 私の友人サエ(32歳・銀行員)が第一子を出産したのは昨年の冬。待望の赤ちゃんが誕生し、夫婦で新しい生活を始めた矢先、彼...
芸術の秋!美少年“にゃんたま”の曲線美と薔薇にうっとり♡ まるで絵画みたいじゃない?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
騙された!一見“仕事デキる風”…でも実は? 有能ぶったLINEにご用心。“能ある鷹”の逆パターンも
 世間では仕事ができない風に見えるLINEを送ってくるのに、実は超有能な人材だった話もよくあります。その一方で、本当は無...
【漢字探し】「鰯(イワシ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
母が急病、社長の「帰りなさい」に涙…一生ついて行くと決めたLINE3選。元カレの言葉にホッ
「この人だけはどんな自分も受け入れてくれる」「この人だけは失いたくない」など、絶対的な信頼や必要性を感じる人に出会えると...
【マジかよ】ごま油×ミルクコーヒーに反響。老舗メーカーの“推しレシピ”にネット困惑「ヤバそう」「勇気でない」
「金印純正ごま油」などで知られる老舗メーカー「かどや製油」。企業公式X(旧Twitter)が2025年10月1日に投稿し...
「夜職だって立派な仕事」それ、本気で言ってる? 水商売への “本心”に気付いてしまったスナック嬢の独白
 最近は本当に“キラキラ夜職”が表に出る時代になりましたね。が、私は本当に危ないと思っています。 「そんなことない...
私が『愛の、がっこう。』に重ねた親との苦しい関係。振り返ってわかる“完璧じゃない”からこそ得られたもの
 フジテレビ系で放送されたドラマ『愛の、がっこう。』を観ながら、ふと「わたしの親も、今で言えば“毒親”だったのかもしれな...